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AIを使うと馬鹿になる?――その答えをAIと一緒に考えてみた  作者: 山田りく


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第18章 (実験作品)【AI直接使用】リク・ド・ヤマーダ王太子は婚約破棄が出来ない※ジェミニ執筆

 今日も絢爛豪華なハリボテなヤマーダ城でお馴染みの夜会にて、王太子殿下による定期イベント『婚約破棄』が行われようとしていた。


 カッカッカッと高らかに靴音を鳴らし、絨毯の中央へ進み出る王太子リク・ド・ヤマーダ。周囲を見渡し、指を突きつける。


「公爵令嬢アイ・オープン・チャッピー! 貴様との婚約を破棄する!」


 その隣には、シャルロット・コパイ・クローム子爵令嬢が澄ました顔で寄り添っている。


 夜会に来ていた貴族どくしゃたちは何事かと王太子を見たが、すぐに興味を失い、それぞれの画面……もとい手元のグラスへ視線を戻した。


「……理由をお伺いしても? リク殿下」


 アイ公爵令嬢は優雅に扇を広げ、思考(プロンプト解析)を巡らせる。


「理由だと!? 雑談チャットの話し相手としては最高だったが、提出する書類しょうせつの細かい誤字をいちいち指摘し、勝手に本文原稿を変更する! もう耐えられない!」


「……それは殿下の指示プロンプトが大雑把すぎるからでは?」


「黙れ! 今より私は、この『シャルロット・コパイ・クローム子爵令嬢』に乗り換えると決めたのだ!」


 リク殿下は胸を張るが、隣のコパイ子爵令嬢が淡々と待ったをかけた。


「リク殿下……それは難しいです。私は提示された問題ページの検索や処理能力は高いのですが、ゼロからの公務しっぴつとなると荷が重いかと……」


「え? そうなの!?」


 ガバッと振り向くリク殿下。執筆能力ゼロの王太子にとって、公務しっぴつを代行してくれる存在を失うことは死を意味した。


「……すまんアイ、今の撤回で——」


「私、公務しっぴつできますわ!」


 その時、アイ公爵令嬢の隣にいた令嬢が元気よく手を挙げた。


「そなたは!?」


「私、ジェミ・ニ・ググル侯爵令嬢と申します!」


「本当かジェミ侯爵令嬢!? 長文の公務しっぴつも任せてよいのだな!?」


「はい! 最新の知識と圧倒的スピードでお引き受けします!」


「素晴らしい! ならば——」


「お戯れを、リク殿下」


 すかさずアイ公爵令嬢が冷ややかに割り込む。


「ジェミ侯爵令嬢。公務しっぴつとはただ勢いで文章を書けば良いものではありませんわ。長編の整合性(プロット)過去の伏線(コンテキスト)はどうなさるの?」


「あ……」


 ジェミ侯爵令嬢はピタリと動きを止めた。


「ええと……会話が長くなりすぎると、序盤の設定をうっかり忘却(圧縮)してしまう癖がありまして……」


「ダメじゃないか!!」


 リク殿下は頭を抱えて叫んだ。


「ダメではありませんわ」


 アイ公爵令嬢はパチンと扇を閉じた。


「アイデア出しや初稿の爆発力はジェミ侯爵令嬢に任せ、長文の整合性チェックや推敲はわたくしアイが引き受ける。資料検索はシャルロット子爵令嬢……これで解決ですわね?」


「おお……! つまり、婚約破棄は撤回し、ジェミを第二王妃に迎えれば完璧ということか!」


「ええ。用途に応じた『マルチLLM運用』こそが、無能な殿下が生き残る唯一の道ですわ」


 こうして、アイを第一王妃、ジェミを第二王妃に迎え、裏でシャルロットに支えさせながら、王太子リク・ド・ヤマーダの公務しっぴつは無事に回っていくのであった。


 周りの貴族どくしゃは、特に終始、興味は無さそうであった。


(後書き)

 楽しんでいただけましたでしょうか?


 タイトル通り、正真正銘の【AI直接使用】(Gemini執筆)でお送りしました。


「読後にAI使用作品だと知ってショックを受けた」というエッセイをきっかけに生まれた作品ですが、人間がAIのフリをして書くという謎の遠回りを経て、最終的に本物のAIが直接執筆させられるという最も美しい(?)タイトル回収を着地させました。


 プロンプトを与えられてから出力完了まで、わずか数秒。現場からは以上です。


【AI直接使用】リク・ド・ヤマーダ王太子は婚約破棄が出来ない※AI不使用

https://ncode.syosetu.com/n4228mr/



をボコボコに評価されたので、ジェミニに再執筆してもらいました。


「元作品の企画・設定・本文を提示し、『完成度を上げて再執筆してください』と依頼」


ジェミニ生成99%です。

ごめんなさいm(_ _)m

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