9月5日 暴かれる真実
爪切り失敗して深爪になった(割とどうでもいい)
9月5日
『始まりの街、ニメ=フルフィア』に入るための審査に入る。
「一番左にいる女、名前を言え」
門番はシルフィンに向かって問う。
「シルフィン=フェリス=フィンドレイ」
...ファ行の音が多いな
心の中で俺はそう呟く。
門番からの質疑応答はまだ続く。
「お前はどこからやって来た。」
「ヴィグリッド。」
「何日間滞在するつもりだ。」
「食料を買い込むために立ち寄っただけ。だから長くても一週間ほど。」
「あ、そなの。じゃぁ手形を発行するから。街から出るときは肌身離さず持っておくように。」
と、黄色い紙をシルフィンに一枚差し出す。
その紙にはミミズがはい回っているような文字がごちゃごちゃっと書いている。
...そういえば目が覚めてから文字を初めてみた気がする。
スミスの言う逆行性健忘症は文字などのようなものは忘れることは無いといっていたのに...
門の護り手からの質問はシルフィンからスミスへ移る。
「筋肉の男、名前は何だ。」
「筋肉の男って...あなた、ひどいわね。まぁ良いんですけどね。私の名前は、スティーブ=アドレイド=スミス。よろしくね。」
「はい。そうですね。じゃぁ次はそこのローブを着た男。」
と言いながら門番は さっきシルフィンに渡したのと同じような黄色い紙をスミスに渡す。
...コイツ...スミスの会話からヤバいやつと察して質問を切り上げやがった...
「おい、お前名前は?」
...ヤバい。名前、名前...変な名前だったら怪しまれるし...即興で考えないと...
「ジェ...ジャストレイ...」
「ジェ=ジャストレイ?」
門番は早く名前言えよと言いたげな眼差しで俺のことを睨む。
「ジェ...ジャストレイ...ジェームズ」
「ジェ=ジャストレイ=ジェームズね。...変わった名前やな。まぁ最近流行りのキラキラネームみたいなやつか。一応危険物を持っていないかどうか確かめるために、ローブを脱いでみてくれ。」
「「「!?」」」
俺たちに激震が走る。
何度も言うが、このローブの下は布切れ一枚。
しかも今の俺は女の子が着ていたローブの残り香を嗅いで、やや興奮している。
...今ローブの中を見せたらまずい状況になる。
これは俺のプライドにかけて決して無ぐことはできない。
そんな俺を「はよ脱げよ」と言いたげな顔で見てくる。
「見せられない理由があるなら我々に害為す存在として、処さねばなるm...」
「そんなことないわ!!見せられない理由なんてないなーい!!」
スミスが俺の着ていたローブを力技で脱がす。
「「「「...あ...」」」」
ローブによって隠されていた真実が日のもとに暴き出され、俺たちは後悔した。
手形をもらった俺たち一行はニメ=フルフィアの門をくぐる。
どうもこんばんは。おっさんです。
キャラのフルネームを今回初めて出した感じです。
それはそうと、全国のジェ=ジャストレイ=ジェームズさんすみません。
あ、あと爪を執拗に切るのは気を付けましょう。
では後書きはこの辺で。また次話でお会いしましょう!!




