表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Summer Echo  作者: イワオウギ
III
116/292

116.それからの天気は

それからの天気(てんき)は、

(うみ)(あるじ)()った(とお)りになりました。

(あさ)(ひる)(よる)も、

どんよりとした(あつ)(くも)が、すき()なく空を()()くしていました。

ずっとずっと、そうでした。



赤い魚は、

サンカク(いわ)(ちか)くの、サラサラの砂地(すなち)のところにいました。

(かお)を上へ()けています。

空は、まっ(くら)でした。

そろそろ、夜明(よあ)けのはずです。

でも、まっ(くら)でした。

(ほし)も、ひとつも見()たりません。


しばらくすると、

まっ(くら)な空の、下の(ほう)(くろ)い色が、

だんだんと、うすまっていきました。

(やみ)の中から、

(すこ)しずつ、(はい)色が()かび上がってきます。


雨雲(あまぐも)です。


雨雲(あまぐも)は、

そうやって、(とお)くの(ほう)から徐々(じょじょ)姿(すがた)(あらわ)していき、

大きくなっていき、どんどん(ひろ)がっていき、

ついには、(うみ)の上をおおう空全体(ぜんたい)は、

あっちこっちに色ムラのある不気味(ぶきみ)(はい)色へと、さま()わりしてしまいました。


どうやら、(あさ)(おとず)れたようです。

海上(かいじょう)には、うっすらとした白いもや(・・)が立ちこめており、

そんな中で、

雨がシトシトと()(つづ)いています。


海底(かいてい)砂地(すなち)で、(かお)を上へ()けていた赤い魚は、

やがて、

ゆっくりと、うつむいていきました。

下を()いたまま、じぃっとしています。


赤い魚は、

(すこ)しすると、(かお)(しず)かに()こしました。

自分(じぶん)()ビレを()(かえ)り、その下にあるものへ目を()けます。


海草(かいそう)()でした。


赤い魚は、口を(ちか)づけていきました。

パクっと()いつき、

(かお)をうつむけたまま、モグモグと口だけを(うご)かしています。


()()えた赤い魚は、すぐに(よこ)()きました。

そのまま、ポンポンと(およ)いでいきます。

そして、

大小様々(さまざま)な円の(えが)かれた場所(ばしょ)まで()ると、

その円の(せん)沿()って、せっせと(およ)ぎ出しました。



「おはようさん。

 (あさ)早くから、こんなところでダンスの練習(れんしゅう)かい?」


ビクッとした赤い魚は、すぐに()まりました。

(こえ)のした(ほう)()(かえ)ります。

1ぴきのカニが、

トコトコと、(よこ)()きで(ある)いてきていました。


「あ、カニさん・・・、

 おはようございます・・・。

 えと、その・・・」

赤い魚が、

下を()いて、(すこ)しの(あいだ)モゴモゴしていると、

(ちか)くに()たカニが、小さい(ほう)のハサミを上げ、

「よっ」

と、あらためてあいさつをしました。

そのまま、さらに(つづ)けます。

(あるじ)さまから伝言(でんごん)だよ。

 もうだいぶ元気(げんき)になったみたいだし、わざわざこっちに(もど)ってこなくてもいいってさ。

 あと、

 このコンブの寝床(ねどこ)、どこに(はこ)べばいい?。

 いらないならヒトデたちにあげちゃうけど。

 みんな、

 あのチャンピオンの使(つか)ってた寝床(ねどこ)だから、ぜったい縁起(えんぎ)がいいはずだ・・・ってことで、

 すごく()しがっててさ。

 ほら、

 あっちの(いわ)カゲで、みんなでこっちの様子(ようす)をうかがってるだろ?。

 どうする?」



その(つぎ)の日。

(よる)(おそ)くまで、ずっとダンスの練習(れんしゅう)をしていた赤い魚は、

ふいに(うご)きを()めました。

(かお)を上に()けます。

まだ(くら)いままの、(よる)の空。

きょうは、

(ほし)がたくさん、またたいてます。


