9月8日 AM5:16 まだ終わんないんだなーって。
書き溜めないとダメだなーと思った。
9月8日 AM5:16
タナカ大魔王が後ろのアリノに向かい手を振るう。
その手から生まれるのはただ死をもたらす衝撃のみ。
手に触れても触れなくても結局は死ぬ。
形のない死の概念がアリノを音もなく襲った。
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9月8日 AM5:16
「!!」
気付いたときにはもう遅い。
秒速20m以上の速さで走る俺は己のスピードに目が追いつかず、反応が遅れた。
「......!!」
だが、いくら経とうとも俺は死ぬことなど無かった。
「......どういうことだ?」
俺は困惑しながらもタナカ大魔王を追いかける。
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9月8日 AM5:16
そこから約1.5km離れた所から|視≪み≫ていたショウヘイもまた戸惑っていた。
......アリノも俺と同じようにタナカ大魔王の攻撃が効かない...?
俺とアリノの共通点と言えば異世界転移をしてきたという点。
...もしかしたらアイツの攻撃は異世界転移をした者に効かないのだろうか。
...だとしたらこの3人は...
ショウヘイはスミス、シルフィン、受付嬢をチラリと見る。
他の冒険者と同じように死ぬ...
自分の出した答えが間違っていることを祈りながらショウヘイ一行はニメ=フルフィアの中心部へと急ぐのだった。
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?月?日 ?:??
元の世界に帰りたくない。
例え自分の役目を全て果たしたとしても、だ。
この世界で自分が何十年となしてきた功績によって元の世界が救われているのか確かめるのが怖い。
それだけじゃない。
何年にも渡る異世界の生活によって俺の姿は大きく変わった。
この姿では俺のことを俺であると認識できる人物はいないだろう。
それに俺は記憶が無いのだ。
両親、親友、自分の出身地...ありとあらゆる自分の名前...名字以外の記憶など消え失せた。
もう俺はこの世界で生きるしかないのだ。
はい。どうもこんにちは。おっさんです。
終わります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは!!




