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もしかしてこれって異世界転移?  作者: ぬか漬けプディング
第二章 始まりの地、ニメ=フルフィア
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9月8日 AM10:00 光が差し込むことのない闇の中

チューニ少佐、再び登場

9月8日     AM10:00


ニメ=フルフィアの中心地にある『アスガード軍 ニメ=フルフィア支部』にて。


明かりが差し込まない暗闇に包まれた部屋の中に横たわる一人の人物。

彼はフードを深く被っており、顔を見ることはできない。

長年この国を脅かしてきたテロリストであるタナカ大魔王...と名を偽って冒険者にわざわざ捕獲した脱走犯の一人である。


彼は後ろ手に縛られており、身じろぎ一つできないようだ。


だがフードの人物はうめき声一つ発さない。

発せないのではない。

発さないのだ。


静寂と闇だけが占める部屋に突然光が差し込む。

ランプの明かりだ。

部屋の入口から誰かがランプを持ちながら入ってきた。


が、フードの男は一切動かない。

ドアが開かれる甲高い金属音にも

明かりにも興味を示さない。


まるで糸の切れた人形のように頭を垂らしたまま動かない。


「......。」

部屋に入ってきた人物は床に転がるソレを一瞥する。

「私は君を処分するようにギルドに依頼したんだけどねぇ。」


整髪料できれいに髪をセットし、青い軍服に身を包んだ人物は小さい子に話しかけるかのようにゆっくり話す。


「冒険者の面々は君を捕獲しかできなかったようだね。本当に使えない奴らだよ。

 そんな奴らに報奨金を払うことは最初は反対したよ。最初はね。

 でも報告を聞いてみたらどうだい。

 君、かなり面白おかしい魔術を手に入れたらしいじゃないか。」


軍服の男性は床に転がる男のそばに近づき、座る。


「私はね。君の体に興味があるんだよ。

 つい先ほど...今日の0時くらいだね。

 君のように新たに魔術が発現した者が現れたんだよ。

 残念ながら彼はすぐ消えてしまってね...だけど君は私の欲求を満たしてくれると信じているよ。」


「まぁなんにせよ。おかえり。」


軍服の男性...チューニ少佐はニッコリと笑った。


――――――――――――――――――――――――――――――


製薬会社『スカイ=ガーデン』で作られた能力開発補助注射剤(以後『crimson apple』)を投与した人体は新たに『能力』が備わる。

この『能力』とは魔術とは異なり魔力を消費することなく魔術と同様な現象を起こすことが可能である。


しかしこの『crimson apple』にはまだ問題点がある。

かなりの高確率で拒絶反応を起こす。

この拒絶反応によって所謂暴走を引き起こし、能力を使いこなすことが困難となる。


このままでは実用化は不可能である。


そのため『crimson apple』を改良すべく臨床実験を進める。

『crimson apple』をアスガードのニメ=ヴァハムにて流通させることにする。

はい。どうもこんにちは。おっさんです。


...チューニ少佐が再び登場するとは思ってなかった。

元々タナカ大魔王(仮)はバッチリ討伐するつもりだったから当初はもう登場させないつもりだったんだよ...

タナカ大魔王(仮)が強すぎるのが悪い。

スミスがいなかったら詰んでたぞ(この行き当たりばったり感)


マジでタナカ大魔王の性能を盛り過ぎた...反省反省。



それじゃあ今日の後書きもこの辺で。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

                       それでは!!

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