ぶらっくこーひー?
少しづつ更新していきたいと思います。
テレビを見ていたクラスメートの何人かは少し難しい顔をしていた。
『やっぱり、魔導士になってもらいたいんですね』
『それは、まぁ、あの子達には魔法の才能は有りますがそれを扱うにはもっと鍛えないと使えないので』
『少し、気になるんですけど、三等属性の魔法を持つ人って何かデメリットのような物ってあるんですか』
『はい、三等属性一つだったら特に問題はないのですが二つとかになると、普通の魔法が上手く発動できなかったりするんですよね』
『それは、初耳なんですけど、どういう理由でそうなるんでしょうか』
『三等属性は人の魔法を使う際に使用する神経のような物を大幅に使うんです。
そのせいで普通の魔法は発動しにくいのです』
『なるほど、でも蓮子さんは光と無それに加えて火、雷、風、水の四つとも魔法の腕はすごいと聞いていますが、やっぱり、才能ですか』
『いえ、あれは才能では有りませんよ』
『それでは、あれは先ほど話した特訓の賜物って事でしょうか』
『そうですね、蓮子の魔法の腕は特訓の賜物ですね』
『それでは凶夜君の方はどうなんでしょう、彼は三等属性三つ全てあるんですよね』
『えぇ、正直、私達は誇らしいうえに申し訳ない気持ちでいっぱいなんです』
『なぜですか、やはりそれなりのデメリットがあるのでしょうか』
『はい、魔法を使う際に使用する神経のような物がよく詰まったりして、体調をよく崩したりするんです。最近は収まって一年に一回くらいしか体長は崩さなくなりましたけどね。
私達は、仕事の都合で家にはほとんどいないので蓮子が介抱してあげたりしてるんですよね』
『そうなんですか、やはり仲が良いですね』
『それだけで済めばいいんですけどね』
『ほかにも困ることがあるんですか』
『それは、いえないですけど、三等属性を全て同じ器に収めることは普通はいけない事なんです』
『そうなんですか、私達からしてみれば羨ましい限りですけどね』
『彼は、魔法を嫌ってます』
『えっ』
突如低い声で話した千次の声を聞いて女性がビックリする。
『彼は、魔法が大嫌いです。
私達の所為ですけど、でもそれでも魔法を使ってる理由は寂しそうな姉の隣に立っていたいからと言って
大嫌いな魔法を彼は学んでいます』
『姉の隣に立っていたいとはどういう事でしょうか』
『蓮子は昔、化け物扱いされていた時期がありました。
ずっと言ってました。私は化け物じゃない、寂しいよ、寂しいよって』
『それを聞いた凶夜は魔法を今まで以上に練習して今の実力まで力を付けました。
そして、蓮子にこういいました。
大丈夫だよ蓮姉ちゃん、蓮姉ちゃんが化け物だったら僕も化け物だから化け物でも二人だったら・・・
寂しくないでしょうって』
それを聞いた女性は
『(´;ω;`)ブワッなんて、何てお姉ちゃん思いのいい弟なんですかぁ』
号泣している。
『それより、もうこれで終わりにしてください』
『は、はいそうですね。それではこここまでにして、次は使い魔との親睦を深める授業を見てください』
そして、次に放送されていたのは凶夜と蓮子と使い魔のみんなが何をするか話している所だった。
「こういう時でも、一緒にいるってほんとに仲いいよな」
工藤先生がなんとも言えない表情でテレビの画面を見ている。
『それで何をするかって話なんだけど』
『ああ、それならもう決まったわよ』
『えっ、そうなの、それで何をするの』
この場面が放送されているとき下の方にこう書かれていた
(月夜凶夜とその使い魔たちがする事とは)
そこで、ベルが遊〇王のカードを持ってきたところがうつされた。
(なんと、カードゲームだった)
『凶夜、みんなで一緒にカードゲームをしようってなったんだけど、ルールを教えて』
『い、良いけど、まさかそれやるの』
『うん、そうだけどダメかな』上目使い+涙目が放送された。
それを見たクラスメートたちが一気に鼻血を出した。
