第3話 選出会議
うわ~前回の海上幕僚長。超かっこいい!!マジでやばい!!
キャ――!!大好きよ~ん
カリンと使田は国際連邦の廊下を歩いていると突然、使田が倒れた。
「うわ~!!!どうしよう!!あんなこと言っちゃった!!仕事辞めたら家なき子だよ。」
「さっきまでの威厳を返せ!!このアホ!!」
「同情するなら金をくれ!」
「家なき子じゃないか!!」
使田は立ち上がりロフトまで向かい、椅子に腰かけた。
カリンは自動販売機でジュースを買い、使田に渡す。
「それにしても誰を行かせるんだ?イールド大学は?」
ジュースを飲みながらカリンが考えていると使田が答える。
「それは、大丈夫。生徒部会長の風吹は僕の弟子だから。僕の言うことは聞くでしょう」
「そ、そうなんだ。というか、なんであいつらはイールド大学を嫌悪してるんだ?」
「それは、多様性が暴走したからね。」
「多様性の暴走?」
カリンが首を傾げていると使田が話し出す。
「第3次世界大戦が起きたのは歴史学者でも意見が割れている。けど一つの仮説なんだけど。個々の主張を通し過ぎて矛盾が生まれてそれが積もりに積もって戦争が起きちゃったっていうのもある。だから、イールド校みたいな個性大爆発集団は国際連邦から嫌われてるんだよ。」
「な、なるほど…」
「まぁ、誰が行くかメンバーを決めようか…」
使田はそう言いながら欠伸をする。
「まぁ、確実に行くメンバーとして僕が例を出すんだとしたら生徒部会長花山風吹と風紀委員長ランディかな。特にランディについては、船の免許持っているから確実に行く、まぁ、風吹も僕に認めてもらいたい欲が強いから行くんじゃないかな…」
「他にはいないの?」
「あとは、尾山詩織。風吹の友達で尾山財閥のご令嬢だけど専ら研究しかしてこなくて発明品ばかり作る。」
「あぁ、あの子の発明品すごいもんな。」
カリンはうんうんと頷き始める。
「多分、その子も性格的にエーゲ海に行く。」
「あっ、そうなんだ。オッケー」
カリンはワクワクしながらジュースを飲んでいた。
「そうだ!!美食倶楽部も参加させよう!あの子たち4月の件もあったし…」
すると、使田は渋ったような顔をする。
「し、使田?」
「う~ん、フラン・オベール、ゲル・ナウマンは行かせてもいい。けど…」
「ルー・エバンはダメだ。」
「ど、どうして?」
「カリン。忘れたのか。あの子は世界を救う者。あの子が死ねばこの世界は終わ…」
「あぁ、そういえばそうだったね。でも、ルーにも教えてあげたい。君がこの世界を変える最初の一撃になることを…」
カリンは使田の顔を近づけて喋る。使田の顔にはカリンのつばがいっぱいついていた。
「分かったから。唾がかかってるから離れて」
「おっと、失礼」
カリンは笑って離れる。使田が顔を拭いて話をする。
「分かったよ。カリン。美食倶楽部の彼女たちは行かせてもいいけど…ルーにはそのことを教えるな」
「面倒なんだ。というか、あの子調子乗るだろうし」
「分かった。話さないよ。」
カリンは笑っていた。
次回は明日、更新します。読んでほしいと思う日々です!




