課外活動2
ブックマークしてくださってありがとうございます。嬉しいです。拙い文章ですが、頑張って書きます。
14時の再集合まで私たちはショッピングモールの中で待機しないといけない。
ショッピングモールに用事があるかと確認されたが、全員何もなかったので昼食後はゆっくりお茶をすることにした。
私とアン先生が隣り合い、アレックス先生と加瀬先生が隣り合って座った。
話題は、加瀬先生とアレックス先生の同窓会の話になった。加瀬先生がスマホの写真を見せてくれる。
「楽しそうですね。」
「楽しかったです。アレックスなんて今も昔もモテモテなのに全然気付かないんですよ。女子が何人かで酔わせてどうにかしちゃえっていっぱいお酒飲ませてるのに、全然酔わなくて、みんな諦めたっていう。」
「え、助けてあげないんですか?」
「酔わないのわかってるんでみんな笑いこらえて見てましたよ。」
「その何人かの中にいいなと思う人いなかったんですか?」
「いませんよ。僕好みにはうるさいので。」
「そんなこと言ってるからモテモテのくせに彼女いないんだろ。」
「人のこと言えるのか?」
「え・・・いや、まあ俺のことはいいじゃないか。」
そう言って、加瀬先生はアン先生のことをチラッと見た。ん?何かあるのか?加瀬先生、動揺してるのかな?一人称が俺になってますよー?アン先生をそっと見てみたが、アン先生は何も気づいてないような顔でニコニコ二人を見ている。よ、読めない。
「ふーん。じゃあその話はまた今度ということで。」
アレックス先生はニヤニヤしながら泳がすことにしたみたいだ。気になるなあ。
「そ、そろそろ1時40分なので集合場所へ行きましょう!」
加瀬先生がごまかすように立ち上がった。
集合場所へ向かうと、生徒たちもちらほら集合してきたようだ。
お揃いのヘアアクセサリーを付けている子もいる。ショッピングモールを満喫できたようでなによりだ。
風船を指さして、魔法?とつぶやいていたけれど、特に何もなかったようだ。
「みなさん全員いますね。これから学校へ帰って感想を書いてもらいます。感想を提出したら、今日は帰れます。じゃあ帰りましょう。」
帰りもまた、アン先生の引率で帰った。
教室では、感想を書くだけなので、加瀬先生と私は職員室へ向かった。
さっきの加瀬先生の態度を思い出してしまい、ニヤニヤしないように必死だ。
感想用紙を手にした二人が返ってくるまで余計なことを言わないように、授業準備に勤しんだ。
アレックス先生のほうが先に帰ってきて、そのあとアン先生が帰ってきた。
「僕、ちょっと部活のほうに顔出してきます。」
加瀬先生が慌てて出ていった。怪しい・・・
「あ、ランスちょっと楽しめたみたいだな。」
アレックス先生がランスの提出した感想用紙を見せてくれる。
「ほんとですね。彼にとって嫌なことばかりじゃないならよかったです、」
「はやく切り替えてくれたらいいんだけどね。」
「そうですね。でも来たくなかったのにっと思ってたらこだわっちゃうのもわかります。」
「そうだね。それはわかるな。それでも周りがいい子だから助かってるよ。」
「このまま馴染んでくれるといいですね。」
「そうだね。」
アレックス先生が優しく微笑みながら、ランスの感想用紙をもう一度見つめている。生徒思いで素敵な先生だ。心がほわっとした。
読んでくださってありがとうございます。




