タイラインで境界線を引く
2作品連続で投稿しているんですけど、簡単かと思ったら凄く難しくて既に辞めたい。
なぜ新しい作品を書き始めたのだろうか。
僕は当麻町にいた。
バスで当麻町まで行こうと思ったら、バスを間違えて大きなイオンについてしまったので、少し中を見てから旭川駅まで戻った。
今度は間違えないように電車に乗ることにした。
電車に乗ると、人は1人もいなくて、貸し切りという状態に喜んでいたが、それほど貸し切りを楽しむ気力もなく、そして待ち合わせの時間が迫っているという状況で楽しめる訳がなかった。
電車はバスよりも早く進んでいき、待ち合わせの時間よりも早めに到着した。
僕は電車を降りた。
祖父の知り合いの人とは、当麻町駅前で待ち合わせをしている。
駅前で待ち合わせということもあり、なかなか混んでいると思ったが、まわりには誰一人としていなかった。それどころか駅員さんすらも居ない、無人駅だった。
駅前には店という店は何もなく、周りには砂漠が広がっていた。
……ここ本当に日本なのか。
足もとにはフンコロガシがコロコロとうんこを転がしている。うんちを転がしている。
見晴らしのいい景色が広がる。
……遅いな。
待ち合わせ人は全然来る気配がない。
こんな周りに何もないような場所なのだから、きっと時間の感覚もおかしいのだろう。太陽が頂上に来た時間に集合。というような待ち合わせの仕方だったのだろうか。どちらにせよ、祖父に聞かないことには仕方がない。
どうやって暇つぶしをしようか。
周りには建物が一切ないため、座る場所も暇つぶしをする場所もない。
駅、と言ったものの、実際には線路の脇に大きなコンクリートが置いてあるだけである。椅子どころか屋根すらもない。
駅員がいないのも当然である。
それにしても遅い。
本当に来るのだろうか。
と思ったその時。
地平線に影が見えた。
きっと、あの人が待ち合わせの人だろう。
普通に考えて、こんな場所に来る人はいない。
そもそも、この場所に駅があること自体、おかしいのだろう。駅に着くまでに移動する距離で、簡単に目的地に着く距離を凌駕してしまう。
もう一度、影の方向を見る。
……思ったよりも進んでいないな。
炎天下に居る僕の身にもなってほしい。
そもそも、地平線にいる人が、実際にはどれくらいの距離なの分からないから、どうしようもない。
どちらにせよ、僕は待ち続けるしかない。
あれ?
僕は地平線に見える影が近づいていくにつれて、その影がより具体的に見えるようになってきた。
あれ?
もしかして、自転車じゃね?




