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多言失言遺言  作者: シャバゲナイト老婆
first season
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22/49

インジャスティスは思考する

あえてテイストを変えてみました。

「裸はいいものですね。」

 僕の後ろに座って居る真白さんは言う。

 あのあとどうなったかというと、結局真白さんは下着を履き替え、僕がカーデガンを貸したのだが、「私は仏教徒なので。」という、意味が分からない返答をされてしまったので、なにも返す言葉を思いつかなかった。

 そして、真白さんは僕がチンパンジーのコンビニで買った下着をつけて、僕は再び自転車を漕ぎ始めたのだ。

 あの、女性と自転車2人乗り、って言うと、どう思いますか。あの、別に僕はスケベでもエッチでもないんですが、やっぱり、男として、思っちゃうじゃないですか。

 体をギュッとされたときに、胸が当たるアレ。

 しかも、服を着ていなくて、下着だけなんですよ。

 なんども前置きしておきますけど、僕は決してエロエロな男ではないんですよ。ただ、男というものは、どうしても考えてしまうんですよ。エロなことを。

 だから僕も自転車にまたがった時、ドキドキしたんですよ。

 当たるぞ……。って。

 あ、ここに来るまではどうだったか。ですか?

 当たってはいたんですけど、やっぱり初対面ってこともあるんでしょうが、あまりガッツリとは当たらなかったんですよね。

 でも、大分距離近づいたと思いませんか?

 しかも、ジャングルって結構足もとがしっかりしてないことが多いじゃないですか。

 これは、もう、ガッシリと捕まってくれるだろうな。と思うじゃないですか。期待するじゃないですか。

 しかも、下着だけですよ。

 たかが布1枚ですけど、やはり、1枚と0枚の差は大きいですよ。大事ですよ。重要ですよ。最重要国家機密ですよ。

 ああ、1つ話を忘れてましたね。先にそれを話しましょう。

 あの、真白さんが下着になるじゃないですか。

 それで、やっぱり水の中に入っていたんで、下着も当然濡れているじゃないですか。そして、僕は下着を買って来たじゃないですか。

 まあ、つまり、下着をチェンジさせる必要がある訳じゃないですか。

 もうわかると思うんですけど、こう、言い方はあまりよくないかもしれませんが、裸を見れるわけじゃないですか。

 周りはジャングルなんで、見ざるをえないじゃないですか。

 来るぞ……。来るぞ……。って思うじゃないですか。ガン見するじゃないですか。

 そしたら、どうしたと思います?

 コンビニに隠れて着替えたんですよね。

 あー。コンビニあったなーって。ここ、ただのジャングルかと思ったら、コンビニがあるジャングルだなーって思ったんですよ。

 もう、一本とられたな、って感じでしたね。

 まあ、それは仕方がないな。と。

 だって、恥ずかしいですからね。流石に。

 ……僕は全然大丈夫なんですけど。

 それで、よし、いよいよだ。いよいよ、自転車に乗るぞ。って思うじゃないですか。

 僕が自転車に乗るじゃないですか。

 真白さんが上下黒の下着で居るじゃないですか。

 真白さんが自転車に乗るじゃないですか。

 漕ぎ始めるじゃないですか。

 あれ?

 あれあれ?

 感触がないぞ。って思うじゃないですか。

 そんなに乳無しという訳でもないのに、って思うじゃないですか。だって、つい数分前に下着姿を見たじゃないですか。

 で、なんでだ?って思うじゃないですか。

 後ろを向くじゃないですか。

 真白さん、横を向いて座っていたんですよ。

 あーー、横かーー。ってなりましたよ。

 悲しかったですよ。

 それで、真白さんが後ろを向いている僕に気づいて、「どうしたんです?」って聞いてきたんですよ。本当に、疑問100パーセントって感じで。

 もう、僕その顔をみて、あー。僕は何を考えていたんだ。ってショックだったんですよ。

 真白さんは、そんなこと、微塵も考えていなかったのに、僕は何を考えていたんだろう。って思いましたね。後悔しましたね。

 まあ、話をまとめると、エロ展開になるのは難しいって話ですよね。

 ……以上です。

   異常です?

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