9月5日 ローブの行方
ムラムラするから仕方がないんです。
9月5日
「この人でなしがぁぁぁぁ!!殺す!殺してやる!この街で平穏に生きる奴らを!!犠牲のもとでぬくぬくと生きるこの国の奴らを!!」
中年男性は叫び声を残し、門番にひこづられるようにして門の中に消えていった。
残ったのは4人の遺体と血だまり。そして心にどこか残るような悲痛な叫び。
その中 門をくぐり、白衣を着た人物が数人、荷車とともにやって来る。
彼らは遺体を物のようにその荷車に放り込み、再び門の中にゆっくり消えていった。
「おかしいだろ...こんなの」
凄惨たる悲劇が目の前で繰り広げられ、口走る。
「...お願いよ。シルフィンちゃん。 あなたのローブを貸してくれる?」
「......。」
「...お願い。」
「......。」
シルフィンは黙ったまま着ていたローブを脱ぎ、俺に押しやる。
「...ありがとう。」
俺は感謝の言葉を呟き、シルフィンがらローブを受け取る。
そのローブを羽織る。若干シルフィンの体温が残っている。
花のようなかぐわしい香りに交じって微かに香る汗のにおい。
おっと...これは...ヤバいな。(何がとは言わない。)
内に湧く誘惑と一人で戦う間も、非情にも列は少しずつ短くなる。
そして。
「そこの3人組、前に。」
順番がとうとう回ってきた。
さて、我々一行の現在の外見を詳細に説明しよう。
まずは白髪で髪が肩に掛かるか掛からないかくらいの長さの眼鏡をかけた女の子、シルフィン。
彼女は身長150㎝後半であろうか。女性成人身長平均ほどである。
顔は整っており、かわいい方だ。
そして動きやすいようにぴったりと肌に密着したデザインの服を着ている。
その服は所々血のような赤いしみができている。
その左隣にいる身長が180㎝ほどあるであろう比較的大柄な日焼けをしたスキンヘッドの男性、スミス。
筋骨隆々で体のサイズに合っておらず、ピチピチな無地の白いTシャツ、黒いズボンを穿いている。
...のだが、赤い塗料を頭からかぶったように、服だけでなく、頭も赤く染まっている。
そしてスミスの左隣にいるローブを羽織った170㎝ほどの男性、名前不明。
黒いローブを着た、黒髪の男。
赤いシミが頬にこびりついている。
...これ、どこをどう見ても怪しい集団じゃないか。
...処されるビジョンしか見えないんですけど。
太陽は完全に沈み、月が昇ってきた。
門から垣間見える街には明かりが見え始め、壁には掛けられていた松明に明かりが灯される。
俺が森で目覚めてから1日が経とうとしていた。
はい、どうもこんにちは。おっさんでございます。
最後まで読んで頂いて(途中までしか読んでいない人も)ありがとうございます。
女の子(美少女に限る)の体臭をクンカクンカすると何かのボルテージが限界突破して性欲開放するのは仕方ないデスよね!!(え?仕方なくない?そんなにヤバいのはお前だけ?そんな―!?)
忘れていると思い、作中で一応書いたんですけど、主人公は布を纏っただけの姿で森林の中で夜を過ごし、魔獣たる変な生物に追い掛け回された人です。
...何が言いたいんだ私は。
というわけでいつも通りグダグダな内容になってきた(最初からですけどネ!)ので後書きはこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。もし宜しければまた次話でお会いしましょう!!