「「「「「か、かわぇぇぇぇぇぇぇ」」」」」
『だめじゃないよ、それはみんなにもルールを説明するから、聞いててね、蓮姉ちゃんは大丈夫だよね
最近やってなかったけど、憶えてる』
『大丈夫だよ、いつでも、決闘出来るよ、今日こそ私が勝つからね』
『何言ってんの、蓮姉ちゃん知ってるよね、僕がこのカードゲームで無敗ってことを』
『今までの戦歴覚えてるよね、三千六百八十三戦、全勝、友達から呼ばれた二つ名は・・・
絶対なる王者って呼ばれてたことを小学校の卒業アルバムの文集で知ったことも』
画面の下には・・・月夜凶夜はカードゲームでもすごかった
なんて書かれている。
それを見たクラスメートは噴き出した。
「ハハハ、よぉーしこれはあいつの黒歴史決定だな。
みんなで、あいつをこき使ってやるぞぉ」
今更だが、今発言したのは工藤先生だ、ほんとこの人教師なんてやってていいのかな。
そして、その後も放送された
『あれ、月夜君、それって遊〇王だよね、懐かしいな、そうだ俺と対戦してみないか』
おぉと、ここで決闘かぁ
『いいですけど、デッキはあるんですか」
『うん、肌身離さず持ってるからね』
『準備良いですね、それじゃ、始めますか』
『凶夜、頑張れー、いつもの決めちゃって』
そして、対戦を終えた所で画面には・・・ノリノリで楽しそうっすね
メッチャ軽く書かれてた。
そして、リプレイでも流された。
『これで、シューティングスタードラゴンは五回攻撃できる。
喰らえ、スターダストミラージュ』
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ってお前強すぎだろ、しかもキャラ変わってたし。口調まで変わって
普段使わない口調になってたぞ』
そして、いきなり凶夜がドアップされた。
『これが、俺の仲間たちの力だ』カッコよく眼帯を外しながら決めた所が放送されて教室は
「「「「「えっ、あいつってあんなことすんの、しかもさまになってるし」」」」」
予想以上に混沌になっていた。
画面にも
(大罪を纏めし王のキャラ崩壊)
これを見た、人達はどう思うだろう。
『すごいです。凶夜、僕ビックリしちゃった』とベルが凶夜の元まで行ったところが放送された。
このテレビのおかげで、ベルは癒しキャラになった。
そして、何を思ったのか、凶夜がマスコミのお兄さんの前まで行ったところが放送された。
『あのーすみません』
『うん、どうしたの』
『さっきの、所カットでお願いします。それと、メモを楽しそうにとるのは止めてもらいます』
『それは、出来ないね、僕達にとってさっきの場面はとても興味深いものだったからね。
カッコよかったよ』
『男の人に言われても嬉しくねーよ』
そして、そこでとどめの名シーンが流れた。
『マジ、お願いします。さっきのカットしてください』
『『『『『無理です』』』』』
なんとも言えない、絵面が並んだものだ、これが二〇生なら草が生えているだろう。
そこからは、デッキ作りの映像が流された。
その場面は視聴者にとってはある意味天国のような物だろう。
美少女が、デッキを作るシュールな場面だが、そんな事はどうでも良いくらいに
彼女たちは魅力的なのだ。
それに伴って、凶夜は世間のもてない男共からコロスゾ宣言をされているだろう。
画面にも・・・月夜凶夜はハーレム王だった。
なんて流されている。
そして、また一端スタジオが放送された。
この男の両親である二人は大爆笑中であった。
『はははははははは、あいつもまだあんなことをして、絶対帰ったらからかってやる』
『フフフ、やめてあげなさいよ、あの子でもクフッ、クフフフフフフ』
『あ、あの、そんなに笑わなくても』
『はぁ、はぁ、ブフッ』
千次はまだ笑っている。
こんなに笑って疲れないのだろうか。
しかし、凶夜はこれで両親にからかわれることが確定した。
『それでは、次は月夜君のお昼と魔法学の実技の授業の様子を見てみましょう。
