GW2
とても短くなってしまいました。
GW最終日、実家でごろごろと過ごす瑠衣は暇を持て余していた。
ピコン
スマホの着信音がする。
― 瑠衣ー暇? 暇ならお茶しよ。―
幼馴染の紗良からだ。
― しよしよー。どこ行く?―
駅前のカフェで待ち合わせすることになった。
「お母さん、紗良とお茶してくる。」
「はーい。行ってらっしゃい。」
カフェに着くと、紗良はもう来ていた。
「お待たせ。」
「全然。元気ー?」
「うん。紗良は?」
「元気だよ。仕事どう??」
「もうわからないことだらけで毎日ドタバタしてる。紗良は?」
「わたしも。わからないことがわからないんだよね。」
「わかるわかる。わたしもそんな感じ。」
「だよねー。」
しばらくお互いの近況について話す。ここはタルトがおいしいので、イチゴタルトとハーブティを注文する。紗良は季節のフルーツタルトだ。
「ねぇ、いいひといた?」
暇な女の子の会話と言えばこれだ。
「うーん。すごくかっこいい人ならいるよ。しかも優しい。」
「え、すごい。どんな人。」
「わたしの副担任クラスの担任の先生。背が高くて、超美形で、BBQ奉行」
「BBQ奉行。ふふふ。面倒見いいってこと?」
「困ってたらすぐ助けてはくれるかな?あと、生徒には熱い」
「へー。いいじゃんいいじゃん。惚れた?」
「いや、ドキってすることもあるけど、まだわかんないかな。」
「そうなんだ。いいねー。目の保養。」
「うん。目の保養。」
「紗良こそ、元也とはどうなの?」
「んー。連絡とってるけど、今寮だしな。」
元也は、紗良の彼氏だ。高校時代の友人でもある。
「そっか。寂しい?」
「んー、今更そんなに?頑張れよって感じ。」
「はは。元也は寂しがってるかもね。」
「かなー?」
この二人の揺るがない感じにあこがれる。
家に帰って、晩御飯を食べたあとに一人暮らしの部屋に帰る。少しだけ寂しい気持ちになった。
明日から、また学校だ。
気合を入れて眠りについた。
読んでくださってありがとうございます。




