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「奥様は王妃」を満喫中  作者: アン・メリー
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今日は週一登城の日。マーガレットちゃんやお茶会でお知り合いになった方々にはお話していない。

しかし、兄と姉が話してたように、子爵家の次女ごときが王妃様のお話相手をしているとの噂があり、高位貴族などは、私の姿を探しているようだ。探してもいないよ、厨房だもん。

こないだは、疲れ果てたかわいそうな文官さんにプチシューを差し上げた。それが妖精の仕業になっていたなんて!知らない人からものはもらっちゃいけません!って言われなかったのかしら。


厨房到着。誰にも何も言われなかった。

今日は陛下がお気に召したおかきを揚げようと準備してきた!

料理長は固くなってひび割れた餅などと渋い顔してましたけど、前世で祖母が送ってくれた、なまこ餅を厚く切って乾かした餅を揚げて、揚げたて醤油をたらす。じゅっと良い香り〜塩もいいよね。


ふふふ、ゴマに青海苔(王妃様が隣国から輸入してくれた。ついでに緑茶。笑笑)に豆!


渋い顔していた料理長はかけらになっていたおかきがぷっくりふくれ、いい色に揚げあがっていき、醤油をかけたところで、勝手にパクリ。


「っ!」熱いでしょうね。

揚げたてだもん。口の中をヤケドした料理長を尻目にわらわらと料理人の皆様が試食に。


王妃様と陛下の分を選り分け、執務室までお持ちいただき、今日は終了。

「これは、確かに後をひきますな。来週はいかがされますか?」

そろそろ学園準備したいな〜。料理長、そんなに食べすぎると胸焼けしますよ。

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