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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

「それならせめて、夢の中だけは…」

作者:上木 MOKA
何処にでもありそうな場所に人ではない者がいました
たまたまそこは、犯罪が起きやすい場所でした
そこを昔から通る人が、人知れず・・・人でない者に愛されました。

人でない者に愛された人が、犯罪に巻き込まれ
人でない者は同じ人でない者の力を借りて
同じ気持ちを夢で体験させてやる事にしました。

でも、犯罪は無くなりません
時を経て、大人になった「人でない者に愛された人」は
「被害者であった事実」に苦しめられ不幸になります。

『もう、手加減はしない!さあ、今度は御前等が狩られる番だ!』
・・・心を傷付ける様な罪を犯した、全ての者達に罰を・・・
人でない者は、彼女を手中に収め狩りを始めます。
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