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魔人と天使 美食侵略sideアペリティフ  作者: 神田一二


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第2話 エーゲ海ロードス島の魔王城に関する会議

この世界は闇だ。そして改編された世界で…使田(しだ)とカリンは畜生を見る

カリンと使田がたどり着いたのはすごく大きな円卓会議室だった。

そしてそこには、いろんな国の人がいた。

「使田。ここは、どこ?」

「ニューヨークの国際連邦本部2階にある安保理っていえばいいのかな。そんな所…」

使田とカリンが歩いていると首脳級の権限を持つ各国の外交官たちが使田に握手をする。

そんなことをして使田と外交官たちは座った。

「で、使田。どんなことを話し合うんだ?」

「それは…」


使田が言いかける途中で大きな鐘の音が鳴る。そして、議長らしき者が話を始める。


「皆様、緊急安保理に参加いただきありがとうございます。使田海上幕僚長もどうやって来たか分かりませんが参加いただきありがとうございます」

「いや、尾山財閥の爆速ヘリを使っただけですよ」

笑顔で使田は答えるがカリンは呆れていた。


「それでは、概要から説明します。第3次世界大戦が終結。そして、国際連合から国際連邦に変わって早7年になった今年ですが戦後の処理がまだ終わっていない。混乱期にあります。」

「世界ではまだ終わらない問題を解決できない国際連邦の存在意義に疑問の声が出ています。」

「そこで我々は解決に本腰を上げたいと思います!!」

議長がそういうと会場中で拍手が鳴り響いた。


「ねぇ、使田。なにこのクソみたいな組織」

「そんなこと言うなよ。まぁ、国際連合の後継みたいな組織だから…どうしようもないよ」

使田はため息をついていた。大きな鐘が鳴り拍手は一気に沈静化する。


「ということで手始めに地中海エーゲ海のロードス島を不法に占拠している男というか我々から見れば魔王も同然の男。プルズからエーゲ海を解放させましょう!!そして、その海域にある敵国だった東ヨーロッパ軍が隠した禁書【パンドラ】を奪い返そうぞ!!」

「「「「おおおおおお!!!」」」」各国の代表が叫んでいる。


カリンと使田はこんな茶番と少し呆れていた。


「では、戦争を終結させた英雄使田海上幕僚長。どうしますか?」

「はい、そうですね。僕が国連軍と一緒にエーゲ海を解放して禁書も血眼になって探す…」

「それはダメです!効率が悪い」

議長はすぐに拒否した。そして、違う大使が発言する。

「イールド大学の生徒を行かせてはどうでしょう!!」

カリンと使田は驚き、目を丸くさせた。


「確かにそれがいいわね。」

「いいですね。議長。私も賛成します!」

「私も!!」と大量の外交官が手をあげ始める。

「そうですか!!では、そうしましょう!!決まり!」

「ちょ、ちょっと待ってください!!大学生を戦場に送るんですか倫理的にもモラル的にも…」

使田は大きな声で反対の意を説こうとするが隣の外交官が笑い始める。


「ミスター使田。今の若者は知らないがイールド大学は社会で生きられない者たちを入れ込むいわば檻なんだ。確かに、イールド大学で社会に貢献できた者はいるが卒業のほとんどは意味のないことに没頭していて社会では役に立たないだよ。この意味わかるかい?」

「じゃあ、あなたたちはそういう子たちが邪魔だから早く殺そうとこういう考えに…」


会場の全員が頷く、カリンは気色悪いと人間のおぞましさが見えた気がした。


「分かりました。その考えいいでしょう。社会適応できない若者たちを入れ込む檻というあなたたち国際連邦の考えは分かりました。」

「おいおい、使田。だから、40代とか大人たちがそう言っているだけで国際連邦自体が…」

「ねぇ、気持ち悪いんだけど!!」

カリンは大きな声で叫ぶ。それは、動物の咆哮と同じだった。

「君は、使田海上幕僚長の右腕の…」

「カリンだけど!!あのさっきから話を聞いてたけどそのなんて言うの魔王城とかいうの奪還すればいいんだよね。」

「あぁ、そうだな。」

「だったら、私も行くよ。そして賭けをしようぜ」

「賭け?」

議長の頭にははてなが出ていた。

「そう賭け。私がイールド校の生徒を死なせずに帰ってこられたら私の勝ち。どう面白そうでしょう?」

「では、君が負けたらどうする?」

「ん~そうだな。」

カリンが考えていると使田が立ち上がる。


「だったら、僕が責任を取って海上幕僚長と国連の理事をやめます!!」


会場中はどよめいた。カリンも驚いて使田に話そうとすると

「カリン。責任は僕が取るからお前は生徒を絶対に全員生きて返させろ!」

「オッケー!!」

カリンは笑顔で答えた。

「で、では、これをイールド大学生徒部会長 花山風吹に送る。それでいいな。」

「いいですよ。」

「受けて立つ!!」

大きな鐘がなる頃、カリンと使田は円卓会議室を後にした。

次回、選別会議!

そういえば、Xで創作でキラキラネームはしないでくれや既成事実の設定に忠実にしてくれという投稿を見ましたので発言をしますがマジでごめんなさい。使田(しだ)とか分かりませんよね。なので、第一話に修正を入れました。また、既成事実に忠実という件につきましては、私の物語は未来ということもありそれを改変などしています。そこを加味していただきたいです。ホンマにすみません。

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