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現代日本の魔法事情  作者: ナカタカナ
燃え上がる?萌え上がる?魔法祭
26/26

コンテスト迫る


 「フフフ、私とあなたが力を会わせれば世界最強よ」

「そうだね、君と僕が力を会わせればこんな怪物なんて朝飯前だよ」

彼女は僕がそう言い返すと微笑む。


 そしてノイズが走る。


 「い、いやよ、あなたと離れるなんて出来ない、私とあなたはずっと一緒よ」

「ごめんね、でも大丈夫、少しの間、会えなくなるだけだから」

「嫌よ、少しって言っても百年、千年単位で会えなくなるじゃない」

「でも、今は僕がこうするしかみんなを救うことは出来ないんだ」

「別にあなたがそんなことをする必要ないじゃない」

彼女は僕に抱きついていくる。


 「ごめんね○○○○、もう時間なんだ」

「そんな、行かないで○○○○」

「大丈夫、また生まれ変わったら必ず君に会いに行くから」

「でも」

「大丈夫だよ、僕は必ず、君に会うために生まれるから

その間少し寂しいかも知れないけど、埋め合わせは必ずするから」

「・・・・・・わかったわ、それじゃその間、なにしてもらうか考えておくから、必ず私に会いに来てね」

「あぁ、必ず」


 



 目が覚めると目の前には桜花の顔があった。

「起きましたか兄様」

「うん、今何時くらい」

「もう少しで七時になります」

「そうか、それじゃもう少しでご飯だな」

「はい、姉様が頑張って作らなきゃって張り切ってました」

「それは楽しみだな、それより足しびれてないか」

「はい、大丈夫です」

「ありがとう、ぐっすり休むことができたよ」

「それはよかった」

「桜華ちゃん、凶夜、ごはんできたわよ」


 リビングから蓮姉ちゃんの声が聞こえてくる。

僕と桜花はリビングに向かった。


 リビングにはすでに使い魔組と蓮姉ちゃんが座って待っていた。

「来たわね」

「「「「「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」」」」

今日の夕飯は洋中和全部あった。

僕はさっき見たよく覚えていない変な夢について考えていた。


 『なんか変な夢を見たような気がするんだけど、よく覚えてないんだよな』

「どうしたの、今日や口に会わなかった」

「いや、美味しいよ、少し考えごとしててさ」

「そう、なにか相談があったらお姉ちゃんに言ってね」

「うん、ありがとう大丈夫だよ」


 僕はそう言って夕飯を食べた。




 夕飯を終えると僕は使い魔組とゲームをしていた。

内容は最近発売されたアクションゲームで魔法は使わずに拳のみで

魔法を使って対戦するゲームだ。


 「やったー、買ったよ」

僕の隣でコントローラーをもって喜んでいるのはベルだ。

「くそ、あそこで大技が出されるとは思わなかったな」

僕ははじめてゲームで負けた。


 「ふふふん、さぁて、凶夜には僕の言うことを聞いてもらうよ」

ベルはニヤニヤしながら、僕の方を見てくる。

「僕に出来ないこと以外は要求しないでよ」

「わかってるよ、まぁ考えておくね」

ベルはコントローラーを下に置いて何処かに行った。


 「凶夜何してたの」

僕が一人で落ち込んでいると、蓮姉ちゃんが来た。

「うん、ベルとゲームしてたんだけど、負けちゃって少し落ち込んでいるだけだよ」

僕はため息を付きながらそう言った。


 「ふーん、もう遅いから早く寝なさいよ」

蓮ねえちゃんはそう言って部屋に戻っていった。

「僕もそろそろ寝ようかな」

僕も部屋に戻った。


 部屋には、使い魔組と桜花がいた。

「あっ、凶夜」

僕に抱きついてきたのはレヴぃだ。

「どうしたの」

「うん、今ねみんなでねどうやって皇女をあんさ・・・倒そうかと

話してたんだよぉ」

「おい、今暗殺って言おうとしなかったか」

「き、気のせいだよ、ネェミンナ」

「片言になってるぞ」

「大丈夫だ、最悪私がみんなを止めるから」

するとルシフが僕の前まで来てこう言ってくれた。


 「お願いするね」

「あぁ、任せておいてくれ」

彼女はフッと笑ってくれた。


 「私もサポートするから気にしないでね」

マモンも続いてくれた。

「うん、ほんとによろしくね」

「任せてくれ、必ず私たちが止めるから凶夜は気にしないで」

「いや、気にはするけど」

「キャハ」

「君ってそんなキャラだったっけ?」

「ソウダヨ」

「片言になってるけど、まぁ良いや」

「兄様一緒に寝ましょう」

「あぁ~ずるい桜華ちゃん、私も凶夜と一緒に寝る」

ベルゼがそう言った。


 結局そのあとは、みんなで寝ることになったが、なぜか蓮姉ちゃんまで僕のm部屋に突撃してきて、僕の部屋はすごいことになった。


 



