マイクロビキニ転生11
翌朝、王宮から馬車で送られてギルドに戻ってきた俺たち三人。
ギルドの扉を開けた瞬間、いつもの薄着……というかマイクロビキニだらけの受付嬢アリスちゃんが、カウンターから勢いよく飛び出してきた。
「アキラさぁぁん!! おかえりなさいですぅ〜♡」
たゆんたゆんと巨大なおっぱいを激しく揺らしながら、アリスちゃんが俺に抱きついてくる。柔らかい胸が俺の胸板にむぎゅっと押しつけられ、甘い香りがふわっと漂った。
「昨日は王宮に呼ばれたって本当ですか!? しかも国王陛下が直々に……! ギルド中が大騒ぎなんですよぉ〜!」
後ろからレイドが、銀髪を軽くかき上げながら苦笑い。
「ふふ……アリスちゃん、朝から元気すぎだよ。 まだアキラの体、国王様に取られちゃったんじゃないかって心配してたんでしょ?」
レイドのマイクロビキニ姿も相変わらず危うい。小ぶりだけど形のいい胸が、腕を組んだ拍子に軽く寄せられて谷間ができている。
ナージャちゃんはまだ王宮の興奮が冷めていないのか、俺の左腕にぎゅっとしがみついたまま。
「うう……国王様、めっちゃカッコよかったですけど…… アキラさんをじーっと見てて、なんか怖かったですぅ…… 私、国王様に取られちゃうんじゃないかって……」
その言葉に、アリスちゃんが目を丸くする。
「ええっ!? 国王陛下がアキラさんに!? 陛下って普段はクールで近寄りがたいのに…… しかもあのマイクロビキニ姿で……はうぅ、想像しただけでヤバいです♡」
俺は照れ臭そうに頭をかいた。
「まあ、魔石を献上したらすごく機嫌が良くてな…… 宴の間中、俺の隣に座って色々質問攻めだったぜ。 『お前の力、もっと見せてみろ』とか言われて……」
レイドが俺の耳元に顔を近づけて、小声で囁く。
「……で? 夜は? 陛下、結構積極的だったんじゃないの? ボク、ちょっとだけヤキモチ焼いちゃったよ♡」
その瞬間、ギルド内にざわめきが広がった。
「ちょっと待って! アキラさんってあのクリムゾンサーペント一撃討伐の人でしょ!?」「しかも国王陛下のお気に入りになったって本当!?」「うわぁ……マイクロビキニの陛下があんなに興味持つなんて……」
冒険者たち(もちろん女性陣はほとんどマイクロビキニや極小布面積の装備)が、俺たちを遠巻きに見ながらひそひそ話している。
アリスちゃんがカウンターに戻りながら、興奮気味に言う。
「それで今日はどうされますか? もうランクアップ申請してもいいと思いますよぉ〜 SS級モンスター討伐の実績があれば、少なくともAランクまでは一気に上がれます! ……それとも、また三人でクエスト行っちゃいます?♡」
レイドがにっこり笑って、俺の肩に軽く寄りかかる。おっぱいが二の腕に当たる感触がたまらない。
「どうする、アキラ? ボクはもう少しアキラと一緒に狩りしたいけど…… ナージャちゃんも、昨日アキラに守ってもらって自信ついたみたいだしね」
ナージャちゃんが頰を赤らめながら頷く。
「う、うん……! アキラさんが盾役やってくれるなら、私ももっと頑張れそうです…… でも、国王様にまた呼ばれたりしたらどうしよう……」
そこへ、ギルドの奥から聞き覚えのある声が響いた。
「おいおい、朝から随分と賑やかじゃねえか!」
ビキニ姿の筋肉質おっさん、ギルドマスター・ガイムが豪快に笑いながら現れる。
「アキラよ! 国王陛下から直々に連絡が来たぜ。 『アキラという剣士を、特別に目をかけるように』だってよ。 ……ついでに、お前らのパーティーに国王直々の依頼が来てるんだが、どうする?」
ガイムがそう言って、羊皮紙を俺に差し出す。
依頼内容は——『闇の森深部に現れた新たな変異種の調査と、可能であれば討伐。 報酬は前回の倍以上。国王陛下直々のお墨付き。』
レイドが目を細めて微笑む。
「へぇ……陛下、早速アキラを試してるんだ。 面白いね♡」
ナージャちゃんは少し不安げに俺の腕を掴む。
「また変異種ですか……怖いですけど……アキラさんがいるなら……」
アリスちゃんがカウンターで胸を寄せながら、期待に満ちた目で俺を見る。
「アキラさん、どうします? 引き受けますか? それとも……もう少しギルドでゆっくりしてからにします?♡」
俺は三人(プラス国王様の影)の視線を感じながら、軽く息を吐いた。
(この異世界、ほんとにマイクロビキニだらけで最高だぜ…… でも、国王様の視線も熱かったし……次はどんな展開になるんだろ?)
俺は考えた