(とお)くの(うみ)の、すぐ上にある空が、

次第(しだい)に、(こん)色へと()わり(はじ)めました。

(こん)色は、

さらに(すこ)しすると青になり、水色になり、

そうやって、

(とお)くの空の色は、徐々(じょじょ)徐々(じょじょ)に白っぽくうすまっていきます。

たぶん、そろそろです。


海底(かいてい)にいる赤い魚が、

(かお)を上に()けたまま、()っていると、

空がだいぶ(しら)んできた(ころ)になって、それはようやく(あらわ)れました。


月です。

(せん)のように、ほっそりとしています。

(すこ)しずつ上っていきます。


しかし、それと同時(どうじ)に、

(しら)んでいた空の下の(ほう)の色が、よりいっそう(あか)るくなっていき、

だんだんとオレンジ色が()じっていき、なおも(あか)るくなっていき、

(ほど)なくして、

そこに、

(ひか)(かがや)く、まぶしい太陽(たいよう)(あらわ)れました。

太陽(たいよう)は、

ほっそりした白い月を()いかけるように、ゆっくりと上っていきます。

うすいオレンジ色とも、うすい水色とも()えるような、

そんな、ふしぎな色()いの空を、

月と太陽(たいよう)は、

(なか)()さそうにして、いっしょに(たか)く上っていきます。


うす(ぐら)(うみ)(そこ)で、

(とお)くの、()()けた空の(ほう)を1ぴきで見上げていた赤い魚は、

その(かお)を下ろしていき、まっすぐ(まえ)を見すえました。

そして、集中(しゅうちゅう)した(かお)つきになると、

砂地(すなち)(せん)の上を、

ふたたび、ポンポンと(およ)ぎ出しました。


月は、

きょうからしばらく、(よる)(あいだ)には(あらわ)れません。

(あさ)になってから上って、夕方(ゆうがた)になる(まえ)(しず)んでしまいます。

でも、それから何日(なんにち)()ぎれば、

(よる)の空に、

月は、ふたたび(あらわ)れるようになります。

雨の季節(きせつ)は、もう()わったのです。

ヒカリの魚とも、

また、()えるようになるはずです。



5日(いつか)()ぎました。

()れ。

サンカク(いわ)(ちか)くで、赤い魚は(あたま)(たか)くし、

(とお)くの、

(くも)ひとつ()い、オレンジ色の空を(なが)めています。

でも、(すこ)しすると、

(きゅう)(うし)ろを()(かえ)りました。

()ビレの下を見て、すぐさま(まえ)へと()(なお)し、

(あたま)(たか)くして空を(なが)め・・・、

また(すこ)しすると(きゅう)(うし)ろを()(かえ)り、

()ビレの下を見て、すぐさま(まえ)へと()(なお)し、

また(あたま)(たか)くして空を(なが)め・・・。

さっきから、

そんなことを、何度(なんど)何度(なんど)もくり(かえ)しています。


太陽(たいよう)(しず)(はじ)めました。

(あた)りも、だんだんと(くら)くなっていきます。

赤い魚は(あたま)(ひく)くしました。

目を上へ()けています。

(とお)くの(しら)んだ空の、ちょっと上、

うっすらと宇宙(うちゅう)の色がすけてきている空の、その中に、

(せん)のような(ほそ)い月が、くっきり白く()かんでいます。

赤い魚は、

その月を、じぃっと見ています。

月は、

(しず)んでいく太陽(たいよう)()って、空をゆっくりと下りていきます。


(よる)(おとず)れました。

月は、まだ空に(のこ)っています。

しかし、

もう、だいぶ(ひく)位置(いち)まで下りてきていました。

あと(すこ)しで、見えなくなってしまいます。

赤い魚は、

いっしょうけんめい、目をこらしています。

(あたま)(ひく)くしたまま、

まばたきもせず、じぃっと見ています。



(せん)のような月が、

そのまま、(うみ)()こうへ(しず)んでいきました。

赤い魚は、

(すこ)ししてから、

(ひく)くしていた(あたま)を、(しず)かに()こしました。

星空(ほしぞら)(ほう)を、

まだ、見ています。


