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もしかしてこれって異世界転移?  作者: ぬか漬けプディング
第三章 王都 アスガルド
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9月10日 PM1:15~1:18 素晴らしい出会い

スゴイ久しぶりに書いたぞ...

9月10日     PM1:15


無事王都に入るための審査も終わり、門を潜り抜ける俺とショウヘイ。

アスガルドもニメ=フルフィアと同じように街に入るために審査が必要のようだ。


...それはともかく...

「お前はこれからどうするんだよ。」

 俺はショウヘイに声を掛ける。


ショウヘイはどこか呆けたような顔をしてこちらを振り返る。

「ん?あぁ...俺はちょっと探し物があるから王都を適当に歩いて探すからお前に付いていけないんだよなー。

 ごめんな!!」


そう言うショウヘイの顔はどこか晴れやかであり、嬉しそうだった。


「...そうか...。」

 ムガルの呪いを解除する方法を探すのに一人でも人手が多い方が良いのだが...まあ仕方ないのか。


「それじゃ。」

大通りの人混みに紛れようと歩き出すショウヘイ。

その背中に俺は疑問を投げかける。


「お前の魔術って『透視』なんだろ?それでチャチャっと探し物を見つけれないのかよ。」


俺の声を聴いたショウヘイはそそくさと速足でこちらに近づき、耳打ちする。


「こんなに人混みがあるところで魔術について大声で話すなよ。

 使用する魔術という情報は護身に繋がる。

 使用する魔術が不明なら迂闊に手を出せないからな。

 他人に使う魔術が知られたら弱点が一つ増えるようなもんだ。

 特に俺のように戦闘面で全く使い物にならない魔術なら猶更。」


ショウヘイは早口でまくし立てる。


「ご、ゴメン。」

「まぁこんな昼間から襲ってくるはずがないだろうから大丈夫だろうけど...これから気を付けろよ。」

ショウヘイの声に俺は何度も頷く。


「あ、あとな俺の魔術でこの街をカバーしきれません。この街デカすぎ。」


ショウヘイはそう言い残し、今度こそ人混みの中へ消えていった。


―――――――――――――――――――――――――――――――――

9月10日     PM1:18


ショウヘイは人の流れに抗うことなく街の中を流れる。

彼の足取りはどこか軽やかである。

それもそうだ。

長年の祈願がようやく叶いそうなのだ。


鼻歌交じりで彼は『透視』によって街を眺める。


彼の眼には周囲の人々は肉、骨がむき出しの人間...リアル人体模型が歩いているようにしか見えないのだがそんなことで彼は顔をしかめたりなどしない。


この世界に転移した直後ならいざ知らず、そんな異様な光景などもう見慣れた。


激しく動いていた彼の瞳は突如として一点に注がれる。

それは彼が探し求めていたものでは無い。


それは路地裏で縮こまって寝そべる12歳ほどの少女だった。

その体躯には汚らしい布を巻き付け、衣服のように纏っている。

まともに手入れをしていないのだろう。

その美しかったであろう金髪はボサボサだった。


「......」

一応ショウヘイという青春期を送る一人の少年の尊厳の為に言っておくが彼は幼女に性的嗜好または恋愛感情を抱くペドでもロリコンでもない。


だがショウヘイは人の波に逆らうようにして少女が眠る路地裏に近づく。

その様はまるでショウヘイが少女に引き寄せられるかのようだった。


なぜショウヘイがこのような行動をとったのか彼は分からない。


ただ、一つ言うとすれば人はこれを運命の出会いと言うのであろう。



ハイどうもこんにちは。おっさんです。

お久しぶりです。


最終話を書きたいので復活しました。

この調子じゃいつになったら終わるんでしょう...と思った今日この頃。


それではまた次回お会いしましょう。

ではまた!!

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