この授業での課題は、新しい魔法を作る事らしいです。
いや、まだ入学して間もないのに、すごいですよね』
この言葉の後に映された。
『月夜君は、この学園の事をどう思っているのですか』
『そうですね、この学園の事はチュートリアルとしか思ってません』
あれ、なんかこの前に言った事と少し、いや、だいぶ変わってんだけど、どういう事
『なるほど、この学園の事は、ただの踏み台としか思ってないって事ですね』
すると画面に、学園を只の踏み台としか思ってないだと
者すごく強調されて書かれていた。
「なんか、あれだな、テレビの人って結構腹黒いな」
工藤先生が、そう呟いた。
クラスメートの誰もが頷く、仕方ない、昨日の出来事のほとんどが悪い方向に持って行かれている。
そして、今度は昼食の映像が流された。
実は、クラスメートたちは普段凶夜たちがどんな感じで弁当を食べているのか気になっているのであった。
中庭が映されたと思ったら、最初にルイが凶夜に抱き着いている所が映った。
『『『『『ファッ』』』』』
なんか良く分からない驚き方をしている。
『ル・イ・ちゃ・ん、私の凶夜になーに抱き着いてるのかな、今すぐ離れなさい』
ハイライトが消えた目がドアップにされて映っている。
『す、すみませんでしたー』ルイが凶夜から離れる。
『凶夜、帰ったら、どうなるか分かってるわよね』
『はい、分かりました』
「これが、洗脳される原因なんですかね」
芥川が、そう言うと男子は嫉妬の籠ったまなざしと哀れな人を見るまなざしで見ていた。
そして、やっと弁当が映された。
映された弁当箱の中身はいつも通りの桜でんぶでハートマークがあった。
『そのお弁当は誰が作っているんですか』
『凶夜と蓮子だよ』クールビューティのイメージが強いサタンが頬に米粒を付けた所が映されると
普段とのギャップが激しく、誰もがキュン死するだろう。
この場面が放送された後、すぐに魔法学座学の授業が映された。
『それでは、皆さん、今から一年生が自分で作った魔法を発動するので、二年生の皆さんは何かアドバイスがあったら教えてあげてください』
『『『『『はぁーい』』』』』
何人かの魔法が放送された。
そして、次は凶夜の番だった。
『はぁ、行きますよ・・・混沌の武器屋』
凶夜の魔法が発動されるとオーラを纏った剣が的に向かって飛んでいくところが放送された。
そして、的に当たった瞬間テレビのスピーカーが振動する音が流れた。
『椎名先生、どうしよう、マト破壊しちゃったじゃなくて木っ端みじんにしちゃった』
『そ、そうですね、新しい的を用意しましょう』
テレビは、木っ端みじんになり、跡形もない的のあったところが映されている。
『先生、もう一個あるんですけど良いですか』
なんと、もう一個オリジナルの披露か!
吹き出しが大きくなっている。
『は、はい良いですけど、破壊はしないでくださいよ』
『大罪王の翼』
黒い六枚の羽根を背中に生やし、空を飛んでいる凶夜の姿は世間にとっては衝撃的な映像だろう。
テレビの下の方にも、これは禁書目録確定かなどと書かれている。
『禁書目録に登録されてもだれも使えませんよ
この大罪の魔眼の力を使って発動したので』
『でも、あんなすごい魔法が禁書目録に登録されないなんておかしいですよ』
『は、はぁ、禁書目録に登録されるのは構いませんけど、ちょっと近すぎません』
そして、後ろに映されるのは、ハイライトの消えた蓮子と使い魔の七人の姿しかも全員オーラを放っているように見える、これは軽くホラーだ
『凶夜、帰ったら分かってるわよね』
『はい』
やはり弟は姉には勝てないと書かれている。
こうして、テレビは終わった。
終わった後の教室内は
クラスメート全員+工藤先生がブラックコーヒーを飲んでいたとか、飲んでなかったとか・・・
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