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存在しない部屋
翌朝、エリアスから電話がかかってきた。
ミラは、三度目の呼び出し音で電話に出た。
「……もしもし」
『写真、全部消えた』
最初の言葉は、それだった。
ミラはベッドの端に座り直した。
「全部?」
『全部。ゴミ箱にもない。クラウドにも残ってない。撮影した記録まで消えてる』
「昨日、私に送った写真は?」
『君のところには残ってる?』
ミラは携帯電話を確認した。
画像は、残っていた。
ただし、どの写真も開こうとすると、画面が暗くなった。しばらく待つと、画像の代わりに白い画面が表示される。
そして、中央に小さな文字が浮かんでいた。
**ファイルが見つかりません。**
「……こっちも駄




