表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
12/20

第十二話 焔の理

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません

 雷火が課した試練は、煮えたぎるマグマの熱気が直接吹き上がる「火の穴」の淵で、一昼夜、タチカキの型を刻み続けることだった。

 あまりの熱に意識が遠のき、呼吸をするたびに肺が焼けるような痛みが走る。


(……耐えるのではない。溶けるのでもない。

 ……自分を、火そのものに変えるんだ)


 蓮は、極限状態の中で、自らの細胞一つひとつがエネルギーを燃焼させる「兆し」を感じた。

 山、海、そして火。

 全ての理が蓮の中で一つに溶け合い、新たな型が生まれようとしていた。


 『不知火しらぬい


 蓮が目を開いた時、その瞳はかつての弱さを完全に焼き尽くし、透き通った赤銅色の輝きを放っていました。

 その時、火口の底から、天を衝くような巨大な「黒い光」が放たれた。


「……凪、今助ける」


 蓮は、何かに誘われるように、雷鳴のような足音を轟かせている火口の底へと、猛然と突き進んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