フレディ・マーキュリー
イギリスのロックバンド『QUEEN』の歌に付いて記す。
一言で言うと彼らはアンチキリストで、女神崇拝が元々の宗教だと知っていた。
『Son And Daughter』
天国に付いてどう考えている?
もしそれが、かつて君がいた所にあったとしたら。
僕は神に女になって欲しい。
これは歌詞をそのままの意味で翻訳した物だ。
『Bohemian Rhapsody』
この世界は現実だと思うかい?それとも幻想を真実と思い込むおかしな世界だと思うかい?
真実を知ったら、足元から崩れ落ちるだろう。
でも誰も逃げられない。真実からは逃げられないんだ。
目を開いて。
そして空を見上げてみて。
そこに神は居ないから。
そしてこと後、『この歌を歌う事は自殺する事に等しい』『ベルゼバブに乗っ取られたキリスト教から暗殺者を差し向けられるだろう』『地球が回っていると言ったガリレオはなんて勇気のある男なんだ』と続く、頻繁に出て来る『ママ』は大地母神をかけて作られた歌詞だ。
『I Want To Break Free』
これは直訳すると『私は自由を壊したい』だが自由になりたいと言う意味で用いられる。
歌詞の中で『I want to be free』『I want to break free』の二つの言葉が使い分けられている。
本当の意味は『神の好き勝手を止めたい』、そして自由になりたいだ。
この歌のプロモーションビデオではQUEENは女装して登場する。
この女装の意味は教皇への皮肉だ。そもそもバビロニアの時にイシュタルと言う神が王権を象徴する神だったのは、キリスト教の教皇の様に王に王冠をかぶせる役割を巫女が果たしていた事にある。
そして『I've fallen in love』は私は恋に落ちたでは無く、『私は愛されて生れ落ちた』と出産の時に祝福された事を言っていて、キリスト教の唱える『原罪』を真っ向から否定している。
『We Will Rock You』
これも『ロック』が何となくカッコいいと言う意味で捉える者が多すぎる。
『Rock You』は揺さぶってやると言う意味で使われ、『We Will Rock You』で『お前たちの支配構造を揺るがしてやる』と言う『キリスト教』『アメリカ政府』『国連』への明確な宣戦布告だ。
『I Was Born to Love You』
これも『俺はお前を愛する為に生まれてきた』と盛大な誤訳をされている曲だ。
本当の意味は『私はお前達を愛する為に生まれてきた』で、複数形にするのが正解だ。
『every single beat of my heart』で『私の心臓の鼓動・人生』と『私の作る全ての歌』をかけていると思われる、未だ全てを翻訳できたわけでは無いのが残念ではあるが。
『If I was given every opportunity』どんなに甘い取引が持ちかけられても。
『I'd kill for your love』皆の為に全て捨て去る。
『So take a chance with me』だから一緒に世界を変えないか?
『Let me romance with you』一緒に夢を追おう
『Don't Stop Me Now』
この歌のタイトルの意味は『今良い所だから止めるな』だ。
『I'm a racing car』は『私はスピード狂だ』あるいは『生き急ぎ野郎』と訳するのが適当で『日の丸特攻隊』とほとんど同一の意味で使われた歌詞だ。
『the world I'll turn it inside out』は『世界を引っ繰り返してやる』『神を名乗る悪魔に正しい評価を』と言う意味だ。
『I'm burning through the sky』は『空を焼く』『天の神を焼き滅ぼす』と言う意味で使われた歌詞だ。
『ecstasy』もこの歌を歌って、言いたい事を言って『気分が良い』と言う意味で使われている。
『If you wanna have a good time Just give me a call』もし仲間になりたいなら電話をしてくれ。
どうだろうか?私は彼の遺した言葉に心を揺さぶられた。
そして多くの人間が彼の遺志に共感し、多くの作家を動かし多くの作品が作られている。
未だ世界は暗雲に覆われたまま。