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13話 !大型ダンジョン! その5

【アズベルト】まぁでも、あのゴーレム達を一撃で倒すほどなんだ、きっと強いパーティーなんだろうな!

【ユウマ】え?あのゴーレムってそんな強いんですか?

【アズベルト】知らないのか?あれは結構強い部類だぜ

【ユウマ】へぇ、へぇ〜(やっぱ無敵チートスキルだな)

【ユウマ】俺らは3人でパーティーしてる


(そっからユウマはスイとハクのことを紹介し、アズベルトがリーダーを務めるパーティーの四人の使徒フォースファクトと一緒にダンジョン調査をすることになった)


―――――――――――――――――――――


(ユウマ達は7階層をアズベルト達と共に探索している最中)


【アズベルト】その能力すごいなぁ

【ユウマ】ん?あぁこれですか

【ユウマ】空間把握支配(プレスヘラエバン)っていいます。空間把握ですね。

【アズベルト】空間把握か

【アズベルト】だが空間把握のスキルでもこんなダンジョンのマップをそんな風に視認できるほどのものではないはず、何か仕掛けがあるのか?

【ユウマ】(やっべ〜、支配のことって言っても大丈夫なのかな?)


(ユウマはハクの方をチラ見して)


【ユウマ】(ハク、支配のことは…)

【ハク】(言わないほうがいいでしょう、言っても複雑になるだけです)

【ユウマ】(だよね〜)

【ユウマ】あ、あはは〜仕掛けなんてそんなのないですよ〜

【アズベルト】だがこのレベルの空間把握なんて見たことがないぞ?

【ユウマ】進化して視認できるようになったんじゃないですか?

【アズベルト】ふむ、なるほどな、たしかにその可能性はあるな

【ユウマ】ほっ…


(レイナシオンとフォースファクトは共に話し、敵を倒しながら8階層の階段へと進む)


【ユウマ】よっと


ザシュ、ザシュ


【スイ】えーい!


バコーン


【ゴーレム】ピピピ…

バタン


(ユウマとスイはフォースファクトの人たちが戦闘準備をする前にすでに攻撃をするためフォースファクトの人たちも気が緩んでユウマ達に戦いを任せていた)


【アズベルト】もうすぐ8階層へ続く階段があるな

【ユウマ】そうですね

【アズベルト】いや〜しかし、本当にユウマさんとスイさんはお強いですね。

【ユウマ】いやいや〜

【スイ】それほどでも〜


(レイナシオンとフォースファクトは8階層へと続く階段の場所にたどり着いた)


【ユウマ】よーし階段だ〜

【アズベルト】次は8階層ですね

【アズベルト】正直私たちのパーティーは先ほどのゴーレム達と戦ってあのザマです。なのでこの先もユウマさん達の足を引っ張ってしまうので、私たちはここで引き返そうかと思っています。

【ユウマ】そうなのか…

【アズベルト】ですが、おこがましいとは思いますが、ユウマさん達がよろしければダンジョン調査について行ってもよろしいですか?

【ユウマ】え?

【アズベルト】ユウマさん達の力はもの凄いです!あのすごく硬いゴーレムを一撃で倒すほどの攻撃力を持っているので、ユウマさん達がいれば私たちはまだまだ深いところまで行けると思うんです。

【アズベルト】なのでついて行ってもいいですか?正直なところ、このダンジョンの調査依頼ではたどり着いた階層が深ければ深いほど実績として加算されます。なので必然的にパーティーランキングでも上の方に行けるのです。

【ユウマ】そういう感じなんだ。

【アズベルト】はい、なのでユウマさんがよろしければこのままついて行ってもよろしいですか?

【ユウマ】うーん、まぁいいですよ

【アズベルト】ぁ!ありがとうございます!

【フォースファクトのみんな】ありがとうございます!


(そうして、レイナシオンとフォースファクトは8階層へ行くべく階段を下る)


【ユウマ】さてと、ここが

【ユウマ】8階層か…

【ユウマ】「空間把握支配(プレスヘラエバン)

【ユウマ】よし、では行きましょう

【アズベルト】あぁはい!


