?月?日 スティーブ=アドレイド=スミス②
昨日は投稿できなくてすいません
490年 6月21日
カルロスの魔術は「剛力」
名前の通り自分の体に魔力を流し、身体能力等を飛躍的に向上させる魔術だ。
そしてカルロスの妻、フェリスの魔術は「ファイヤーボール」
炎の球を空中に生み出してそれを操作できる魔術である。
ただフェリス曰く、操作の精度は割とガバガバだし、勘でやっているらしい。
そんなダメ魔術のくせにカルロスとの連携は見上げるものがある。
それは夫婦という睦まじい中であるためか。
それともただ単に偶然なのか。
本当のところは分からない。
まぁここまでだらだら話して僕の言いたいことは目の前にいるカルロス、フェリスの連携は目を見張るほど素晴らしいものである、ということだ。
しかし。
二人は押されていた。
理由は一目瞭然。ただの数の差。
どんなに殴っても次から次へと森の奥からここにやってきているように湧いてくる。
「...これは...もしかして...ムガルが再びヴィグリッドに侵攻しようとしている?」
カルロスの頭にこの一つの疑問が浮かぶ。
カルロス達が住むヴィグリッド・始まりの街 ニメ=フルフィア・王都 アスガルトは森の付近に街がある。
これらは全て街壁によって守られている。
いわゆる城郭都市ってやつだ。
この壁は他国からの攻撃から街を守る以外にもう一つ役割がある。
それは森からやって来る魔獣の群れから街を守るためである。
魔獣の侵攻は不定期であり、いつ、どこにやって来るか分からない。
そのためムガル討伐の報酬は街を治める貴族から払われる。
ギルドはクエストの依頼を一か所に集め、冒険者が効率的にクエストを受理できるようにした仲介業者のようなものなのである。
話は逸れに逸れまくったが、再び本筋に戻るとしよう。
「スミス、お前ちょっと街に戻って助けを呼んで来い。
これはマズイ。またムガルの群れが街を襲うぞ。」
スミスはその言葉に頷き、森の中を走る。
一刻も早くみんなに伝えなければ。
ヴィグリッドを囲む街壁にやっと辿り着く。
街壁の門の護り手にスミスは息も絶え絶えで伝える。
「ムガルの...群れが...やってきてます。すぐに冒険者を集めて山狩りを...」
それから小一時間後、ズラグジムに約200名ほどの冒険者が終結、山狩りが実行された。
こうして街は魔獣の魔の手から無事に守ることが出来た。
数人の冒険者の犠牲のもとに。
――カルロス・フェリスは未だに行方は知られていない。
そして今から2年前。二人は死亡扱いとなった。
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499年 9月7日 AM7:20
209号室にて。
スミスはここまで話しきり、ため息を一つ吐く。
「シルフィンはきっと僕のせいで両親を亡くしたと考えていると思うし、決して僕のことを許さないと思う。僕がもっと腕の立つ冒険者だったらもしかしたら亡くならなかった可能性もあるし。
それでも僕はシルフィンを守らないといけない。」
スミスは自分に言い聞かせるように力を込めて呟く。
「...質問いいかな。」
「何?」
「なんでオネェキャラをシルフィンの前で突き通しているの?」
「さぁね。彼女に言葉によって母親の温かみを提供しようとしたから...かな?」
いや違うな。――もう一人の僕という人格を形成することによってシルフィンとの関わり合いからどこか逃げていたのかもしれない。
「...もう一つ質問。なんでそんな秘密を俺に打ち明かしたんだよ。」
「...パーティーの仲間だからかな?ほら、秘密を共有することによって仲は更に良くなるって言うじゃん。」
「一方的に秘密を押し付けられるだけだったから困るんですけど...。まぁいいや。それじゃあ 俺は寝るわ。お休み。」
ジェームズ(仮名)はそう軽口を叩き、ベッドにゴロンと寝転がる。
寝返りを打ち、背中をスミスに向ける体勢になる。
数十秒後、寝息が聞こえてくる。
スミスも同じように背中を隣のベッドで寝ている少年に向ける格好で横になる。
スミスは彼に「秘密を共有する」とか言っておきながら、まだ重要なことを一つ言っていない罪悪感を感じ 目を閉じるのだった。
ハイどうもこんにちは。おっさんです。
なんじゃかんじゃあって、昨日は小説を投稿することができませんでした。
無駄に話数もちょこっとだけ重ね、一つ思ったことなんですが。
一話当たりの文字数が少ないこと少ないこと。
まぁ...これは...あれです。
某チ〇ルチョコみたいに一つは小さめだけどたくさんの種類(話数を繰り返し)食べれる...みたいな感じでこれからも続けていきたいなーっと。(胸焼けするから一つも食いたくねぇよとか言わんといてください。何気に私が傷つきますから。)
毎度のごとく何言ってんだ私は...
それではボチボチ後書きの締めを。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければまた次話でお会いしましょう。それでは!!




