表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十社会十パラドックス  作者: 遠藤千和
第1章 ー入学編ー
PR
11/22

第11話 「影と鉄槌」

前回初登場の人物・前回情報を公開された人物 (説明)

針山 未奈 (女、警察官)

「久しぶり〜。亜夜芽月花だよ〜〜。だいぶ急用みたいだけど〜。」


「ほんとにすいません。来られませんかね。」


「今私と友達いるんだけど〜それでもいいならいいよ〜。」


「わかりました。大丈夫です。ちなみに何氏の方なんですか。」


「亜夜芽氏だよ〜。言ったらちゃんと話すから大丈夫だよ〜。」


「ありがとうございます。それでは少し待ってます。」


「ああ!亜夜芽月花さん!めっちゃかわいい人だよね!久しぶりに会うの楽しみだな!」


「黎人の欲望のために呼んだわけじゃないからな、勘違いするなよ。」


「ごめんごめん!」


「私も会うの久しぶりかも。あんまり喋ったことないけど、いい人そうだなって思ってるよ。」


「1番人が多い亜夜芽氏の氏長をしているくらいだしな、いい人じゃないとそれだけ多くの人もついてこないだろ。」


「まさにそうだね!亜夜芽月花さん全てを持っている人って感じする!」


「そこまでかって言いたいが、氏長をやっているだけで僕はすごいと思うぞ。」


「だよねわかる!」


「すぐ来るらしいからな。何が何でも、亜夜芽さんの友達には迷惑かけないようにしないとな。」


「そうだね。私たちの天下の氏長様なわけだし。」


「みんな久しぶりだね〜〜。あ、豊龍くん。大丈夫だったの。よく考えたら電話してくるくらいだから大丈夫か〜〜。あ、そ〜そ〜。私の友達の白光琥珀(はっこうこはく)だよ〜〜。」


「こんにちは!白光琥珀だよ!みんなから「こは」って呼ばれてるよ!かわいい後輩たちだから仲良くしないとね!」


「こ、琥珀さんっていうんだ!こんにちは!なんか元気な方ですね!」


「みんなの名前教えて欲しいな!」


「俺は1年C組の諏訪異黎人です!」


「1年C組の暗限弥生だよ。」


「って暗限、敬語使わないのかよ。あ、1年C組、豊龍凪紗です。」


「豊龍…?あーなるほどね!珍しい!ってか、みんな敬語使わなくても大丈夫だからね!」


「こはのコミュ力に勝るものはいないよほんとに〜〜。いい友達を持ったな私は〜〜。」


「そんなことないよ月花!あっそうだ、みんな聞いてたかもしれないけどこはは亜夜芽氏だからね!亜夜芽氏のことしか知らないと言えば知らない!でもみんなと仲良くできると思う!」


「(すごいいい人そうだ。)お言葉に甘えて敬語はつかないからね。私敬語嫌いだし。」


「全然大丈夫よ!」


「なんか最初から会ってたとしても大丈夫だったぽいな〜これ〜。」


「あ、こんな雰囲気なところ何ですが、亜夜芽さん。お話ししたいことがあるんです。」


「あ、本題って言ってたやつだね〜〜。いいよ、みんなの前だけど〜、亜夜芽氏しかいないし大丈夫だよね〜。」


「わかりました。大丈夫です。」


「さて、私をわざわざ読んでまで話したかった内容っていうのは何かな〜〜。」


「まず、率直に言うと、この学園の氏制度が始まった原因を見つけました。」


「え、それって?」


「60年前に起きた、「子作り事件」が原因だそうです。」


「60年前って、開園からすぐのことだよね?」


「そうなんです。開園後すぐに「吉基」という少年が起こした事件らしいですが、その吉基という少年は、今…。」


「今、どうしたの。」


「自殺した、らしいです…。」


「そんな、ことって。」


「私も聞いた時は驚いた。自殺したってことなら、事件になっているんじゃないかって探したけど、記事は見つからなかった。(記事があれば、色々絞れたんもしれないのに。)」


「暗限が探してなかったらとしたら、もとからそれに関連する記事は存在しなかったということなんだろうな。。」


「でも、吉基っていう名前はわかってるよね〜。元凶の血縁者ならどこかで名前がわかるんじゃないの〜?」


「それが、血縁者っていうのにも、間違いがあった可能性が高くなったんです。」


「え、なんで。」


「亜夜芽さんは、クズなら絶対に自分の意思を残そうとするものだと思いますよね。」


「そうだね。1番最初にした話が本当なら、というか、クズならそうするよきっと。」


「その後継が血縁者じゃなかったらって思いませんか?」


「そ、そうだよ。なんで「血縁者」という物に囚われていたんだろうね。」


「血縁者の可能性が0%とは言い切れないですけど。何歳かはわかりませんが自殺をしているんです。血縁者という括りではなくそれら全てを含めた「後継者」というのが正しいと言えないですか?。」


「そうだね。今の話で行くと、血縁者である可能性は低いかもしれないよね。」


「そして、その後継者は未だ行動を起こしていません。」


「そうなの〜?」


「ここ40年くらい、この学園に関する事件は起きていないそうなので。」


「あっうん。そうだね…。つまりどういうことが言えるの?」


「元凶の後継者は行動を起こすとしたら時が近いかもしれないということです。これだけ長い間行動を起こさなかったことは、元凶の後継者が行動を起こせる時をまっていた可能性が高いんです。」


