9月8日 AM0:40~0;50 深淵の地にて
チューニ少佐、特別出演(もう出ない)
9月8日 AM0:40
コツリ コツリと足音が響く
場所はニメ=フルフィア......の中心部、地下。
深淵へと続く螺旋を描く階段を男は降りる。
この男は青い軍服を着ていた
所々にしか明かりは無く、前が見えない。
男は右目が見えないこともあり、右手を石で舗装された壁に軽く触れながら進む。
「この先に何があるというんだ......」
地下へと続くその階段は下に向かってどこまでも続いていた。
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9月8日 AM0:50
10分間歩き続けてやっと階段が途切れる。
人が一人通れるかというほどの細長い通路が続いていた。
通路の両端には明かりが灯っている。
「......まだ歩かないといけないのか」
男は肩を落として呟く。
ぶっちゃけて言うと疲れた。
かなり離れたところに鉄の門のような物があるが、その先も闇が広がっている。
きっと門の向こうにも道が続いているだろう。
......ボチボチ引き返しても良いよな?
男は帰ろうとする。が、拉致されている家族のことを思い、とどまる。
......そういえばどこまで進めばいいんだろうか。
注射器と共に送られてきたあの手紙にはどこまで進むのか書かれていなかった。
ただ、「アスガード軍 ニメ=フルフィア支部」の地下に行くようにとしか書かれていない。
......家族を拉致した奴らはなんでこんな所に来るように促したのだろうか。
......この先に奴らの望む物が隠されているのか?
いや、ここに来させるだけなのは おかしい。
私にこの場所の情報について問いたださなければここに来させる意味がないじゃないか。
なら他の目的があるのか?
私の頭の中に様々な理由が浮かんでは消えていく。
より正しい回答を。
現実的な答案を導き出すために取捨選択をする。
この場所の警備の厳重か確認させるためか?
いや、違う。
これも私を回収するなりしないと確認ができない。
......私がこの場所に潜入した時点でこの任務は終わっているのか?
考えているうちに鉄の門のような場所に着いた。
鍵が掛かっているのか押しても引いても門は一向に動く気配がない。
「......無駄足だったか帰るか。」
男は呟き帰ろうと元来た道を振り返る。
目が合った。
真後ろにその人は立っていた。
「こんな場所で何をしているのかな?」
その人は静かに話す。
冷や汗が流れる
ここは立ち入り禁止区域
階級が低い憲兵は立ち入ってはいけない禁足地である。
「......」
唾を飲み込む。
目の前の人物はゆっくりと近づく。
「普段なら拘束するだけなんだが、つい最近収容されていた人物が脱走してね......警備体制が万全とは言えないだよね。」
コツリコツリとその人物の足音が響く。
「だから」
ガシャッと私の体が鉄の門に当たり、金属音が鳴る。
「ここで死んでもらうよ」
チューニ少佐は短剣で私の胸に突き刺した。
「グッ」小さなうめき声を上げ、私は倒れる。
門にもたれるように倒れたためガシャガシャと金属音が地下に響く。
徐々に体温が冷たくなるのを感じながら私はゆっくりと目を閉じた。
チューニ少佐は倒れている男の遺体を足でどかし、門の隙間から垣間見る。
そこには変わらず動かない巨大な影がある。
未だに目を覚まさないソレを見ながら考えに耽る。
隣国の奴らがこの存在に勘づき始めたか。
何としても早めにソレを起こさなければ。
チューニ少佐の足元に転がる遺体は粒子のように崩れていき、空中に消えていくのだった。
はい。どうもこんにちは。おっさんです。
今回の話で何気に物語が動き出した......のかな?
うーん......わからん!!
それはそうと時系列ごちゃまぜ方式(命名おっさん)は書いていて楽しいけど読む際にめちゃくちゃイラつきますね。コレ。
それにこの方式だったら出来事がいつ起きたか一々調べないとだからジツーにメンドクサイ。
(まぁこの方式続けるんですけどね。)
ここら辺で締めを。
ここまでお読みいただきありがとうございました。 それでは!!
p.s. あ、暇だったら10話ごとに纏めた話を書くかも。




