第12話 旅立ち
この誘拐されたところから脱出して一年。真面目に働いて、青空教室も続けた。
するとどうなるか?いっぱいお金が貯まって、メンバーは賢くなった。ベンくんが顕著だ。
日本語も教えたら苦戦したけど今ではネイティブのように使える。
ちなみにあの後、「せっかくだから色々名前決めちゃおうか!」って言って決めちゃった。“道楽の宴”だよー。けっこうそれっぽくない?
気づけば1年と1ヶ月って結構いたけど、そろそろ出かけようと思う。
旅だ!山だ!!海だ!!!
でもまずは、お世話になったあそこにお礼を言いにいかないとね。
ーーー
「すみません。そろそろ辞めさせてもらおうと思います。」
「そうか。君は結構良い人材だったんだけどな。まあ、突然辞めるかもしれないとか言ってたし、そろそろなら良い方だ。ありがとう。」
そうおっさん及び副商会長は言ってきた。ちなみにメルっちはたまに帰ってきたけど、やっぱ従業員と雇用主だからそこまで関わらなかった。いつもは王都の店舗にいるらしい。こっちは本店舗だから来る頻度は多いけど。
副商会長とは最終日一緒に酒屋に行って飲み交わした。
お酒はこの世界子供でも問題ないのだ。進んでではないが特に絶対ダメということでもないという感じ。
「ホントに行ってしまうのかよ〜。」
「えっと、すみません。」
副商会長はベロンベロンになりながらボクを引き留めた。その様子が珍しくて、つい長居をしちゃった。
最後強い握手をして手が痺れながら別れた。
このめっちゃ体強いボクでもそうなるんだよ?普通の人…というか衰弱してた頃のベンくんとかなら手が粉砕していたと思う。紙をいっぱいくれた良い人だけど。
「そろそろ行けるね。」
「はい!“道楽の宴”初の旅ですね!」
「まあ、路銀を稼ぐ時以外はフラフラするつもりだけどねー。」
「大丈夫です!ここで働いた機会を役立てていけば良いのです!すぐお金なんか貯まります!」
「こら、お金なんか言わない。」
「はい…」
ベンくんとそんな会話をした。
実は、ここの文字や計算など生きるのに必要なことを賢くなったみんなは冒険者になったりこことは違う商会で働いていた。ベンくんなんかは若手エリートになっていたしアレク、セレナ、リーナたち冒険者組はCランクまで上がっていた。
すごいね。羨ましいね。ずるいね。
…ところで、ベンくんから最近犬の尻尾を幻視するようになったのだけど。この目の色を見る能力の一部かな?
「じゃあ、行くぞー!えい、えい、おー!」
「「「「おー!」」」」
周りの大人からめっちゃ温かい目で見られた。
はい、めっちゃ疲れました!
あまり1日に2話とか慣れませんね…。
まあ気分が乗った時はめっちゃかけるんですけど!乗ったんですけど!眠いです!w
_φ(´ཀ`」 ∠): ←『サクシャハ、ダメージガハイッタ。』
(( _ _ ))..zzzZZ ←『サクシャハ、ネムッテシマッタ。』




