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【視聴者さん】転生先はVRMMOのNPC!?転生して最弱の錬金術師になった私はゲームの中からVtuberとして配信します!【助けて】  作者: 猫月九日
王都編

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第17話 冒険者ギルドからの紹介

『多分だけど手紙で戦える人材ってのが認識されたんじゃないかな?』


 冒険者ギルドから家に帰って、レジーナさんの反応が変だったよねという話をしたらそんなコメントが書かれた。


「あれ? 一回は探索に行かないといけないんじゃ」


そういう話だったから、わざわざ採取に出ようと色々とお願いしたのに。


『本来はそうだけど、ギルド繋がりの手紙で事足りたんじゃないかと』

『あー、ボス討伐で活躍したっていう情報だから、戦えるってのはわかるか』

『同じ冒険者ギルドのマスターからの情報だしな、信ぴょう性は高かろうて』


 なるほど。

 うん?


「あれ? それじゃあ、私が探索に出る意味は?」


『ないと思われ』

『相談したいことって多分、ワールドクエスト関係だろうしなぁ』


「そんな……」


 なんか地味にショックだなぁ。


『まぁまぁ、冒険者紹介してもらうといいこともあるさ』

『んだんだ、ロナちゃんみたいに色々と付き合ってもらおうよ』

『ここのイベント、結構大変だからさ』


 視聴者さんたちが励ましてくれた。


「うん、考えてみたらそうですね」


 ロナさんみたいな人との繋がりができるって考えたら良かったのかも。

 どんな内容かは知らないけど、やっぱり一人じゃ不安だしね。

 どうせ何かと戦うことになるんだろうし。


「ちなみにイベントの内容まだ聞いてないんですけど?」


『あれ? 誰か言ってなかった?』

『割りとコメントでは流れていると思うんだけど』

『知らんかったんかーい』


 視聴者さんたちから突っ込まれたけど、知らないよ。


「うーん、私の目にはイベントの内容のコメントがないですけど」


音声だけじゃなくて、一つ一つコメント見てみるけど、やっぱりない。


『いや、今も流れてるけど』

『流れているというか大量に流れているというか』

『ひょっとしてネタバレ防止みたいの働いている?』


「ネタバレ防止? そんな機能あるんですか?」


『いや、聞いたことないけど?』

『配信者によってはモデレータとかが弾いてるけど、自動で弾くみたいな機能はなかったはず』

『最初の街のイベントとか話せたよね?』

『ゴブリンの数とか、アリスちゃんのこととか、最後のボスの行動とか』

『アリスちゃんから見える情報になにか制限ある感じなのかな?』


 どうも、私から見えるコメントと視聴者さん達のコメントで差がある様子。

 どうしてだか、理由がわからない。


「こんな時にGMさんがいてくれればいいのに」


『あー、流石に今日は……』

『呼べば来そうだが』

『へい、GM! お前の推しが助けを求めてるぞ』

『……来ないな』


 どうやら、GMさんはいない様子。


「この件に関しては、また改めて聞いておきます。とりあえず、仲間がいた方がいいっていうのは正しいですかね?」


『そうそう』

『できる限り強い人達がいいぞ』

『王都の冒険者はピンキリだから、めっちゃ強い人達もいる』

『きっとレジーナさんがいい人たち紹介してくれるさ』


そうであることを祈っておこう。



 数日後、冒険者ギルドの方から私の元に使いの人が来て、冒険者さんを手配できたとの連絡を貰った。


「それじゃあ、ルーナちゃん。お留守番よろしくね」


「はい! 任せてください!」


 ルーナちゃんに家の事を任せて私は冒険者ギルドへ向かう。

 ルーナちゃんは、順調に錬金術がうまくなってきている。

 ここ数日はお店の方も始めて、私の作ったアイテムやルーナちゃんの作ったアイテムも売り始めている。

 お客さんはそれほど多くないけど、閑古鳥というわけではないくらいに人は来てくれている。


 最初は人見知りっぽい子かな? って思ってたルーナちゃんだけど、店員さんとしては凄くしっかりしていた。

 なんでも、


「おばあちゃんのお手伝いをしてましたから」


 との事。

 これならお店任せられるから安心して探索に出られる。

 まぁ、今日中に帰ってくる予定ではあるけどね。



 冒険者ギルドについて、受付さんのところに向かう。


「失礼、アリス殿で間違いないか?」


「はい?」


 受付さんに話しかけようとしたところで、後ろから別の人に話しかけられた。

 振り返ると、そこには鉄の塊があった。


 いや、これは人だ。

 全身に鉄鎧を来た人だ。

 ご丁寧に顔を覆うような兜まで被っている。

 顔が全く見えない。


『すげぇの来た!!』

『フルアーマーだ!!』

『重そう! 硬そう!』


「ギルドマスターから護衛をするように言われたのだが、あなたがアリス殿であっているか?」


「あ、はい……、私がアリスですけど……」


 全身鎧の人から丁寧に話しかけられるけど、どうも驚きが抜けない。


「セシル! びっくりしてるじゃない! 兜くらい脱ぎなさいよ」


 私が戸惑っていると、さらに全身鎧の影から別の人の声が聞こえてきた。


「ごめんね、この子悪気はないんだけど」


 影から出てきたのは、大きなとんがり帽子をかぶった女の人。

 杖を持った、いかにもな魔法使いさんだ。


「あなたがアリスちゃんかしら? 私はジニー、よろしくね」


 魔女さん、あらためジニーさんは全身鎧さんを押しのけて私の前に立つ。


「それで、この全身鎧はセシル。えっと、あとは……ヴェラ!」


 ジニーさんがキョロキョロと周りを見回して誰かを呼ぶ。


「依頼人か? 俺はヴェラ。今日はよろしく」


 やってきたのは背が高めの剣士さんという感じの人。


「私たち3人でパーティ『ヴァルキリー』よ。今日はよろしくね」


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