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第十八話 着地
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
空中要塞の崩壊が加速し、外壁の穴から強烈な爆風が吹き込んできた。
凱は、蓮が差し伸べた手をじっと見つめたが、やがて自嘲気味に、しかし憑き物が落ちたような穏やかな笑みを浮かべ、その手をそっと拒むように押し返しました。
「……、俺のプライドが許さない、神代」
凱が機械の指先で床のコントロールパネルを叩くと、蓮と凪の足元の床が激しく駆動し、脱出ポッドがせり上がって三人を包み込んだ。
直後、ポッドは爆風とともに射出され、要塞は崩壊し、光の塵となって薄暗い海と墜落していく要塞の輝きが、ポッドの窓から遠ざかっていった。
「これすげぇな、、」
ポッドの中の装置を見つめながら蓮が呟いた。
凱は黙っていた。
「降りるぞ、」
凱がそう言うと、ポッドが急降下して、近くの浜辺へと着陸した。
その時衝撃で蓮と凪は意識が薄れていていった。
「貴様らとはここまでだ、」
凱はそう言うと二人をポッドに残したまま足早にその場から去っていった。




