9月8日 AM4:50 消えていく報奨金 増えていく仲間
何をとち狂ったのか朝4時くらいに珪藻土マットを紙やすりで磨き始める私。
9月8日 AM4:50
栗色でウェーブのかかった髪の毛の受付嬢が俺の手を両手で包み込み、盛大に頷いた。
彼女の目頭には若干涙が貯まっている。
「はい!!私にできる事がなんでも!!」
どこか張り切った様子で彼女は俺たちに笑いかけた。
俺の手を握りしめたまま、受付嬢はどこか言いにくそうに口を開く。
「あ、あの~ところで私、今出ている緊急クエストに同行するんですよね...?」
縮こまって上目遣いでこちらを見る受付嬢。
頷く俺とショウヘイ。
ここで受付嬢、若干慌てながら様子で話を切り出す。
「えーっと...受付嬢に協力してもらう際はクエストの成功、失敗に関わらずお金を支払ってもらう必要があるんですよ。
こ、これはギルドの人手が少なくなってギルドに損失が出る可能性があるからなんです。
ギルドも慈善事業じゃないんで...。」
目の前の彼女は言いにくそうに目を泳がせながら言葉を続ける。
「えと...で、支払ってもらう金額なんですが、報奨金の3割と相場が決まっていまして...
つ、つまり現在出ている緊急クエストの報奨金、金貨10万枚の3割なんで金貨3万枚を納めてもらうことになるんですけど...。」
彼女は申し訳なさそうにチラリとこちらを見る。
横の方でショウヘイは白目を向きながら突っ立っていた。
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9月8日 AM4:50
えーっと。ちょっと待ってほしい。
今までゴタゴタしすぎたから少し配当についての計算をしよう。
シルフィンに金貨3万5千枚
受付嬢に金貨3万枚
残りは金貨3万5千枚。
その残りを俺達で分けることになる。
...あれ?おかしいな。
前線で戦う人の報酬金が一番少ないよ?
まぁそんな事は置いといて横のショウヘイさんですよ。
ほんの数日共にした程度だけど多分コイツは守銭奴...つまりはケチであると俺は睨んでいる。
...果たしてコイツは乗るのだろうか。
横で突っ立っているショウヘイを覗き見る。
「チッ」
とそいつは小さく舌打ちをし、頷いた。
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9月8日 AM4:50
「ちょ。お前、良いのかよ。金が大事マンじゃなかったのかよ。」
俺は横に立つ少年に耳打ちする。
「良いんだよ。ここにいつまでも滞在するよりかはチャチャっとクエストを達成してこの街から出る方を優先するしな。お前もそっちの方がいいだろ。」
「...へ?」
ショウヘイの言葉に俺は目を瞬かせる。
「ほらあれだ。スミス...だったか?あいつを助けるって決めたんだろ。早くこの街を出て救う手段を考えないと時間が無いだろ。」
「お、おう。そうだな...」
俺は頷く。
そうだった。
俺にはやると決めたことがあったんだ。
必ずスミスを助けて見せる。
何があっても。
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今までの研究によりこちらの世界の住人と外の世界の住人...チキュウと彼らが呼称する星から渡ってきた人物には明確な差があることが判明した。
......
外の世界の人物が有する魔術には所謂|≪いわゆる≫ 魔力切れというものが無い。
これを解析することにより魔術についての見識を深めるだけではなくそれを更に進歩することが出来るのではないかと考えられる。
はい。どうもこんにちは。おっさんだす。
投稿頻度が著しく低下し何とか改善しようと努力するも、お盆だし別にいいよね!!と自堕落な生活を送っております。
......書くことないな。
(どうでも良いけど珪藻土マット磨くのめんどくさいですね)
よし、ボチボチ後書きを終わらせるか。
という訳でここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは!!




