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20話 ユウマ、村を開拓する

【バッジェ】ん〜………




【バッジェ】あっ!思いついた!

【イブラ&シーネル】おっ!なんですか?!

【バッジェ】ふっふっふ、それはな〜


(バッジェはとある方向へ指を向けた)


―――――――――――――――――――――


(指を向けた先は)


【バッジェ】ユウマ様、村長代理、よろしくお願いしますぞ!

【ユウマ】え、え?、えぇ?!!


(自分が指されるとは到底思っていなかった様子のユウマ、この展開は予想できただろうに…というような顔をするシーネルとバッジェの二人)


【ユウマ】なぜ?!どうしてぇ?!

【バッジェ】どうしてって、そりゃ今この村でユウマ様以上に適任者がいないからですよ

【ユウマ】ええ……


(するとユウマは肩をトントンと叩かれた)


【シーネル】大丈夫です。何かあれば私に相談してください!私は村長の娘なので!

【ユウマ】あ、あぁ、はい…


(もう断れない雰囲気になってしまった)


【ユウマ】(断れない雰囲気になってしまった以上…もう受け入れるしか…)

【ユウマ】、、、

【バッジェ】ユウマ様、村長になるということは村を自由にすることができます

【バッジェ】この村は領地こそあります。なので畑を増やしたり、家を増やしたり、訓練場なんかを作っても構いません。今のユウマ様の財源ならそれらを作ることは可能です。

【ユウマ】(畑、家、訓練場か…)

【バッジェ】さらには!ユウマ様の好きな木々や花など!

【ユウマ】(果実とか?!花も自由に?!)

【バッジェ】さらにはユウマ様の知識でこの村にはなかった新たなる娯楽などを作れば……色々できますよ

【ユウマ】(娯楽!)

【バッジェ】まぁ、全て財源があればなのですがね…

【ユウマ】よし!わかりました!

【バッジェ】、、、え?

【ユウマ】俺……村長やります!!

【ユウマ】(それに、元々断れないような雰囲気だったし!うん!ちょうどいいんじゃないか?!)


【バッジェ&シーネル】おぉ!✨

(拍手)パチパチパチパチ


【ユウマ】(前世の頃の夢だった…まちづくりをこの世で、この村で、俺好みの村に作り変えてやる!)


【バッジェ】では、早速お願いしますね

(馬車に乗り、行こうとするバッジェ)


【ユウマ】え!いやいやいやいや、ちょっとまってくださいよ


(必死に引き留めるユウマ)


【ユウマ】何かないんですか?ほら、あの、何か〜、村の財源とか記載されている書類なんかは…

【バッジェ】そういうのは、シーネルに申してください。

【ユウマ】え、?

【シーネル】ふふっ


(後ろで微笑んでるシーネル)


【バッジェ】では、行きましょう。

【イブラ】はい、では

【バッジェ】ユウマ様…任せましたよ。

【イブラ】長距離転移(ロングテレポート)


ヒュン


、、、、、、、


【ユウマ】(任されちゃった〜、、)

【シーネル】さてと、ではさっそく村長として初の仕事をしましょうか!

【ユウマ】えぇ早速?!

【シーネル】はい!もちろんです!!


(ユウマの手を握り、連れて行く)


【シーネル】さぁ!行きましょう!

【ユウマ】わぁあ!、、


(手を握られ、村の中心部へと連れていかれる)


(数分歩くと…)


【シーネル】つきました。ここが普段お父様がお仕事をする場所です。

【ユウマ】ここは、バッジェさんの家の真隣、ていうか隣接してるね。

【シーネル】はい!もちろん中からの行き来もできます。


うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】お邪魔しまーす…


ガチャ(ドアが閉まる音)


(中はまんま書斎のような場所だ)


【ユウマ】(わぁ〜お、一面本しかない…)

【シーネル】ささ!ここに座ってください!本日やる業務がありますよ!

