9月5日 いざ、宿屋(ホテル)へ!!
...毎度のこと思うけど、なんだこのサブタイトルは。
9月5日
無事、『始まりの地 ニメ=フルフィア』に入ることができた俺たち。
門をくぐった先には、石畳の大通りと石造りの一軒家が通りに沿って何件も建っていた。
「もういいでしょ。私のローブを返して。」
と言いながらローブを俺の身体から剥ぎ取るシルフィン。
「...さて、無事に街に入れたことだし、さっさと宿屋を見つけて休息をとるわよ。」
と財布らしき布袋の中にあるコインを数えながら話すスミス。
「えー...ごはん買わないの...?」とぶー垂れるシルフィン。
この子 本当に食欲の権化だよね。
「もう遅いし、多分お店も閉まっているでしょうね。今日のところは宿屋に泊まって、明日に買いに行きましょ。あと、坊やの服もね。」
と言いながらさっさと前を歩いていくスミス。
そのスミスを後ろから足早で追いかける俺とシルフィン。
「そう言えば、坊やの名前これからジェ=ジャストレイ=ジェームズと呼んでいいかしら。」
「うーん...まぁそれでいいか。一々変わったら覚えられないし。」
「...それにしても、もう少しまともな名前を考えられなかったのかよ。」
とシルフィンがゲラゲラ笑う。
「仕方ないじゃん!!生憎と俺はとっさにまともな名前が考えられるほど頭が良くないんですぅー!!」
談笑しながら夜の街を歩く。
ここで、一つ前々から気になっていた内容を切り出す。
「ところで、この街って始まりの地、って二つ名みたいなのが付いているけど、これなんなの?なんか理由があるん?」
その問いに答えるのはスミス。
「ないわね。そもそもそんな二つ名がある街ってこのニメ=フルフィアくらいだし。
始まりの地が何から派生してそう呼ばれるようになったのも全く分かっていないわ。
まぁどうせこの街の創設者の趣味か何かでしょ。」
...中二病ではないかと急にディスられるこの街の創設者、ドンマイ。
ここで、後ろからシルフィンの声が上がる。
「宿屋があったぞ~」
どうやら会話に夢中で宿屋を通り過ぎていたらしい。
「あら、ごめんなさい。シルフィンちゃん。つい可愛い男の子と話していてうっかりしていたわ。」
「ったく...しっかりしてくれよ。スミス。」
とシルフィンはスミスの胸板をコツンと拳で小突く。
宿屋にかかっている看板を見ると、ちゃんと「やどや」と読むことができる。
手形である黄色い紙の文字が読めなかったのは単に書いてある文字が汚かったからだ。
...なんだよ。若干心配して損したわ。
夜も更けはじめ、空には満月が輝いている。
ハイ、どうも皆さん こんにちは。おっさんです。
こんなサブタイトルですが、主人公は健全な少年なので、あんなことやこんなことはしないかとは思います。
(むしろ健全な少年であればあるほど、そっち方面に突き進む気がしますが、そんなことは気にしない、キニシナイ。)
本文で『始まりの地』と二つ名が付いた起源なんてナイナイ。ただの中二病設定だって(意訳)とスミスが言ってましたが、その二つ名が付いている理由が実は在ったり、無かったり...
と、いつも通り内容が皆無な後書きですが、今日はここまで。
皆さん、ここまで読んでくれてありがとうございました。
宜しければまた次話でお会いしましょう!!




