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チラシの裏  作者: ○
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12/40

六月八日 だったらいいなを形にしよう

 一人ぼっち作家によるヒューマンドラマ執筆活動委員会。

 人間、最後は一人だ。


 さっそくストーリーを考えていきましょう。

 孤独に愛された主人公は、バレンタイン、ゴールデンウィーク、運動会、夏休み、文化祭、クリスマス、初詣などのイベントを全部一人で過ごして、いろいろこじらせて世界を呪いながら涙を流し、月を見上げて笑いながらナイフを持って駅前に立ちすくむ。

 月明かりに照らされたナイフは、すこし赤みを帯びて、震えながら見上げた夜空に月が笑っていた。


 あれこれホラーじゃね。

 普段から愉快で楽しい話を書いている紳士としては、ここからどうやってコメディーにするか思案のしどころ。


 なんか地球の酸素を無駄に消費しているような気がしてきた。


 気分転換にホラー話を考えてみよう。

 テーマは都市伝説だ。


 RIN RIN


 電話が鳴るぜ。


 RIN RIN


 電話に出るぜ。


「もしもし私メリーさん。今あなたの後ろにいるの」


 死ぬぜ。


 地球の酸素おいしい!

 つまり私はこういう人間なのだ。

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