9月8日 AM4:51~5:10 ただ待つだけ
やばいやばい。早速連日投稿し忘れるところだった。
9月8日 AM4:51
「......この好きに俺たちは宿に急ごう。」
受付嬢の顔を見ながら俺は言う。
「は、はい。」
彼女は真剣な表情で頷く。
―――――――――――――――――――――――――――
9月8日 AM4:51
タナカ大魔王とか言う奴の距離はここから約50mほど。
相手の魔術は人を含む物質を破壊する...ようなものであると俺は推測するが、その魔術の射程距離は未だ不明であり、詳細な情報が集まっていない。
ぶっちゃけて言うとまだ戦いたくない相手...なんだが。
「ここで戦わないとまずいんだよなぁ...」
ショウヘイは苦笑する。
緊張と恐怖の為か震える手を両手でギュッと力強く握り、震えを抑える。
再び深呼吸をし、身体の力を抜く。
大丈夫だ。深追いだけはするな。少しの時間を作るだけでいいんだ。
「よし、行くか。」
自分に喝を入れてショウヘイは前を睨みつけ、走り出した。
――――――――――――――――――――――――――――――――
9月8日 AM4:52
「ヘェヘェ...こんなの完全に不審者じゃないか。」
そう呟きながらショウヘイは弓の射程範囲内に入るために屋根の上を危なっかしく走る。
「銃がこの世界にもあったら少しは便利だったかもしれないのに...まぁ文句は言ってられないな。
...それにしても遠距離攻撃できる武器なり何か欲しいな。」
ショウヘイはしょうもない小言を呟き、恐怖を無理やりかき消そうとする。
「ここら辺か...」
屋根の上で独り言を呟き、腰を落とし、矢をつがえる。
屋根の上にいるショウヘイとソイツの視線が合う。
矢が勢いよく打ち出された。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
9月8日 AM5:00
「やっと着いた。」
息も絶え絶えの中、俺は宿屋のドアを開ける。
何度聞いただろうか。
ベルが間の抜けたどこか心地よい音を発した。
急いで階段を上り、シルフィンが滞在している部屋である203号室へ急ぐ。
ノックをして中に入る。
ベットに寝転がっていた白髪の少女、シルフィンがこちらに顔を向ける。
「シルフィン、頼む。お前の力を借りたい、」
俺は彼女に頭を下げた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
9月8日 AM5:10
未だショウヘイは現れる気配が全くない。
気まずい沈黙が部屋を包む。
受付嬢さんは木製の椅子に座り、祈るように手を組んでいる。
シルフィンはベッドの上に座り、ぼんやりしている。
一方俺は腕を組み、窓から外の景色を覗く。
誰もがショウヘイのことを心配していた。
―――――――――――――――――――――――――――――――
9月8日 AM5:10
全ての矢を打ち尽くした。
まさかこれだけで緊急クエスト達成するとは思ってはいなかったが、多少痛手を負わせることが出来るのではないかと踏んでいたが...
「いやー硬すぎるだろ...」
飄々とした口調で俺は呟くが、内心かなり焦っていた。
ソレの体中に突き刺さった矢を何ともないように抜き、放り投げた。
遠目からでも分かる。
タナカ大魔王に全くダメージを与えられていない。
まさかタナカ大魔王とかいう奴の魔術は物を破壊するだけではないのか?
だが普通の人物は魔術は一種類しか発現することが出来ないためそう考えるのが普通であろう。
そうであればせめて魔術の内容を特定したい。
このせいで撤退をするための行動が一瞬遅れた。
眼下のタナカ大魔王はおよそ人間とは思えないほどの脚力で一跳びで屋根の上にいる俺の前に着地した。
「!!ヤバい!!」
一振りで幾人もの人物を殺めた魔の手。
それが超至近距離で振るわれた。
はい。どうもこんにちは。おっさんです。
なんか戦闘シーンめんどくせぇ...と思ってきたけふこの頃。
取り合えずまだ主人公たちは誰一人として死ぬことは無い(まぁそりゃそうでしょ)なんで戦闘シーン全部省略したい...けど何気においおい伏線的な奴に絡まっていくのがあるから省略できないのがつらいところ。(え?普通書くことじゃない?デスよね。)
そんなこんなで今回の後書きもこの辺で終わらせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。 それでは!!