しばらくして、

赤い魚は、ゆっくりと(うし)ろを()(かえ)りました。

()ビレの下に、目を()けています。

海草(かいそう)の、ちっちゃなシッポ()きの新芽(しんめ)()ちています。


赤い魚は、口を(ちか)づけていきました。

パクっと()いつきます。

しょんぼりとした(かお)で、口をモグモグと(うご)かしています。


新芽(しんめ)()()えた赤い魚は、

(よこ)()き、ポンポンと(およ)いでいきます。

そして、

練習(れんしゅう)(じょう)()くと、集中(しゅうちゅう)した(かお)をして、

いつもの練習(れんしゅう)をいつものように、せっせと(はじ)めました。



(つぎ)の日の夕()れ。

赤い魚は、

きょうも、サンカク(いわ)のところに()ています。

(とお)くの空はオレンジ色。

太陽(たいよう)は、もうすぐ(しず)(はじ)めます。


赤い魚は、

でも、そのオレンジ色の空は見ていませんでした。

上の(ほう)の、

すでに(よる)になりかけている、(こん)色の空を見ています。

月は、そこにありました。

きのうよりも、ちょっとだけふくらんでいます。

三日月(みかづき)です。


三日月(みかづき)は、

太陽(たいよう)からは(すこ)(はな)れた、(たか)いところにありました。

見えなくなるまで、

まだ、だいぶ余裕(よゆう)がありそうです。


赤い魚は、自分(じぶん)()ビレの下を確認(かくにん)してから、

また、(まえ)()きました。

(こん)色の空の、ポツンとした白い三日月(みかづき)を見上げて、

そのまま、(あたま)(ひく)くしました。



日が(しず)んでいきました。

(おく)れて、空の(すべ)てが(よる)色になります。

キラキラ(ぼし)で、いっぱいです。

そうして、そんな空の中、

三日月(みかづき)は、

ちょっとずつ下りていき、だんだんと(ひく)くなっていき、

やがて、

そのまま、見えなくなってしまいました。


赤い魚は、(すこ)ししてから、

(ひく)くしていた(あたま)を、ゆっくりと()こしました。

(うし)ろを()()きます。

()ビレの下にあった海草(かいそう)新芽(しんめ)に目を()け、口を(ちか)づけていき、

パクっと()いつきます。

モグモグと口を(うご)かし、()()えましたが、

赤い魚は、

その()で、じっとしていました。

だんだんと、うつむいていきます。

でも、

途中(とちゅう)(かお)を上げると、クルッと()きを()え、

いつもの練習(れんしゅう)(じょう)(ほう)へと、

元気(げんき)よく、ポンポンと(およ)いでいきました。



さらに(つぎ)の日。

赤い魚は、

サンカク(いわ)といっしょに、夕日に(かお)()らされつつ、

(たか)くの、白い月を見上げていました。

(ほど)なくして(よる)になり、そのまま時間(じかん)()ぎていき、

月も(しず)んでいきました。

(ほし)()かりが、

海底(かいてい)のサンカク(いわ)と赤い魚を、うっすらと()らしています。


(あたま)(ひく)くしていた赤い魚は、

しばらくして、

その(あたま)を、ゆっくりと()こしました。

(うし)ろを()(かえ)り、

海草(かいそう)()に、口を(ちか)づけていき、

パクっと()いつきます。

モグモグと、(しず)かに口を(うご)かしています。

そうして、

()()()えると、練習(れんしゅう)(じょう)(ほう)()()き、

海底(かいてい)をけとばし、ポンポンと(およ)いでいきました。


赤い魚は、

きょうも、ダンスの練習(れんしゅう)黙々(もくもく)(つづ)けていましたが、

でも、

やがて、途中(とちゅう)(うご)きを()めてしまいました。

(かお)をうつむけ、じぃっとし、

(すこ)ししてから、(かお)を上げ、

ポンポンと練習(れんしゅう)再開(さいかい)させたかと(おも)うと、

また()まって、

(かお)をうつむけ、じぃっとし・・・。


そんなことを、

その()は、何度(なんど)何度(なんど)もくり(かえ)していました。