 暗闇に一人の少女がいた。

「君はどうしてここに居るの?」

「知らない、ずっと私はここで独りだった」

「寂しくないの、怖くないの?」

「寂しいって何、怖いって何、分からない」

ノイズが走る。


 「私は、寂しい?」

「でももう大丈夫だよ、僕もこれからは一緒だから」

「ほんと、一緒にいてくれるの?」

「うん、そしていつか二人で一緒にこことは違う良い所に行こう」

「ここを出られるの、うん、行こう一緒に」

彼女の表情は分からないが声で分かる、嬉しそうだ。






 目が覚めると僕は息が出来なかった。

視界も真っ暗で良い匂いがしているが苦しい。

「むぅぅぅぅぅ、むぅぅぅぅぅぅ」

声も出ない。


 まずい、このままだと死んでしまう。

そして少しだがチラッと見えたものがあった。

アスモの顔だった。

僕は理解した。今僕はアスモに抱きしめられているのだ。


 少し横を見ると蓮姉ちゃんが寝ていた。

僕は唯一動かせた腕で蓮姉ちゃんを起こそうと必死になった。

そして一分ほど経った。


 「うーん、もう朝ぁ」

やっと蓮姉ちゃんが起きてくれた。

そして更に僕は腕を動かして蓮姉ちゃんに伝える。


 「どうしたの凶夜ぁ・・・って何してんのぉアスモォォォォォ」




 こうして僕はやっと解放された。


 