(8階層内を歩くユウマ達、するとスイに足異変が)


【スイ】痛っ…


(スイはダンジョンの床につまずいて少し足を捻ってしまった)


【ユウマ】っは!

【ハク】スイ様!大丈夫ですか!

【スイ】ううぅ、大丈夫…少しつまずいただけだから〜……


(スイは痛いのを必死に我慢しているのがわかるほど顔に出ていた。目には少し涙も浮かんでいる)


【スイ】ううぅ…

【ハク】スイ様、いますぐに治癒いたします。

【キルス】あ、待ってください!

【ハク】えぇ?

【ハク】どうして止めんですか?!スイ様が大変なんですよ?!

【キルス】わかってます。なので私に治癒させてくれませんか?

【ハク】…はぁ?

【アズベルト】彼女は白魔導士なんだ、治癒をすると追加でいろいろなバブが付与できるんだ。

【キルス】はい、なのでスイちゃんには足の身体能力を上げるバフを付与します。

【ユウマ】なるほど

【ハク】…では、お願いします

【キルス】はい、おまかせを


(キルスはスイの元へ行き、杖を床に置いて手をスイに向けてかざし唱える)


【キルス】白魔導「ヒールバフ」!


………………


【キルス】どっ、どうでしょうか?

【スイ】うーん


、、、


【スイ】足痛くな〜い!

【キルス】よかったぁ〜

【スイ】キルスさん!ありがとう!

【キルス】(可愛い!!!)


(ふたたび探索を再開する)


【ユウマ】この曲がり角の先に3体ほどいます。

【アズベルト】そうなのか

【ユウマ】戦いますか?

【アズベルト】いやいや、私達はもういくら頑張ってもこの先の敵には敵わないと思いますよ?!

【ユウマ】ではここで待っていてください

【アズベルト】わかった、無事を祈る。

【ユウマ】任せてください!

【ユウマ】行くぞ!ハク!


(曲がり角から飛び出したユウマとハク)


(2人は走りながら)

【ユウマ】(そういや曲がり角での鉢合わせとかそういうのはいまのところないな、毎回曲がり角から俺らが奇襲をしているな)

【ハク】主様、あちらを

【ユウマ】??


(ユウマ達の目線の先には、ゴブリンの姿が)


【ユウマ】あれはゴブリンか!

【ハク】そうですが、少し違いますね

【ユウマ】なに?!

【ハク】真ん中がジェネラルゴブリンです!サイドにはマスターゴブリンです!

【ユウマ】マスター?ジェネラル?

【ハク】簡単に言いますと、マスターゴブリンはハイゴブリンの上位種、ジェネラルゴブリンはリーダーです!

【ユウマ】なるほど!説明サンキュー!


【ゴブリン達】ぐあぁ?


【ユウマ】(気づかれた!だが、攻められる前に攻めるのみ!)


(立ち止まり、同時に唱える)

【ハク】上級炎魔法「フレイムミサイル」!

【ユウマ】上級炎魔法「フレイムミサイル」!


【ゴブリン達】ぐわぁぁぁ!


バコーン(爆発音)


【アズベルト達】ぐぅ…


(爆発した風圧がアズベルト達を襲う)


【ユウマ】よし倒せたな


(ユウマ達はアズベルト達の元へ戻った)


【アズベルト】ユウマさんとハクさん、まさか上級炎魔法を使えるなんて

【ハルビナ】本当です!私でも中級魔法を扱えるようになったばかりなのに、上級魔法なんてとても…

【ユウマ】そ、そうなんですね。(上級魔法ってそんなにすごいんだ)

【ユウマ】(でもそっか、上級魔法だしな)


(再び探索を再開するユウマ達)


【ユウマ】これさ、このダンジョンは一体何階層まであるんだ?

【ユウマ】もうずっと同じ景色、道も単調…正直もうつまらなくなってきた

【アズベルト】はっはっは!ユウマさんは飽きるのが早いな〜!

【ユウマ】(小声)ええ、転生前もそう言われてました

【アズベルト】ん?何か言ったか?

