第3話 「刹那氏との接触」
前回初登場の人物・前回情報を公開された人物 (説明)
河実 眼論 (女、1年D組、刹那氏)
ーーー情報処理後の企業研修準備(2時間目)ーーー
「情報処理。2日くらいで終わったよ。豊龍凪紗。」
「本当に感謝する。」
「1週間くれたから他にも色々情報を整理しておいたよ。何かあった時に頼って。もしかしたらわかるかも知れないから。」
「ああ、わかった。」
「凪紗ーーー!俺も色々やっておいたよ!暗限さんから訪れることになる企業のこと聞いたから!企業研修にあんまり時間取られないように俺が調べといたよ!ちなみに場所はおどろ建設になったよ!」
「なるほどな。(あの有名なおどろ建設。建設業界ならば、もしかしたらこの学園の仕組みとかに詳しい人もいるかも知れない。よく聞いておくべきだな。)ちなみに、メンバーは誰になったんだ、暗限?」
「4人になった。私は別のところに入った。メンバーは、豊龍凪紗、諏訪異黎人、河実眼論、そして、九条櫂、だよ。」
「暗限?なんで刹那の、しかもあのいかにも危険そうな人物を入れたんだ?」
「あのクズみたいな人間を観察しておきたい。」
「本当に大丈夫なのか?僕らの接触が邪魔されるかも知れないんだぞ。(そうは言ったが、あいつがどういうふうに動くか見ておくべきかもしれない。もしかしたら、元凶の血縁者かもしれない。何も情報がない今、信用できる人間はいないに等しい。あの亜夜芽さんでさえ、信用できるかと言われたら、そうとは言えない。こんな場所なんだ。人間の争いの意味を集約しているような、憎しみしかない場所なんだ。でも、全ての鎮静を行うなら、こんなところで止まるわけにはいかない。)しょうがない、動向も見たいからな、チャラにしておく。」
「(本当は、九条櫂が元凶の血縁者の可能性があると考えているからなんだよね。可能性がないから、クズは片っ端から潰す。情報収集した結果大体の生徒の特徴は掴めた。1年の特徴だけでもわかったことはかなり大きい。この企業研修はそのチャンスなんだきっと。)勝手に入れたことは謝るよ。とりあえず、1度河実眼論と接触してみてほしい。黎人の読みが正しければ、刹那氏のことを話してくれるかも知れない。」
「俺が話した感じはすごい優しいそうなシャイな子だったよ!かわいい寄りではあるかなーー!でも亜夜芽さんのほうがずっとかわいいけどねー!」
「聞いてないっての。」
「ああごめーーん!そんな怒らないでー!とりあえずあの子は刹那氏に入ったことにこだわりは持ってなさそうだったけどねーー!おそらく話してくれると思うよ!」
「じゃあ黎人。とりあえず次の企業研修準備の時間に河実眼論に接触をしてみよう。九条櫂はまだ干渉する必要はない。」
「おっけー!大変だと思うけど頑張ろー!というか黎人ーー!今日もカフェ行って帰ろー!新発売の商品が出たんだ!それ食べたいーー!」
「まあ、話したいこともあるからな。カフェ行ってから帰ることにするか。」
「やったー!ありがとう!凪紗と2人楽しみーー!」
ーーー行きつけのカフェーーー
「そうそうこの商品!マーブルサイダー!このカフェの雰囲気に合ってるよねー!」
「新しい商品好きだな。楽しそうでなにより。それはそれとして、話したいことがあるんだ。」
「僕らはおそらく、この後に河実眼論と接触することになるだろう。そして、暗限によって仕組まれた、九条櫂とも。あくまで僕の予想になるが、あいつは元凶の血縁者の可能性があると思うんだ。僕の見込みではあの争いの元凶。僕らの追っている真の犯人はクズだと思うんだ。その血縁者は同じ性格に育っている可能性が高いと推測できる。最初に会った時から、九条にナンパしている時からクズみを感じた。」
「クズの血縁者はクズってこと、なるほどねーー!少し怪し目に見とくべきかなーーー!実際に話すのは少し後になるかも知れないけどー、接触すれば九条櫂の裏の顔も見えてくると思うよ。でも、凪紗は気をつけてほしい。あういう人達っていうのは、大体恨みを持つタイプだから!1度恨みを買った可能性がある凪紗は気をつけて!」
「そうだな。だいぶ気をつけているつもりだが、あういう手の人は何をするかわからない。っていっても、元凶の血縁者が存在するかも、それが短にいるかもわからないんだけどな。」
「今はとりあえず、元凶の血縁者よりも、まず全体を鎮静化された状態にすることの方が優先するべきだ。きっと鎮静化することは難しくないはずだ。この年齢なら、逮捕することもできるからな。犯罪者は対象として見る必要はないだろう。それと、九条櫂の動向だが、河実眼論に対する動き方を見て判断していきたい。」
「わかったーー!この新しい商品また飲みたいから明日も来ようよーー!」
「しょうがないな。そんな金があるわけじゃないんだが。黎人が1人で言ってるのはなんだか可哀想だからな。明日は明後日の打ち合わせでもするか。」
「うん!そーだね!」
ーーー同時刻・暗限弥生の自宅ーーー
