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現代日本の魔法事情  作者: ナカタカナ
燃え上がる?萌え上がる?魔法祭
25/26

最近って色々ありすぎじゃね

 

 ?SIDE 「はぁ、いつになったら私は彼と会うことが出来るのかしら」

暗闇に紛れて嗤う影

「私の胸は彼でいっぱいなのに、なのに、何で私は彼とまだ会えてないの既に三百と二十三年と二月の月日がたったのに」


 凶夜SIDE

あの後、僕は虫の息になりながらも授業を受けて昼休みまで持ちこたえたのであった。

そして今は机にぐったりとしていた。


 全く、魔法祭まではあと一週間だと言うのにこんな疲れてて紅羽さんとはちゃんと連携は取れるんだろうか。


 「月夜君、今日も一緒にお弁当食べましょう」

「う、うん、良いけど蓮姉ちゃんと一緒だから喧嘩しないでね」

「たまには、私と二人きりで食べましょう」

「それは無理かな、ごめんね」

「分かりましたわ、それではお姉様もご一緒で良いですから私も一緒に食べますわ」

「喧嘩しないでね」

「フフフ」


 悪いことを思いついたように嗤う彼女を見て僕は背筋がゾッとした。

二重の意味でだ、彼女の考えにもゾッとしたが背中に突き刺さる死線にもゾッとした。

この視線を感じる先にいるのは一人しかいない、蓮姉ちゃんだ。


 「きょ・う・や・ごはん食べに行きましょう」

「ワ、ワカリマシタ、スグニイキマス」

思わず片言になってしまったが関係ない、つい昨日家族会議が行われたというのに下手したら

また今日も家族会議が開かれることになる。

『それだけはなんとしても阻止せなければ、出ないと僕の精神が死ぬ』

僕は急いで中庭に向かった。


 いつものメンバーで食事をしているが彩華先輩と蓮姉ちゃんの使い魔組を除いた人物は春だと言うのに

真冬にも感じられる吹雪の中で食事をしている。

僕は何もしゃべらずにパクパクと弁当を食べている。

僕の好きな出し巻き卵のはずなんだが、何故だろう味が全くしない。


 そして事件は起きた。

いきなりサラさんが僕の腕に抱き着いてきた。

「ちょ、何するんですか?」

「良いじゃないですか、私達は許嫁なんですから」

「確かに、そうかもしれないですけど、やっぱり恥ずかしいですし」

「良いじゃないですか、ハイ、アーン」


 するとサラさんは自分が食べていた弁当に入っていたサンドウィッチを僕に食べさせてきた。

ブチッと何かが切れるような音が八つもした。

言わなくても分かるだろうけど一応言っておく。

僕の姉と使い魔たちだ。


 「皇女様、さっきから黙ってたけど少しくっつきすぎじゃないかしら」

「そうですよ、一応一国の皇女なんですからそう言った事はいけないと思うんですけど」

蓮姉ちゃんとマモンが怒りマークを額に浮かべながらそう言った。


 「良いじゃないですか、私は月夜君の許嫁・・なんですから」

『おい、何故許嫁の所だけ強調した?』

ブチブチ更に何かが切れる音がした。


 「この女狐が凶夜は私のものなんだから勝手に自分の物にしないでくれます

それに、凶夜自身はどうなの、皇女様と結婚したいの?」

「い、いや、その、なんというか」

「はッきり言ってください、まぁ結果は分かってますけど、どうせ私と結婚したいって言うのは」

「違うわよね、お姉ちゃんと結婚するんだよね」

「ははは、何をおっしゃってますの、お義姉様、この国では姉弟で結婚なんてできませんわ」

