マイクロビキニ転生10
ギルドマスター・ガイムの部屋から出た俺たち三人は、8000万ゴールドという途方もない大金を手に、ギルドのロビーに戻ってきた。
アリスちゃんがカウンターから身を乗り出して、大きな胸をたゆんたゆんと揺らしながら目を輝かせている。
「アキラさんたち、本当にすごいですぅ……! SSランク相当の変異種を一撃で……しかも魔石まで王様に献上するなんて……♡」
レイドが俺の隣で、銀髪のショートを軽くかき上げながら微笑んだ。マイクロビキニに包まれた小ぶりだけど形のいい胸が、腕に軽く触れる距離で揺れている。
「ふふ……アキラ、本当に正体を隠してるよね? Sランクの私が本気で歯が立たなかった相手を、一太刀で両断するなんて…… 正直、興奮しちゃった♡」
レイドの声は甘く、男装のイケメン王子様らしい低めのトーンなのに、どこか色っぽい。その視線が、俺の顔から胸元、そして腰の辺りまでゆっくりと這う。
ナージャちゃんはまだ興奮冷めやらぬ様子で、両手をぎゅっと握りしめながら俺の後ろにぴったりくっついていた。ビキニの紐が少しずれていて、柔らかいお尻のラインが強調されている。
「アキラさん……本当に強すぎですぅ…… 私、死ぬかと思いました……でもアキラさんが盾になってくれたおかげで…… あ、ありがとうございます……♡」
三人の視線が俺に集中する中、ギルドの扉が勢いよく開いた。
「緊急報せです! 王宮より使者が到着しました!」
入ってきたのは、ビキニ姿の女性騎士。胸当てと下半身を極小の布で覆っただけの、ほぼマイクロビキニの鎧だ。彼女は息を切らしながら俺たち三人を指差した。
「クリムゾンサーペントの討伐者の方々ですね? 国王陛下が直々に謁見を望まれています。 今すぐ王宮へご案内いたします!」
レイドが小さく息を飲んだ。
「……陛下が直接? さすがに早いね……」
ナージャちゃんは「ひゃうっ」と小さく声を上げ、俺の背中に隠れるように縮こまる。
俺は軽く肩をすくめた。
「まあ、魔石を献上するって言った手前、断るわけにもいかないよな。 行くか」
──王宮・謁見の間──
重厚な扉が開くと、そこはまさに異世界ファンタジーそのものの豪奢な空間だった。しかし、いつものように「薄着ルール」は徹底されているらしく、侍女たちもほとんどマイクロビキニか、それに近い布面積の少ない衣装ばかりだ。
玉座に座る人物を見て、俺は思わず息を飲んだ。
金髪のショートヘア。すらっとした長身に、引き締まったウエスト。男装の麗人……いや、完全に「王子様系美女」だ。
しかしその装いは、ただの王子様ではなかった。
極限まで小さく作られたマイクロビキニ。黒と金で縁取られた布は、必要最低限の部分だけを辛うじて隠している。胸の膨らみは控えめながらも形が美しく、鎖骨から腹筋にかけてのラインが露わになっている。腰の紐は極細で、わずかな動きでずれそうな危うさがあった。
国王──いや、国王様と呼ばれるべきその人物は、ゆっくりと立ち上がった。
「ふむ……お前たちがクリムゾンサーペントを討った者たちか。 しかも一撃で両断したという……」
声は低めで凛々しい。まさにボーイッシュな王子様そのものだ。しかし歩くたびに、マイクロビキニの布が微かにずれ、柔らかい肌がチラチラと見える。
レイドが一歩前に出て、優雅に頭を下げた。
「国王陛下……お初にお目にかかります。Sランク冒険者、レイドと申します。 こちらがパーティーリーダーのアキラ、そしてナージャです」
国王様の視線が、俺にぴたりと止まった。
「……アキラ、か。 面白い名だな。 しかもお前がその剣士だと?」
国王様は玉座の階段をゆっくり降りてくる。マイクロビキニの紐が脚の動きに合わせて軽く食い込み、ヒップラインが強調される。
俺は慌てて頭を下げた。
「は、はい。本条アキラです。 この度はクリムゾンサーペントの魔石を、陛下への献上品として……」
「その話は後だ」
国王様は俺の目の前まで来て、じっと見つめてきた。金髪ショートの前髪が少し乱れ、鋭い瞳が俺を値踏みするように細められる。
「……お前、ただ者ではないな。 私の王国で、SS級変異種を一撃で屠るとは…… しかもその力、まるで神の領域に近い」
国王様の指が、俺の胸元に軽く触れた。
「面白い…… 私も、強者には目がない性質でな。 特に、お前のような『規格外』の男は……」
その声に、わずかな熱が混じった気がした。
レイドが少し焦ったように口を挟む。
「陛下……アキラは私のパーティーの……」
「わかっている、レイド。 お前もなかなか魅力的な弓使いだ。 だが今は、アキラに興味がある」
国王様はふっと微笑んだ。王子様系の凛々しい顔立ちが、マイクロビキニ姿と相まって、なんとも言えない色気を帯びている。
「アキラよ。 今夜は王宮に泊まれ。 宴を催す。 ……お前たちの功績を、存分に讃えたい」
ナージャちゃんが「ひゃああ……王宮泊まり!?」と小さく悲鳴を上げ、レイドは複雑そうな笑みを浮かべながらも、俺の腕を軽く掴んだ。
国王様は最後に、俺だけに聞こえるくらいの小声で囁いた。
「……マイクロビキニが似合うかどうか、 後でじっくり確かめさせてもらうからな♡」
金髪ショートのマイクロビキニ国王様は、そう言って優雅に踵を返した。その後ろ姿は、引き締まった背中と、ほとんど布に覆われていないヒップが、くっきりと浮かび上がっていた。
俺は心の中で叫んだ。
(うっひょおおおおおおっ!!! 国王様がマイクロビキニのボーイッシュ王子様美女とか…… この異世界、最高すぎるだろ……!!)
レイドが俺の耳元で小さく笑う。
「ふふ……アキラ、顔が緩んでるよ? ……でも、ちょっとヤキモチ焼いちゃうかも♡」
ナージャちゃんも、恥ずかしそうに俺の服の裾を引っ張りながら、
「アキラさん……今夜、絶対に離れないでくださいね……?」
こうして、俺たちの王宮での一夜が始まろうとしていた。




