9月8日 AM4:40~4:45 想いと魔術
なかなか投稿しなくて申し訳ないです
9月8日 AM4:40
ショウヘイの叫び声で俺は押し黙る。
確かにそうだ。
この世界の魔術は一種類の魔術しか会得できない。
これは魔術を使うにしても単独でできることは限られることを示す。
...もしかしたら目の前にいるショウヘイは自分の非力さに歯がゆいと思ったことがあるのかもしれない。
「...すまん。」
俺は目を逸らしつつショウヘイに謝罪の言葉を掛ける。
「ん?...あ、ああ。別にいいけど。」
なんともぶっきらぼうな声が二人の間を行き来しただけだった。
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9月8日 AM4;45
夜の街に佇む影があった。
ソレは体中に氷の刃が刺さり、ズタズタになったローブを纏っていた。
とある冒険者のパーティーからの攻撃を受けたためだった。
攻撃系魔術無効化の魔術を持つ冒険者がソレの後ろから羽交い絞めにし、自由を奪う。
その最中にパーティーの面々がソレに向かって攻撃系の魔術で攻撃をしていた。
が、元々このパーティーのメンバーの有する魔術の燃費が非常に悪いせいか、今や攻撃をしているのは俺のみ。
俺の使う魔術は体内の液体の状態を変化させる魔術。
この魔術は生物を殺める事だけしかできない魔術。
長年、この魔術がコンプレックスだった。
どうしたらこの魔術を人に自慢できるようになるのか。
幼いころからずっと考えてた。
そして俺は転職に出会った。
冒険者。
この命を奪うことしかできない魔術を使って人々の命を守る。
なんてすばらしいのだろう。
俺は冒険者になった瞬間からこの魔術を絶対に悪しきことに使わないと決めた。
俺は命を奪うことで幸福感を得るようなサイコパスじゃないし、命を無駄にしたくない。
だからこのクエストは本心では反対していた。
冒険者に成ったあの日、この魔術は絶対に悪事には使わないと決めた。
何度これは仕方ないことだと割り切ったのだろう。
この力を振るうのは大義の為だ と。
迷いは勿論あった。
それでもここで躊躇ったら俺のせいで何人もの人が死ぬ。
自分のエゴの為に大勢の人々を犠牲にすることなんてできない。
その為に目の前の男、『タナカ大魔王』はこの手で息の根を止めなければならない。
...せめて痛みなどなく殺せたらどんなにいいだろう。
それなのに目の前の男は何度も立ち上がる。
自分の想いとは裏腹に。
俺は思う。
彼は何のためにそこまで立ち上がるのだろうか。と
はい、どうもこんにちは。おっさんでございます。
何日も投稿していなくて申し訳ありません。
う~ん...書くことないな!!
それじゃあここら辺で内容のないような後書きも終わります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。 それでは!!




