9月7日 AM11:20~12:15 不審者が現れた!!
人名はマジで適当。(国名もすべて適当。)
9月7日 AM11:20
一人の少年は何者から逃げるかのように走る。
少年は何度も振り返る。
自分を追いかける影はない。
物陰の身を隠し、息を整える。
...何とか撒いたか。
しかし。
遠方からまっすぐやって来る人物が微かに視認した。
あいつだ。
「なんでだよ!!」
まるで見えているかの如く、こちらに向かって走って来る。
俺は再び身を起こし、走り出すのだった。
結局あれからノンストップで逃げ続けた。
路地裏に入ったり、人混みに紛れ込んだり...できることはなんでもした。
それが功を成したのだろうか。
追手の姿を見かけることは無くなった。
「っハァーーー」
盛大な安堵のため息を一つ吐いて俺はパーティーのメンバーである二人が待つ宿屋に急行するのだった。
――――――――――――――――――――――――――――
9月7日 PM0:10
...疲れた...
何とか宿屋についた俺は満身創痍でドアを開ける。
ドアベルは俺が無事に逃げ切れたことを祝福するかのように軽い音を鳴らす。
カウンターでドミノ倒しをしていた店主はチラリとこちらを見て
「おかえり。フラフラじゃねぇか。」と軽口を叩く。
一瞬ドミノ牌を倒そうと目論むのだが、身体が疲労によってあまり動かない。というか動かしくない
俺はカウンター横の階段を上り、部屋にゆっくりと急ぐのだった。
209号室のドアを開ける。
そこには膝の上で寝ているシルフィンの頭を虚ろな目で無心で撫でるスミスがいた。
ドアの空いた音に気付いたのか、スミスはゆっくりとこちらを向く。
しばしの間、見つめ合う二人。
響く静寂。
「......ゴメン。」
「いや、何が!?誤解だよ!?何を誤解したのか分かんないけど!!」
謝罪の言葉に声を荒げるスミス。
その声で目を覚ましたシルフィン。
目をこすりながら「...何が...?」とぶっきらぼうにシルフィンは俺たち二人に問う。
「「何でもない 何でもない」」
白々しく手を振る二人。
眉をひそめてこちらを睨んでくるシルフィン。
そんな中。
「あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~!?」
宿屋の店主の悲痛な叫びが階下から響く。
...なんだ?もしかしたら何かあったのかもしれない。
そう思い、さっき閉めたドアを再び開け、階段を目指そうとする。
店主は再び叫ぶ。
「ドミノがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
あ ほ く さ
俺は開けたドアを再びそっと閉めてベッドに潜り込んだのだった。
―――――――――――――――――――――
9月7日 PM0:15
シルフィンにいじられながらもベッドで横になり休憩する俺。
再び、店主の声がここまで聞こえてくる。
「ちょっと急に上がっちゃダメだって...」
その声とともに二人分の足音がこちらにやって来る。
「「「???」」」
209号室にいる面々は首をひねり、互いに顔を見合わせる。
足音が聞こえなると同時に、209号室のドアが外側からバンッと大きな音を立てながら開かれる。
そこには店主とあの不審者(少年)がいた。
不審者はニヤリと笑い、
「やっと見つけたぞアリノ。」
というのであった。
ハイ。どうもこんにちは。おっさんです。
異世界にも不審者はいるんですね...ってそういう話ではなく...
今回も茶番回です。というよりこの話前半はとことん茶番で乗り切ります。(乗り切れる気がしないんですけど)
今何気に後悔しているんですけどスミスをもっと1部で活躍させるんだった...
ちょうど10話になるしここら辺でいいやろ!!とぶった切った約1か月前の自分を叩きたい。
まるで噛ませになってるじゃん!!(いや、純度100パーセントの噛ませジャン。もはや)
うん。今回は珍しく時間が取れたから いらん情報も盛り込んでしまった...
それでは読むのもイライラしてきたのではないかと思うので今回はこの辺で。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
また会えたらうれしいです。 それでは!!