「そんな事どうでも良いの、早く行ってよ凶夜」

「あっ、もうこんな時間だ急がなきゃ、それじゃまたね」


 僕はビューンと音がするほどの速度で図書室に向かった。





 「紅羽さん、来たよ」

僕は図書室に着くといつも通りに紅羽さんに声をかけた。

「あら、早かったのね、どうしたのいつもならもう少し遅いはずなのに」

「いや、そのちょっと色々あってさ」

「ふーん、どうせ皇女様とお姉さんの事でしょう」

「なんでわかったの?」

「どうせそんな事だろうと思った事を口にしただけよ」

彼女は何を言ってるのとでも言いたそうな顔をしている。


 「まぁ良いわ、それじゃ少し早いかもしれないけど行きましょう」

彼女はすっと立ち上がり図書室から出て行った。


 「ちょ、置いてかないでよ」

僕は彼女が出て二十秒ほどたった後において行かれた事に気づいた。

僕は急いで紅羽さんの後を追った。


 いつもの練習を始めるべく僕と紅羽さんは準備運動をしていた。

そしてストレッチをお終えたところに目が全く笑っていない状態の紅葉さんが来た。


 「月夜君、その女は誰ですの?」

「誰って、魔法祭でペアを組んでいる紅葉さんだよ」

「はじめまして、皇女様、私は月夜君とペアを組んでいる紅葉蒼菜です」

「はじめまして、私は知ってると思いますけどデュへイン皇国の第三皇女サラ・メロウ・クレハ・デュへインですわ

ちなみに、月夜君とは許嫁ですのでくれぐれも間違いなど起こさないようにしてくださいませ」

ものすごく良い笑みを無壁ながら紅羽さんに忠告するサラさん、


 「えぇ、大丈夫よ、私は月夜君とペアを組んでいるだけであって特に何もないから」

紅羽さんは、サラさん野冷たい笑みをなんともなかった家のように受け流した。

さすが紅羽さんです。マジパネェッス


 「そうですの?でしたら良いですわ」

サラさんは凍えるような笑みをやめると再び僕のh剛を向くとまた今度はハイライトの消えた瞳で僕を見てきた。


 「ところで、さっきの答えはきいてないのですが聞かせてもらってもよろしいですか」

忘れてた訳じゃないけどこんなにも早く来るとは思ってなかった。

「その、あの、僕はですね「早くいってくれますか」は、はい」

『どうしよう、どうしよう、どうしよう、どっちにも決められないよ』

「僕はどっちかだなんて決めることは出来ないよ」

「どうですかやはり私の・・・もう一度言ってくださいますか」

「僕にはどっちかだなんて決められないよ」

「何故ですの?」

「それは、確かにサラさんのことは好きだけど、蓮姉ちゃんのことも好きだから」

「私だけじゃ、だめなのですか」

「ダメって訳じゃないけど、僕にトって蓮姉ちゃんは家族だから」

「そうですわよね、所詮私なんか徐他人より家族の方が好きに決まってますわよね」


 サラさんは悲しそうな表情を見せた。

「まぁ今は良いですわ、必ず月夜君の方から私のことが好きって言わせるようにさせますから、楽しみにしていてくださいね」


 サラさんは、思わず見とれてしまうくらいの笑みを浮かべてから去っていった。





 「それじゃ、気を取り直して練習を始めましょうか」

「そうだね、あと一週間しかないから頑張ろっか」

僕は深呼吸をして心を落ち着かせる。


 「それじゃ始めに、天罰作戦をはじめようか」

「えぇ、わかったわ。合図は任せるわ」

「うん、任せて」


 僕は闇属性の魔法を発動させる準備をさせて、紅葉さんん日合図を出した。

「逝くよ、紅羽さん」

「えぇ、天雷(ライトニング)

