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少女たちは今。  作者: atyamon
入学式。~ そして、少女たちは出会った。~
3/4

少女の想い。



あの瞬間、彼女に目を奪われた。



彼女に魅入られた、この気持ちが

どうゆうものなのか

彩華にはまだわからない。


ただただ、彼女が不思議と気になる、

彩華は、そう思っていた。



そして無事に、入学式が終わり、

今日の学校は終了した。


彩華は、芙美菜と一緒に下校をして

昼食を終えたあと

近所の公園に行く約束をした。



そして、午後2時


彩華は先に着き、公園の大きなすべり台の上に座った。

芙美菜を待っている間、

あの時見た、彼女のことが頭から離れなくなっていた。


そんなことを考えていると

急に、彩華の目の前が真っ暗になった。


その直後、、


「だ~れだ?!」


女の子の声がした。

彩華はほっとしながらもちょっと拗ねて


「も~!、、芙美菜ちゃんでしょ!!」


そう言うと

彩華の視界がぱっと明るくなり、

人影が目の前に現れた。


「せ~いかい!」


芙美菜がにやにや笑いながら彩華を覗き込んだ


「も~、なにしてんの~」


そう拗ねながら笑って言う彩華に芙美菜は抱きついた


「えへへ、、こうゆうのも面白いでしょ?」


楽しそうに言う芙美菜に

彩華も可笑しくなってしまった

そして、、


「いいよ-、今度お返ししちゃうんだからね!」


そう言われて、

芙美菜は一瞬驚いた顔をしたが

すぐに可笑しそうに笑いだした。


そのあともふたりでじゃれていると

芙美菜がほっとした顔で彩華を見た。


彩華が視線に気付き問いかける


「芙美菜ちゃん、どうしたの?」


彩華が芙美菜の顔を見つめる。

そうすると、芙美菜はくすっと笑った


「、、よかったぁ、

 彩華ちゃん帰りぽーっとしてたから

 どうしたのかな、って思ってて、、」


彩華は、そこ言葉を聞いてはっとした。

芙美菜は、彩華があの彼女のことを考え

少し様子が変なことに気づいていた。


「彩華ちゃん、私が4組で1人になって

 不安そうな私に一生懸命してくれたのに

 私が彩華ちゃんになんにもしてあげられないのは

 嫌だなぁって思って、、」


そう言って

照れながら真剣な眼差しを彩華に向ける芙美菜、


彩華は、それを聞いて驚いた。

まさか自分が、ぼ-としていただなんて

思ってもいなかったからだ。


彩華は、慌てた、


「私、ぽーっとしてた?!」


芙美菜は、やっぱり、とした顔でこう言った


「うん、してた!

 なにかあったの?」


そう言われて

彩華の頭の中には、あの、目を奪っていった

彼女のことが頭に浮かんだ。


しかし、彩華はそのことを

言うのが恥ずかしかった。


「いや!なんにもないよ!

 芙美菜ちゃんは、今日学校どうだった?

 楽しかった?」


彩華はそう言って話題を変えた


芙美菜は、少し不満そうな顔をしながらも

その質問に答えた。


学校では友達ができて、

お互い楽しかったという話しをして

それから、なんともない話しをずっと話していた。


そして、夕方になり

そろそろ帰ろうかと言いだした頃

芙美菜はもう一度、彩華に訪ねた、、


「彩華ちゃん、今日、、本当になにもなかった?」


そう心配そうな顔をして彩華に訪ねる。

しかし、彩華はまた慌てて


「い、いや、本当なにもなかったよ!大丈夫!

 芙美菜ちゃんこそ、なんかあったらすぐに言ってね、

 私ケンカ強いから、守ってあげる!」


彩華は、少し罪悪感を感じつつも、そう答えた、


芙美菜は、自分の勘違いかもしれないと

自分に言い聞かせて、彩華に微笑みかけた。


そしてふたりは、

明日また、登下校の約束をして帰って行った。






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