【ユウマ】ふむふむ、


(ユウマはシーネルが指した椅子に座り、目の前にあった紙の書類を見る)


【ユウマ】(3枚あるな…どれから手をつけるべきか、いや、ここは…)

【ユウマ】(一旦全部見よう)


【ユウマ】じーーー、、


―――――――――――――――――――


___________________________

【書類1】 ー新農具提案書ー


・作業の効率化のために

私たちに脱穀機を作ってほしい

__________________________


___________________________

【書類2】ー人口減少防止の案ー


・村の人口減少を止めるための

 案を出し、実行してほしい

__________________________


___________________________

【書類3】ー魔物問題ー


・村へ来て襲ってくる魔物を

 どうにかしてほしい

__________________________


(※今からこれらの書類の内容は見やすいように簡略化したものです。全貌が見たい人はのちに投稿されるCパートPart6をご覧ください)

―――――――――――――――――――


(全部見終わったユウマ)

【ユウマ】ふぅ…

【シーネル】一応、今あるその3つの課題が今の村の懸念される問題です。


(椅子にもたれかかりながら)


【ユウマ】なるほどねぇ…

【ユウマ】(すっごい生々しい内容だったな…)

【ユウマ】とりあえず3つ目の[魔物問題]は俺が結界やら何やらでとりあえずは魔物の侵入を抑えとくよ

【シーネル】あっ!ありがとうございます!

【ユウマ】(暇な時にちゃちゃっとやっておこう)

【シーネル】さっそく一つ解決ですね!

【ユウマ】あとは、そうだな…

【ユウマ】2つ目の[人口減少防止の案]は現状だとすぐには解決できなそうだし…あと残ってるのはこの[新農具提案者]…か。

【ユウマ】(脱穀機作ってほしい…と)

【ユウマ】(ダルぅ…)

【ユウマ】とりあえず、いま使ってる脱穀機を見せてほしいな

【シーネル】え?脱穀機?そんなものこの村にはありませんよ

【ユウマ】え?ん?えぇ???


(シーネルの思わぬ返答に目が点になるユウマ)


【シーネル】近頃王都で脱穀機という画期的なものが発明されたらしいので、この村にもほしいということです。

【ユウマ】(なんだそりゃぁ?!……まぁたしかに【新たな】とはどこにも書いてないからな)

【ユウマ】(ん?ちょっとまてよ?てことは、、)

【ユウマ】いま脱穀はどうやってしてるの?まさか素手?!

【シーネル】はい。そうですよ

【ユウマ】(なんだってえぇ?!!)


(ユウマは顔面蒼白するほど衝撃が大きかった)


【ユウマ】(前世では脱穀なんてそこそこすぐに終わるぞ?!)


【ユウマ】(小声)作…う…

【シーネル】ん?

【ユウマ】作ろう!!いますぐに!!

【シーネル】えぇ?あぁはい


(庭に行くユウマとシーネル)


(ユウマは簡易的な脱穀機を数十分で作った)


【ユウマ】(よしできた!できないなりに頑張った!昔の脱穀機!名前は知らんけど…)


(ユウマが作ったのは[千歯扱き]というものだ)


【シーネル】おぉ!✨ですがこれは話題になっているものとはかなり違ったものですね…なんというものなんですか?

【ユウマ】え?(小声)あぁ…そうだな…

【ユウマ】「ドレッシェン」ってぇいうやつかな?ははは…

【シーネル】ドレッシェンというものなんですね。初めて聞きました。

【ユウマ】(とっさに前世でやってたゲームのプレイヤー名にしちゃったけど)

【ユウマ】とっとにかく、これでかなり素手よりかは効率化できるはずだ。ためしたいのだが、稲はないのか?

【シーネル】稲ならすぐそこの倉庫にた〜くさん保管してありますよ

【ユウマ】よし、ならいくつか取りに行こう

【シーネル】わっかりましたぁ!


