↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
後輩にライダーにされた俺は異世界に召喚されて熱中症になりそうです。  作者: ふうらいぼう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
6/29

残念ライダー召喚前におじさんが大暴れしていました。(癖増量版)

結論から言えば、あたし達が脱出した後におじさん&GGM団は王城を占拠し散々に大立ち回りを演じた結果、なんと王子はおじさんの「れいじんぐすとーむ」とか言う技に撃ちとられてしまうという「よっしゃ!おじさんよっしゃ!」な事となった。あたしが処したかったが、この際おじさんに始末されても問題は無いだろう。


フォレスト領へ向かう馬車の中、背後で王城の中央塔から赤い光が何本も上がり塔全体が木っ端みじんになるが見えたので多分、あれが「れいじんぐすとーむ」なのだろう。コマンド......一体、どんだけの神秘が人体に満ち溢れているというのか......!


そしてその後、おじさんによるリンディア王国を震撼させるヘンテコ演説が実施された。内容は以下の通り。


『あーマイクテスト......! 聞けぃ!リンディア王国の皆様! 吾輩は『手からビーム出しちゃうおじさん』とGGM団である! この度、君たちの敬愛すべき王子......敬愛......んー......まあいいや。とりあえず王子様を拉致って王城も占拠しちゃっておる!


嗚呼、1度はやってみたかったこの王子様拉致って挑戦者募る魔王プレイ......って、なになに? だったらさっきのお嬢さんたちに残ってもらえばよかったじゃんって? あーそれはそうなのであるが、なんかさっきのお嬢さんたちで、王子にエッチな事をされそうな感じだったお嬢さんはお国で大事なお仕事があるとの事だし!


もう1人の赤髪さんの方は......ありゃあ、間違いなく吾輩の同類であるとも! ウッカリ拉致ってしまうと、食事の作りに文句をつけてきたり、あまつさえ夜な夜な! ハアハアしながら己が妄想と共にいかがわしい行為に耽ったりとか......! 流石に吾輩そうなっちゃうと、居たたまれないかなーって……!』


よし、おじさん。魔王怪異を討伐した後は必ずキサマを討伐する事を固く宣言しよう! あたしは断じてオープンピンクなチャレンジャーではない……! 想いを寄せる相手にドン引きされたら立ち直れないからだ! え、ガラスコップをフィーナ&ミリアの寝室の壁に充てつつ、鼻血の一件をどう説明するかって……?


そりゃあ、見守りですよ! アンタたちだって想いをよせる相手がなんかこう……意味深にアイコンタクトとかしていたら、そこに壁があってもウッカリ耳当てちゃったりとかあるでしょう! ある……よね?(汗) え、あたし......どう......るい?


おいといて、おじさんの更なる演説の内容はこうだ。


『まあ、そういう事で王子様で今回手を打つことにしたのだ。さあ、諸君! 吾輩はビームを吾輩と一緒に探求したいロマンチックなお年頃の紳士淑女と王子奪還の為に、吾輩と一戦交えたいという剛の者を募集中です……!


我ぞという方は王城へ集え......! 吾輩は逃げも隠れも……割とするけど……元気な時は普通にお相手いたします! あ、あと業務連絡なのだが、なんでも魔王怪異とかいう世にも恐ろしい自然災害が王都のこの辺とその辺と辺境の......(以下略)……に2か月以内に発生するそうなので、近場の皆さんは絶賛お気をつけてぇぇ!


ちなみにぃ☆ 吾輩この件に関して、無料で全身を魔王怪異の浸食から防御できる「いっちょやってみっかーエフェクト」のコマンドを公開しています! カッコイイのは有料会員サブスク限定だけど、怖いなぁという人は、是非見てくれよなっ!('◇')ゞ』


......国内は当然大パニックになり、王城には王都内の他の地域に残っていた騎士団だったり国外から戻った武闘派の第3王子が討伐隊をおじさんに差し向けたりもしたのだけれど、おじさんに華麗に返討に遭ってしまい、今も王城は奪還されないままだったりする。


ついでに、魔王怪異の存在公表はフィーナの持っていった資料によるものだった様で、奇しくもフィーナが望んだ魔王怪異対策は当初のものとはだいぶ違うけど、無事果たされる事となった。事前に発生予見地域に大勢の騎士の有志や魔術師が出張る事となり、そして運命の2か月後異変は発生する事となる。


あたし達フォレスト領も当然、その例外ではなかった。おじさんのバラまいた防御エフェクトだったり事前準備などがフォレスト領ではしっかり行われていた為に、他のエリアよりは被害が少なかった。しかし、ミリアの負担は想像以上に大きくなってしまった。


ミリアが初期発見できた場合は即破壊コースであり、到着が間に合わない場合は騎士団に情報を託す。もしもそれすらダメならばミリアの権能で岩の軍隊をけしかけて、力で摺りつぶすの3段構えなのだが、規模が大きすぎて、フォレスト領以外にも出動しなければならない事が増えてしまう。


その隙にフォレスト領に魔王怪異の発生があったり、他国や人間側の問題があったら下手をすれば全滅もあり得てしまう。


あたし達は、この異常事態の中、急遽新たな魔王怪異特攻を持つカードを入手する必要に迫られた。そこで登場したのが……あたしですよ! 友達の眠る寝室や友達のお茶会を遠くから見つめ、ウットリする事を誰よりも愛する女、アンナ・マロリーさんの出番ですよ! こうみえてあたし、ミリアみたいな超人枠を除けば領内トップの魔術師で剣術なんかも使うのです! おまかせくださいプロなんです!



あたしはミリアの話に従い、勇者ほどではないけれど魔王怪異に強い特攻を持つという魔神を召喚しに、かの封印遺跡へと赴く事になったのです! ミリア程常軌を逸していなくても良いし、軍隊出すとかの力でなくとも良いから、欲を言えばおじさんに対抗し得る位の力があれば良いのだけれど、そんな魔神を求めて、あたしは意気揚々とかの地へ赴いたのでした...いえーい! みんな、あたしやってやるぜぇ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。