 朝から死にかけた僕はなんとか生き返ったが、朝食の準備をしていた。

『はぁ、アスモ二は困ったな、まぁアスモだけじゃないけど

他の使い魔組や蓮姉ちゃんもなんだけどね』

僕は眼を擦りながら卵焼きを作っていた。

そして十五分くらいがたち、やっとみんなの弁当が完成した。


 僕は少しソファーでぐったりとしていたら、一番最初に降りてきたのは、桜花だった。

「おはようございます。兄様」

「おはよう、桜花朝ごはんできてるから」

「はい、いただきます」


 『さて、そろそろ僕も学校へ行く準備をしないとな』

一旦部屋に戻って鞄に今日の持ち物等の確認をしていた。

「凶夜ぁ、もう出ないと遅刻するよぉ」

下から蓮姉ちゃんの声がしてきたので僕は急いで下に向かった。




 「忘れ物はない」

「うん、大丈夫さっき確認したから」

「そう、それじゃ行きましょうか」

「桜花、留守番よろしくね」

「はい、任せてください兄様」

桜花はいやな顔ひとつもせずに返事してくれた。


 「行ってらっしゃい」





 最近は夏が近づいて、蒸し暑く感じる。

「凶夜ぁ、蒸し暑いよぉ」

ベルが僕の腕に抱きついてきた。


 「ちょ、暑いから抱きつかないでよ」

「えぇー、いいじゃん」

「それじゃ私ももう片方の腕に抱きつこう」

反対側にはレヴィが抱きついてきた。

「それじゃ私は背中」

蓮姉ちゃんが少し不機嫌そうな顔をして、背中に抱きついてきた。

「ちょっと、みんな離れてよ、暑いって」

「「「えぇー、いいじゃん別に」

「暑いって言ってるじゃん」


 僕は無言でルシフに助けを求める。

「はぁー、ほらみんな離れろ、凶夜が困ってるだろ」

『ありがとう、ルシフ』

「そんなこと言って、ほんとはルシフも凶夜に抱きつきたいんでしょう」

「なっ、何を言ってるんだレヴィ」

顔を真っ赤にしたルシフはレヴィに怒る。


 「ほらほら、照れない照れない」

「さっきから何をいってるのだ貴様はぁ」

「いい加減にしろぉ」

ルシフはレヴィとベルを剥がすと今度は蓮姉ちゃんをゆっくりと剥がした。


 「ぜぇ、はぁー、はぁー」

行きを荒くしたルシフが膝に手をついている。

「だ、大丈夫ルシフ?」

「ぜぇ、ぜぇ、大丈夫です」

少し不機嫌そうなそぶりを店ながら返事をしてくれた。


 全く、いつも朝から疲れるけど、今日はいつにもましてどっと疲れたよ

ルシフが珍しく焦っている面白い光景を見ることができたがそれとこれとはまた別の問題だ。


 学校についた僕は、教科書の用意をした。

「おはよう月夜君」

「おはよう、龍野さん」

声をかけてきたのはは龍野さんだった。

「どうしたの?やけに疲れてるように見えるけど」

「うん、ちょっと朝から色々と騒がしくてドタバタしてたから」


 「貴様はさっきから何を言っている。私はそんなこと腰も思ってないぞ」

すぐ横ではまだルシフとレヴィが口喧嘩をしている。


 「あ、あはは」

龍野さんはお疲れという顔をしている。

はぁ、朝からため息ばかりはいているように思える。

「凶夜、今日は椎名先生の手伝いに行かなくていいの?」

横から顔を除かせて僕にそう言ったのはマモンだ。

「うん、まだ今日は行かなくていいって事になってるから」

「ふーん」


 ガラガラ、すると教室のドアが開き工藤先生が眠たそうな顔をしながら入ってきた。

「うぃーっす、出席取るぞ全員いるな」

「先生、まだ皇女様が来てません」

確かにまだサラさんが来ていない。


 「あぁ、それだったら家の用事とかなんとか言って遅刻するそうだ」 

工藤先生は目を擦りながらみんなに伝えた。

「ひとつ連絡で女装コンテストに参加する奴はホームルームが終わったら裏漫画研究部の部室に行ってくれ。

ということで、ちゃんと行けよ月夜」

「「「「「頑張ってねぇー」」」」」」

「わかりましたよ、行けばいいんでしょう行けば」

僕は机に顔を伏せた。


 「よぉ-し、これでホームルームを終わるから月夜はしっかり行けよ

使い魔組は授業サボんなよ、もうすぐテストがあるからな」

「「「「「「「はぁーい」」」」」」」


 僕はクラスメートからの視線に耐えて教室を出ていった。




 『はぁー何でこんなことになったんだろう、ミスコンの方が絶対によかったな蓮姉ちゃんの可愛い衣装姿とか見たかったな

でも、全校生に見られるのは嫌だな』


 重たい足取りでなんとか部室が集まってる部室棟まで来た。

そこには女子生徒が集まっており、その他には女装コンテストに参加すると思われる男子生徒が十数名いた。


 「はぁーい女装コンテストに参加する人は私たちについてきてください」

マイクを持った女子生徒が誘導してくれた。

ついていった先は裏漫画研究部とか変えた看板がある部屋の前だった。


 「今から本番に来てもらう衣装合わせをしますので」

なんか恐ろしいことが起きそうなのは気のせいかなとずっとビクビクしている男子生徒がほとんどだった。


 「月夜君いますかぁ」

突然僕の名前が呼ばれた。

「はい、ここに居ますけど」

「はじめましてね、私は蓮子ちゃんのクラスメートの(くさかべひな)日下部雛って言うの蓮子ちゃんに頼まれて

凶夜君の衣装決めを担当することになったのよろしくね」

先輩だったようだ、にしても衣装を任せるってあの姉は何てこと頼んでんだ

確かに授業を手伝いに行ったときに見かけた気がする。

 

 「まぁ-、私に任せなさい」

「心配で任せられないんですけど」

「大丈夫、私が飛びっきりの美少女にしてあげるから、それで蓮ちゃんと並べ月夜しまいにしてしまえばいいんだ。グヘへ」

「ダメだこの人」

「それじゃ早速試してみましょう」


 それから三十分間は怖くて目を開けることはできなかった。

「はい、完成よ目を開けてちょうだい」

「いやです。怖いです」

「大丈夫よ、目を開けないと蓮ちゃん裏漫画研究部の女子部員にhなのしたのばしt「ごめんなさい、開けますから」」

『ほんと蓮ちゃんって凶夜君に何をしたの』


 僕は恐る恐る目を開けた。

「・・・・・・これ誰?」

「間違いなく君だよ凶夜君、生まれ変わったみたいでしょ」





 




 


 


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