【ユウマ】あぁいえ、なにも〜

【ユウマ】(下手くそな口笛を吹く)


【アズベルト】そ、そうか


(足を止めるユウマ)


【ユウマ】待ってください

【アズベルト】ん?なんだ、どうした?

【ユウマ】この先、まだ視認できてないですが、敵がいます

【アズベルト】何?!

【ユウマ】しかも、なんと2つ赤点があるので2体以上はいます

【みんな】なんだってぇ〜!?

【ユウマ】いつの間にそんなに息ぴったりに…

【ユウマ】と、とにかく!迂回しましょう。幸い迂回ルートもそこまで最短経路と階段までの距離は変わりませんので

【アズベルト】よし、なら迂回をしよう


(片道を少し戻り、迂回ルートに行くユウマ達)


(しばらくして、迂回ルートを通り階段前まできた)


【ユウマ】(迂回ルートを通ったおかげか敵に遭遇しなかったな、ていうか)

【ユウマ】すっごい今更ですけどこのダンジョンってもしかして敵の数、少ない?

【スイ】あ〜!

【ハク】確かにそうですね

【アズベルト】ふむ、たしかに敵の数は他のダンジョンと比べるとかなり少ないな、ここまでくるのに敵と遭遇することはそんなになかったからな

【ユウマ】(だから俺たちよりも早く7階層に来れたのか?)

【アズベルト】だが、フロアボスはかなり強い…3階層でAランクの魔物が出てくるほどだ

【ユウマ】え?あれは普通じゃないんですか?

【アズベルト】普通は訳あるか?!、いいか!

【ユウマ】は、はいぃ


(肩をがっしりと掴まれたユウマ)


【アズベルト】フロアボスはな、3階層だとDかどんなに強くてもBくらいの魔物なんだ、それなのに今回見つかったこの新規ダンジョンである荒地の大神殿(サバナパルテナ)は最初のフロアボスである3階層のやつでさえAランクだったんだ、俺の言ってる意味、わかるよな?

【ユウマ】あ、はっ、はいぃ……

【アズベルト】よし、わかってくれたようでよかったよ

【ユウマ】(この人、所々熱い部分があるな)


(階段を下り、9階層へ行く)


【ユウマ】ここが9階層か〜✨うわ〜すご〜い✨

【アズベルト】何も変わってないぞ

【ユウマ】こうでもしないと気が狂いそうですよ、ただでさえ少し飽きてきてるのに

【アズベルト】なら、早く攻略しないとですね


(9階層を探索しているユウマだが、すぐにある異変に気づく)


【ユウマ】ん?


(立ち止まるユウマ)


【アズベルト】ん?どうしました?

【ユウマ】変だな、この階層、敵がいないぞ

【みんな】えぇ?!


(みんな少し焦り出す)


【キルス】え、敵がいない?

【ヘイズ】こんなことダンジョン探索して初めてのことだぞ?

【ハルビナ】もしこれが本当ならどうしよう…

【ハク】敵がいない…不思議ですね、ダンジョンにあるまじき光景です

【スイ】敵いない?どうしてぇ?

【アズベルト】ユウマさん、その〜、敵がいないというのは本当なんですか?

【ユウマ】はい、「空間把握支配(プレスヘラエバン)」の画面には赤点が一つもない、だから必然的にこの階層はフロアボスのみということになる。

【キルス】フロアボスだけ?

【ヘイズ】そんなことあんのかよ…

【ハク】主様、そういうことでしたら、少し注意すべきことがあります

【ユウマ】ん?なんだ?

【ハク】この場合、おそらくはフロアボスがものすごく強いんだと思います。

【ユウマ】なるほど、確かにそうかもしれないな

【アズベルト】てことはもしかするとここが…

【ハルバナ】荒地の大神殿(サバナパルテナ)の…

【キルス】最下層?

【アズベルト】もしかしたらそうかもしれない…だとすればハクさんのいう通りかなり強いはずです。ユウマさん、行きますか?

【ユウマ】あぁ!どの道、俺に戻るという選択肢はない!


(歩き始めるユウマ)


【ユウマ】行くぞ!9階層のフロアボスを倒して、このダンジョンを攻略するぞ〜!

【みんな】おぉ〜!

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