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多言失言遺言  作者: シャバゲナイト老婆
first season
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21/49

エンドレスと夢の国

毎週、土日に更新することにしました。

 コンビニを出ると、真白さんが待ち構えていた。

「おそいですよ。」

「だって、コンビニの店員がチンパンジーだったから。」

「え?そんなわけないでしょう。きっと頭が混乱しているんですよ。私が確かめに行きましょうか?」

「同じような展開になる予感しかしないので、遠慮しておきます。」

「そうですか。あ、買ってきてくれました?」

「僕は買ってきた下着を真白さんに渡す。

「正気ですかジャスティスさん。」

「え?」

「なんで下着しか買ってきていないんですか。私のワイシャツはビチャビチャですし、もちろん替えのワイシャツなんて持っていないんで、私に下着だけで外を出歩け、とでも言うんですか。」

 ああ、やってしまった。

「すいません、もう一度買いに行ってきます。」

「いや、待ってください。」

 真白さんは僕に話しかけて、僕は動かそうとしていた足を急停止する。

「このままでいきましょう。」

「は?」

 いやいや、なにをいってるんだ。そんなものなのか。北海道の人はそんなものなのか。寒すぎて、逆に下着で外出するのも常識なのか。逆に。

「ジョークですよ。」

 真白さんは僕の動揺した顔を見て、クスッと笑いながら答えた。

「よかった。」

「嘘ですけどね。」

「あわわ。」

「あざとい。」

「ぁゎゎ ヽ(゜○゜ ;ヽ)三(ノ; ゜□゜)ノ ぁゎゎ」

「顔文字をつかってもダメですよ。」

「あやや。」

「懐かしいですね。」

「絢香」

「それは水嶋ヒロと結婚した人ですよ。」

「アナル。」

「ド下ネタじゃないですか。」

「……。」

「ネタギレがはやいですね。」

「僕は頑張った方だと思うけど。」

「自分に甘すぎです。」

 真白さんは濡れているワイシャツを脱いで、スカートも脱いだ。

「それで、」

 真白さんは脱いだワイシャツとスカートを絞りながら言った。

「行きましょうか。私の家に。」

 ……結局、服はどうなったのだろうか。今の状態は、濡れた下着を身につけた真白さんと、北海道は北にあるから、真夏でも寒いだろうと思って無駄に着込んできた僕が居る。

 常識的に考えるならば、僕の服を真白さんに貸すのが正解なのだろうが、僕が今着ているのは、ボタンがないタイプのカーデガンなので、それを着せたら、よりエッチな感じになってしまう。男物なので、丈のサイズ的にもエッチな感じを助長してしまう。

 僕が考えていると、真白さんは痺れをきらしたように叫んだ。

「もう裸で行ってやる!!!」

「待って真白さん!」

「なんですか。」

「次章にしましょうか。」

「次章ですね。」

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