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もしかしてこれって異世界転移?  作者: ぬか漬けプディング
第二章 始まりの地、ニメ=フルフィア
39/123

9月6日 AM3:00~3:45 一度脱線したら復興不可能だわ。

そしてハブられている主人公。

9月6日    AM3:00


何かが体の中に入り込んでくる。

体が熱い。

胸が焼けるかのように熱い。

いや、胸だけではない。

その痛みを伴う熱さが体の末端に向かい広がる。

「......ぅぅ」

うめき声を上げながら地面に転がる。


どれほどの時が経ったのだろう。

痛みと熱が引いたころには軍服を着た男性は目の前からいなくなっていた。


―――――――――――――――――――――

9月6日    AM3:10


やってしまった......

一人の憲兵は街を歩きながら後悔の念に駆られる。

己がしでかした行為は必ずこの街の安全を脅かすことだろう。

街の治安を守る者としてこれは決して許されないこと行為であることくらいわかっている。

しかし、どこに監視の目があるのかわからない。

勝手な行動をすることにより家族の命が脅かされる可能性は高い。

男性は不確かな足取りで街を徘徊する。

それは治安を守るためなのか。

それとも害を振りまくためか。


――――――――――――――――――――――――――――

9月6日    AM3:30


路地裏に潜む人物はモゾモゾと動く。

やっと肉体を蝕む熱、痛みが引いたのだった。

浅い息を吐きながらソレはゆっくりと石畳から起き上がる。

と、ここで一つのことに気付く。

蓄積していた疲労が抜け落ちたかのように体が軽いのである。

フードの人物は静かに立ち上がり、街並みに消えていった。


―――――――――――――――――――――――――――――

9月6日    AM3:40 


フードの男は歩きながら考える。

さっきの憲兵は何だったのか。

何を体内に注入されたのか。

疲労が抜けるなどの体の変化は一体何なのか。

フードの人物は熟考しながら街を歩く。

......考えに没頭して警戒が疎かになったのだろう。

自分の体を照らす光によって自分は発見されたことに気付く。

進路を180度真逆にとり、その方向に走り出す。

フードの人物は自分の後ろに追いかけてくる憲兵の気配を感じながら夜の街を走る。


――――――――――――――――――――――――――

9月6日    AM3:40


通りを走りながらフードの人物は奥歯を食いしばる。

ぬかった......

己の不注意さに腹が立つ。

ー魔術を使用すればこんなことにはならなかったのに......


この人物が使用する魔術は「サーチ」

最大半径1km内の人物の動き、魔術の内容を把握することが出来る。

非情に強力な魔術の類と言えよう。

しかし残念なことに欠点がある。

燃費が悪いのである。

この魔術、保持する魔力の量の関係上 一日に最大で10分程度しか使用できないのである。


「......ここで魔術を使用してもよいのだろうか」

フードの人物は一瞬、躊躇する。

しかし、もし逃走中にもう一人の憲兵に見つかり、挟み撃ちになる可能性もあると考えなおし、魔術を使用する。


男の脳裏に一定のスピードで移動する赤い点とそれを追いかけるように動く白い点が書き上げられる。


―――――――――――――――――――――――――

9月6日    AM3:45


おかしい。

全速力で疾走しているのに息が切れる気配がない。

その上、5分もぶっ続けで魔術を使用しているのに魔力切れを起こす気配が微塵もない。

通常は5,6分ほどで息も絶え絶えになるほどなのに。

フードの男は自分の体の変化に驚きつつも若干焦ってもいた。

......このままでは挟み撃ちになる......

男はできるだけ人がいない道を選んで進んでいたのだがいよいよ前からこちらに向かってくる人物を魔術によってサーチしたのだった。


ここで片を付けるしかない。


ローブの男は後ろを振り返る。

憲兵がスピードを落とさず、こちらに一直線に向かってくる。


そして双方は激突する。




はい。どうもこんにちは。おっさんでございます。


昨日は投稿できずにすみません。


(それはそうと前回の後書きの続き)

いつの間にかハトが消えてた。           終.


......話すことなくなった。(ネタ切れ)


それではホンへの内容について。

主人公は......いつ出てくるんでしょ。(未定)

そもそもこういう番外編が嫌いだから一話でパパっとまとめたい人なんですけど、どうもパパっとまとめるの無理っぽいです。

すみません。


それではボチボチ後書きもここら辺で終わりに。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

それではまたどこかで!!               ではまた。


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