「(あれだけ情報を収集してみたけど、怪しい人物をまとめていくか。その前に、この学園について調べていた時に思ったことが1つ。私たちが考えているようなこの争いの裏側にはなんか、とてつもないものが隠されている気がする。亜夜芽氏、刹那氏、導氏。今この名前が使用されているのはどういう理由なんだろう?争いの元凶がいるとは話をしていたけど、その元凶は立場的には何氏の人間だったんだろう。全くわからない。やっぱり少しずつ情報を集めてまとめて、今のままだったら限界がある気がする。他学年とも交流するべきだったり?でも、とりあえず置いておこう。怪しいなと思った人物。未だに正体が全然割れていない刹那氏長、刹那奏奈。そして同じく正体が割れていない導氏長、導陽夜。3年生だということはわかるんだけどなーー。あーでも、結局最後は鎮静化を目標としているわけだし、接触することにはなるのか。いるかもわからない元凶の血縁者が氏長の可能性は十分にある。そして、この2人以外にも、大目玉である、九条櫂。この人物は元凶の血縁者とか関係なく、危険な人物だと思ってる。何をやらかすかわかんない頭の悪さ。そして、下心丸出しの精神。正体は割れていない。でもそのために入れたんだ。きっと、豊龍凪紗は干渉して正体を暴いてくれる。このおどろ建設にしたのも私の計画の内。この古い建設会社なら学校に関する知識もあるかもしれない。それくらい、豊龍凪紗。すごい可能性と、あの…。私にできることは後ろから情報処理を行うことだけ。他にできることないかな。あっそうだ、行事についてでもメモしておこうかな?ん?この行事は、、?チャンスかもしれない。)」
ーーー企業研修準備(3時間目、研修先班別行動)ーーー
「黎人。とりあえず今日は昨日話した通りに、だな。」
「わかってるよー!頑張ろう!」
「ていうか今日もカフェ行くって言ってたけど、3日連続とか行ったことないぞ。」
「いいんだよーー!新しい商品と既存の商品ミックスするんだよ今日はーー!」
「楽しそうでなりよりだ、な。好きにやってくれ。」
チャイムが鳴った。
「皆さん。今日は研修先班別行動していきたいと思います。みなさん、それでは分かれてください。何か困ったら、先生に声をかけてください。大切な学習なので、ぜひこの時間を大事にしてください。」
「よし移動するか、黎人。」
「ついにきたね、刹那氏と接触だ!」
「あ、諏訪異くん?この前はありがとうね。改めて自己紹介します。1年D組の河実眼論です。よろしくお願いします。君は名前を教えて欲しいです。」
「ああ。遅くなった。1年C組の豊龍凪紗。よろしく。河実のことは僕の親友の黎人から聞いている。」
「ああ、そうなんですね。」
「河実には少し聞きたいことがあるんだ。別に都合良くは使わない。君にしか聞けないんだ、刹那氏である、河実に。」
「え、そうなんですか。ちょっと怖いですけど、役に立てるなら立ちたいです。」
「詳しい話は後ほどs、、」
「ああ?お前この前俺の邪魔したやつかよ。一緒の班になるなんて最悪だな。お前が仕組んだのか?もう邪魔すんじゃねえよ!」
「こ、怖いですね。あなた誰なんですか。」
「おー、君かわいいじゃん!俺と一緒に遊ばないー?悪いようにはしないからさ。ご飯に行くだけだからね?」
「や、やめてください。私そんな、チャラい人好きじゃ。」
「ノリ悪いなー!さっさと済ませればいい話だからよ!いうこと聞けよ。大丈夫だ捨てはしないから、な?」
「(やはり、止めずに見ているとこのクズっぷり。元凶の血縁者がいるならばやはり怪しい人物だな。まだなんとも言えないがな。)やめとけよ、九条。前もそうだったが、ここは園内だからな。」
「ああん?黙れよ俺はクラスのリーダー格だぞ?甘く見てると痛い目合わせてもいいんだぞ?今回が最後だ、次やったら、わかってるな?」
「…。(こういう奴こそ次も厄介になるというものだよな。)」
「豊龍くん。いいんですか?あの人、本当に何をしてくるかわかんないですよ。」
「河実さん、大丈夫だよ!凪紗はこう見ても強靭だからーー!河実さんは自分の心配してね!」
「あ、ありがとうございます。あのー。企業研修の下調べ今日のうちに終わらせないといけないと思うんですけど。」
「大丈夫だよーー!俺が先に全部終わらせておいたから!感謝してねーー!」
「え、そうなんですか!ありがとうございます。さっき言ってた、刹那氏である私にというのはどういう意味なんですか。」
「あ、それについてだけど。僕たちと一緒に放課後、カフェについてきてほしい。そこで話すから。」
「あ、わかりました。(本当に大丈夫かなー。でもきっと諏訪異くん達なら、大丈夫だよね。)」
ーーー行きつけのカフェーーー
「今日はマーブルサイダーとミックスソフトを混ぜて、さらに新しい商品作っちゃお!2人とも何頼むのーー!」
「黎人が楽しければ、それでいい。僕はコーヒーあればいいよ。河実もコーヒーでいいか?」
「は、はい。ありがとうございます。ところで話って、なんだったんですか。」
「ああ、そうだったな。氏の制度をこの学園から消すことだ。」
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