「今くらいが行動を起こしやすい、要するに高校生くらいの年齢まで待つのと、事件の因縁のあるこの学園内に入るため?」


「ここ最近もしくは、近々この学園に入っているか、入る予定の人物の可能性が高いです。」


「もしかして、今の生徒全員を調べる必要もあるの?」


「そうですね、まさに生徒全員が容疑者、そういえるでしょうね。」


「元凶の後継者はどんなふうに育てられて、どんなふうに生きてきたんだろ〜?」


「きっと、元凶によって卑劣な手段を教わり、反社会的な思考を持つ人物にさせられたんです。」


「でも、間違いなく、そうやって育てられた後継者が次起こす事件はきっと…。」


「悲惨な考えを実行するものになると確信できます。」


「…。色々見当違いだったのかもね。最初から考え直す必要があるよこれじゃあ…。」


「こっから気を引き締めてがんばろ?亜夜芽氏長さんなら、ここで折れちゃダメでしょ。」


「なんか、すごい話だね!こはには理解できない!でも協力できそうだったら協力するよ!」


「ありがとうございます。」


「あ、そういえば、九条櫂についてはもう大丈夫なの〜?」


「一応、警察が見回って危険が及ばないようにはしてるんですけど。なにせ、ニュースとかでやってる訳ではないですから、一般の人は気づくことができないんです。いつ危険があるかわからないですから、身の回りの人にも気をつけるようには言ってます。」


「そ〜か〜。みんな気をつけないとだね〜。捕まえられる目星はあるの〜?」


「警察に情報提供はしたんですけど、捕まえられるかはわからないです。」


「難しい話だね。」


「それは気をつけないとだね!こはも一応気をつけるよ!」


「こは、ずっと元気なんだね。私とは正反対だよ。」


「うーん、たまに元気ない時というか静かな時もあるけどね〜。」


「そうなんですね!ギャップがあってすごくいいと思います!顔も亜夜芽月花さんと同じくらいかわいいですし!」


「だから、黎人。」


「あ、ごめんなさい!とってもかわいいので、口が勝手に!」


「諏訪異黎人ほんとモテなそうだね。いいのは顔だけだよ。(これだったら豊龍凪紗の方が色々勝ってるよ。)」


「少し長いこと話してたけど、夜ご飯が家で待ってるからそろそろ帰らないとね〜。」


「たしかに!今日は月花の家で食べるから楽しみ!」


「そういうのいいですね!」


「機会があったらみんなにも食べさせてあげるよ〜。でも、その前に氏の会があるときに一緒のご飯食べることになるかもしれないけどね〜。」


「その氏の会っていうのも楽しそうですね!」


「氏の中のイベントもあるんですね。楽しそうですけど、大変そうですね。」


「けど、楽しいから〜〜。みんな楽しみにしといて〜〜。副氏長にもお世話になるから〜。」


「副氏長なんているんだ。亜夜芽月花1人で統一していくには流石に大変か。」


「時期が来たら紹介するね〜。」


「もう6時半だ!お腹減ったよ月花ー!そろそろ行こーよ!今日は後輩たちに挨拶できたから満足!」


「しょうがないね〜。」


「今日は色々知れて私も満足だよ。」


「あ、ごめん!凪紗会計頼んでもいいー?ちゃんとお金出すからーー!」


「しょうがないな、わかった。みんな僕が皆会計を済ますから、先に出てて大丈夫ですよ。」


「いやーみんないい感じに楽しい時間を過ごせたんじゃないー!」


「そうだね。」


「こはも楽しかったよ!」


「ね〜、今日雲一つなくて空が綺麗だね〜。」


「日はまだ落ちてないけどね。澄んでて綺麗だよ。」


「こんな景色ずっと見てられるよね〜。」


「はっはっは。そう、だよな。こんなお花畑に一生いられるようにしてやるよ!」


「危ない!」


「死にやがれ!」


「っう。肩が…。」


「大丈夫亜夜芽さん!」


「っち。クソがよ。でも刃は届いたぜ?亜夜芽氏の抑止力さんよ!」


「痛い…。(血がっ…。)」


「大動脈を狙ってたんだがな!諏訪異黎人のせいで逃しちまった!あのクソ野郎の金魚のフンのお前もここで殺してやる。」


「(まずい。九条櫂のパワーを抑えることはできないし奴が恐れている凪紗はまだ来てない。どうする!?)」


「さて、諏訪異黎人を殺してから3人とも痛ぶってやるか!」


「(凪紗ならどうしてただろう。凪紗なら、冷静に対処できたんだろうな…。俺にそれはできない。だったらどうするか。答えは1つだ!)」


「死にやがれ!金魚のフンが!」


「こっちだって考えて生きてるんだ…。どんなに打ちのめされたって、それに耐えて生きてるんだよ!お前の気持ちに負けやしねえんだよ!」


「(っう、が。首を閉められ、ちゃあ、意識が…。こんなクソ野郎の金魚のフンなんか、に…。)」


「俺は凪紗みたいにできなくても、人を守りたい気持ちでお前を沈めるんだ!……………はあ、はあ、はあ。や、やったよ……、やったよ…!っく、九条櫂を、なんとか…!」


「あ、ありがとう…。本当に、ありがとう!命を救ってくれて、ありがとぉ!」


「亜夜芽さん!怪我しちゃったけど、無事で…よかった…。」


「ごめん、諏訪異黎人、何もできなくて…。(私、いっつもこうだから。自分の力で救えなくて…。)」


「こはも…………。」


「っは…。ど、どうしたんだこの事態、、?」


「凪紗!凪紗がいなくてよかった、!九条櫂を捕獲することに成功したんだ!亜夜芽さん、怪我しちゃったけど…。」


「いや、いいんだ。本当に、ありがとう、、!」


「凪紗!?そんな、泣いてどうしたの!」


「ごめん、みんな巻き込んで、本当に、ごめんな、、。」


ーーー→ continue to next story




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