すると紅羽さんは幻惑魔法を発動させる。

僕はその幻惑魔法に隠れて新しく作った魔法裁きの鉄槌(ジャッジメント)を発動させる。


 この魔法は光属性の魔法に日属性の魔法を上から被せて

相手の真上から一気にレーザーをチュドンさせる魔法だ。


 ちなみに天雷(ライトニング)裁きの鉄槌(ジャッジメント)は似たような魔法だから幻惑魔法だと思って避けなかった相手に痛い目を見させることができる。


そして僕たちの魔法はそのまま地面に少し大きめなクレーターが

できるほどの威力だった。

普通ならこの威力を区rタったらただじゃおかないが学校指定の

マジックスーツは魔法の威力を大幅に防ぐほどの防御力を持っているため、これくらいしてしまっても問題ないのだ。


 「うん、大分良い感じになってきたね」

「そうね、これだと良いところまで行けそうね」

「そうだね、でも良いところまで行けるじゃなくて、優勝だよ」

「フフ、そうね優勝ね」


 紅羽さんは普段見せないような表情を見せると僕は少し顔が

赤くなるのがわかった。

そのあと僕たちは練習をして家に帰った。


 だが僕はこのあとに起きる悲劇を忘れていた。





 下駄箱から出て校門の前にいくと背後に般若を従わせた状態の蓮姉ちゃんがいた。

「凶夜君、一緒に帰りましょう」

「は、はい」

僕はそう答えることしかできなかった。


 帰り道を歩きながら僕は蓮姉ちゃんの質問に答えさせられていた。

「良い、わかってる凶夜は私の弟なの、弟は天地創造以来弟というのは、姉の物なの、わかってるの」

「は、はい、わかっています」

「わかってるんだったらなんであんな皇女様に鼻の下を伸ばすの?」

「鼻の下など伸ばしてません」

「いいえ、伸ばしてた、見たもん私」

「断じて鼻の下など伸ばしてません」


 「それで、まぁそれは置いておくとして・・・

凶夜は私と皇女様どっちの方が好きなの」

『出た、さっき言ったけど蓮姉ちゃんが納得するのかわからない』

「その質問には答えられないよ」

「なんで、ナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ

凶夜はわたしだけを見ていれば良いのよ」

「そ、そのサラさんのことは嫌いじゃないし、蓮ねえちゃんは昔から

一緒で、いつも二人だったから僕にとってはもうひとりのお母さんみたいな存在だけど、僕には二人とも大切だから、選べないよ」

「そう、まぁ良いわ、絶対に凶夜のことを私色に染めてあげるから」


 ハイライトの消えた目で僕を捉えてはそう言った。

『よかった、なんとかこの場では首のかわが一枚繋がった』

すると後ろから方をポンと叩かれた。


 「凶夜は、私たちのご主人様なんだからね、絶対にあんな皇女様

なんかにうばわれたりしないんだか」

振り替えると少し涙目になったベルがいた。

「そうよ、あなたは私たちの主人なんだからな」

続くのはルシフ

「あんな子より私に頼んでくれたら凶夜の望むことならナンデもしてあげるわよ」

これをいったのはアスモ

「「「「「「「「それはダメ!」」」」」」」」

アスモ以外の子の場jにいたメンバーがそう言った。

「とにかく、凶夜は私の弟なんだから、私だけを見ていれば良いのよ

わかった」

「わかった」

僕はこれ以上はなにも言えないためそう言った。


 



 家についた僕は日課のトレーニングをしようと思ったが最近は色々あったせいでからだが重たかったから風呂に入って休むことにした。


 勿論、風呂のドアは魔法を使って開けられないようにしたけどね

途中でガチャガチャっておとがしてたけどきっと気のせいだよね。

僕は風呂から上がると自分の部屋に向かった。


 部屋には桜花がいた。

「あっ、お帰りなさいませ兄様」

「うん、ただいま桜花」

「どうしたんですか元気が無いように見えますけど」

「ちょっと学校で色々あってね」

「それって皇女様のことですか」

「へっ、いや、確かにそれもあるけど」

「そうなんですか、へぇ」

「そ、それより疲れたから少し休むね」

「それでは、私の膝枕でお休みください」


 そう言って桜花は、枕元に正座した。

「どうしたんですか、ほら早く横になってください」

「い、いや良いよ、膝枕何て普通に寝るから」

「兄様は私の膝枕では寝られないって言うんですか」

「そういうことじゃないけど」

「だったら寝てください、ほら、早くちなみに拒否権はありませんからね」

「桜花に悪いし」

「私は寂しいんです。姉様と兄様が学校でいちゃいちゃしてるのに私は構ってくれないし」

「あぁ、もうわかった、わかったから」

「やった、それじゃ兄様お休みなさい」

「うん、おやすみ桜花、ご飯になったら起こしてくれよ」

「はぁーい」


 桜花は尻尾があったらフリフリしてそうなくらいに喜んでいた。

『この笑顔を見ているだけで十分癒される。このままでハイライトの消えた目で僕の子とをみてこなかったら確実に僕の癒しになるのに』


 僕はこのまま目を閉じた。

後頭部に感じる桜花の柔らかい膝枕に癒されながら。




 



 

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