(村長の地下にある。食糧が保存されている地下倉庫へ来た)


【ユウマ】おぉ、なんか色々とあるな

【シーネル】この村で採れた食料のおよそ半分はここで保管されています。

【ユウマ】へぇ〜……


(目的の稲がある場所まで歩く)


【ユウマ】(色々とこの異世界特有の食べ物があるな、形が前世のやつと似ているけど配色が終わっている…正直言って食べたくはないな)

【シーネル】この扉の先です。


うぃぃぃぃん(扉が開く音)


どどーん!!(稲がたくさんある)


【ユウマ】すんごいたくさんあるね

【シーネル】ちょうど5日前に収穫をしたところなので


(ユウマは2束ほど稲を収納(ボックス)に入れて、倉庫を後にする)


【ユウマ】よし、じゃあさっそくやるよ!

【シーネル】はい!

【ユウマ】よぉ〜!

【シーネル】(わくわく✨)

【ユウマ】っと!


ザクっ!パラパラパラ、、


(もみが外れてどんどん床に落ちる)


【シーネル】おぉ!✨これは、すごいです!

【ユウマ】そ、そうか?

【シーネル】えぇ!これはかなりいいです!少し改良すれば売れますよ!

【ユウマ】ええ、それほどなの?

【シーネル】はい!


【ユウマ】(シーネルから話を聞くと、今王都で流行っている脱穀機というのは、ただ)メリケンサックのようなものをつけてやりやすくするだけのようだった。俺からしたら何が画期的だなんと思うが、画期的なものらしい)


【シーネル】これがあれば、畑の皆さんが喜びますね♪


【ユウマ】(シーネルはとても気に入ってくれたようだ)


―――――――――――――――――――


___________________________

✅【書類1】 ー新農具提案書ー


・作業の効率化のために

私たちに脱穀機を作ってほしい

__________________________


___________________________

【書類2】ー人口減少防止の案ー


・村の人口減少を止めるための

 案を出し、実行してほしい

__________________________


___________________________

✅【書類3】ー魔物問題ー


・村へ来て襲ってくる魔物を

 どうにかしてほしい

__________________________


―――――――――――――――――――


【ユウマ】(翌日からヤブキ村に普及した脱穀機は、すぐさま村の住人全員に普及され、すごく効率化がされた)

【ユウマ】(この世界の文明度は思ったよりも低かったという事実を今になって思った)


【シーネル】さぁユウマさん!村の皆さんから要望が届いていますよ!

【シーネル】ユウマさんの作ったドレッシェンがものすごく好評でした。その影響で色々と要望が増えていますよ

【シーネル】こちらです。


(5枚ほど紙を渡す)


【ユウマ】なんか多くない?そんなに影響あったの?

【シーネル】はい、一応ドレッシェンは全員が所持している状況です。

【ユウマ】え!?そんなにも?!

【シーネル】はい!もちろん私も持っていますよ!量産も簡単なので準備が整い次第、王都などへ輸出しようかと計画しています。ユウマさん、よろしいですか?

【ユウマ】(前は確か3枚だったよな?だがいまは前残った1枚のやつを含めて今は6枚…やっぱり大変だな、村長って)

【シーネル】ユウマさん?

【ユウマ】あ〜、いいよ別に〜(適当)

【ユウマ】(まぁでも、こんな感じのをバッジェさんはずっとやってきてたんだ、すごいなぁ)

【シーネル】わかりました!じゃあ早くて3日後くらいに王都へ輸出していきます。

【ユウマ】は〜い。………って、ん?

【ユウマ】(やべぇ、シーネルさん今何か言ってたと思うけど、ほとんど聞かずに返事しちゃった、シーネルさんもう部屋から出ていっちゃったし…ん〜、まっ!多分大事にはならないだろ!)


(そんなこんなでユウマは再び書類を見て仕事へ移ろうとした)


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