神を殺す弓
前回はフレディ・マーキュリーに付いて触れた。
この時に一つ触れ忘れた歌が有るので、それに付いて記そう。
『Another One Bites the Dust』
この歌を意図的に誤訳すると。
一人の男が銃を乱射して大量虐殺して行く歌になる。
多くの歌詞翻訳サイトでは、そのような意味で書かれているだろう。
だが、当たり前だがそんな意味は無い。
本当の意味はマシンガンの弾は『歌手の作る歌』だ。
『Another One Bites the Dust』も殺されているのは歌手の事だ。
当然マシンガンの弾を撃ち続けているのは『神』に対してである。
日本でもフレディ・マーキュリーの歌に影響を受けた歌手が居る。
元『X JAPAN』の『松本秀人』だ。
彼はX解散後に『Hide with Spread Beaver』を立ち上げ、奴らに戦いを挑んだ。
『ROCKET DIVE』
『SPEED FREAKS』『バンジーダイブ』
QUEENの『Don't Stop Me Now』から着想を得て『racing car』の代わりに使われた。
『そびえるロケット 錆びつく前に発射さ』『何度でも打ち上げよう』
次は『Another One Bites the Dust』の銃弾の代わりとして『ロケット』が使われている。
『FISH SCRATCH FEVER』
この曲に関してはもう一つ解釈を覚えなければならない、『天武天皇』の諱を『大海人』と言う。
ここから百人一首の11首目が作られ『わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟』と歌われた。
『海人の釣舟』は『天の釣り船』で『釣られた魚』は日本を命懸けで守ろうとする武士の事だ。
『釣った魚には餌をやらない』『武士は食わねど高楊枝』等に発展していくが。
魚が人と言う意味で使われる事が分かったところで見て行こう。
『Fish scratch fever』『本日も何処かを目指し 魚雷でござる』
『Another One Bites the Dust』の弾丸と同じ意味で使われているのが分かるだろうか?
自分の歌が鯨に体当たりをした雑魚ぐらいの意味しかないだろうと捉えていて、それでも全員で一斉に攻撃しようと言う意味の歌に取れるだろうか?
そして松本秀人はシングルCD三枚を発売した後、自分のアルバムが発売されるのを見る事無く、この世を去る。果たして彼の死因は『事故死』なのだろうか?
『小泉純一郎』がHIDEが脱退した『XJAPAN』が好きだと言い、ジョージブッシュの横で蛸踊りをしていた事を私は忘れない。
次は『進撃の巨人』より『紅蓮の弓矢』だ。
餓狼は『オオカミ』を意味し、『大神』つまり、『天照大御神』として使われている。
『踏まれた花』は『高嶺の花』だ。
『家畜の安寧』『虚偽の繁栄』『今は無謀な勇気』『賭けの攻勢』
そして『Another One Bites the Dust』の弾丸を弓矢に変え、『標的が息絶えるまで 何度でも放つ』。
歌を歌う事にすら命を賭けなければならない世界、こんなくだらない世界が早く終わりを迎える事を願う。