赤い魚は、

それからも毎日(まいにち)夕方(ゆうがた)になるとサンカク(いわ)のところに()きました。

空が(くら)くなり、(よる)になり、

その()、月が(しず)んでしまうまで、

姿勢(しせい)(ひく)くしたまま、いっしょうけんめい()っていました。

けれども、

ヒカリの魚は、いっこうに(あらわ)れませんでした。


(あたま)()こした赤い魚は、

()をひるがえし、()ビレの下にあった海草(かいそう)()()べると、

うす(ぐら)い、ひっそりとした練習(れんしゅう)(じょう)()き、

1ぴきで、ダンスの練習(れんしゅう)を続けました。



数日後(すうじつご)

月が、半分(はんぶん)よりも(すこ)しふくらんだ(ころ)

赤い魚は、ついにガマンできなくなりました。

こわい(かお)をして、夜空(よぞら)の月を(おも)いっきりにらみつけて、

その口を、大きく()けていきました。


・・・。

・・・。

・・・。


赤い魚は、けれども、

ちょっとしてから、

そのまま口を、()じていきました。

こわかった表情(ひょうじょう)も、

いつの()にか、(もと)(もど)っています。

(とお)くの月を、

その大きな目で、

いとおしそうに、ただ見つめています。


月が(しず)みました。

(うし)ろを()(かえ)った赤い魚は、

()ビレの下の、海草(かいそう)()()べると、

()きを()え、ポンポンと(およ)いでいきました。

そうして、

何事(なにごと)もなかったかのように、ダンスの練習(れんしゅう)をせっせと(はじ)めました。



また、数日(すうじつ)()ちました。

その日は、(あさ)から空がちょっとずつ(くも)っていき、

(ひる)になると、(よわ)い雨がパラパラと()り出しました。


ダンスの練習(れんしゅう)中断(ちゅうだん)させた赤い魚は、

(かお)を上へ()けました。

空をおおっている(はい)色の(くも)を、じぃっと見ています。

そうして、しばらくしてから見上げるのをやめると、

(まえ)()き、真剣(しんけん)(かお)になって、

砂地(すなち)(せん)の上を、

ふたたび、ポンポンと(およ)(はじ)めました。



夕方(ゆうがた)

(あざ)やかなオレンジの日差(ひざ)しが、

サンカク(いわ)とその(よこ)にいる赤い魚を、(うし)ろの(ほう)から()らしています。

前方(ぜんぽう)砂地(すなち)に、

小さな赤い魚の(なが)(かげ)と、

すぐ(となり)にある巨大(きょだい)なサンカク(いわ)の、(なが)(なが)(なが)(かげ)(うつ)っています。

赤い魚は(かお)を上げて、(とお)くの空を見ていました。

(しず)んでいく太陽(たいよう)の、ちょうど反対側(はんたいがわ)の、

もう(よる)になった、(くら)い空を見ていました。

(くも)は、

(いま)は、まばら(・・・)になっていました。

小さな(ほし)たちが、あっちこっちで(かがや)いてます。


海底(かいてい)が、次第(しだい)(くら)くなっていきます。

砂地(すなち)()びていた小さな(かげ)と、その何十倍(なんじゅうばい)もある大きな(かげ)が、

自分(じぶん)(からだ)を、さらに(なが)()ばしていき、

それと同時(どうじ)に、

周囲(しゅうい)(くら)さの中へと、だんだんと()けこんでいきます。

赤い魚は、

()(かえ)って、()ビレの下を確認(かくにん)すると、

また(まえ)()き、

(とお)くの空へ、目を()けました。



(よる)になりました。

(ほし)(ひかり)だけの、ささやかな()かりの中で、

空を見上げたまま、()っていると、

それから()もなくして、

赤い魚の(かお)に、

うっすら白い()かりが、かかるようになりました。

月が(あらわ)れたのです。

月は、

出会(であ)ったときのように、まん(まる)でした。

ぽおっと(あか)るく、(やさ)しい(ひかり)(かがや)いてます。


赤い魚は、月を(なが)めていました。

姿勢(しせい)(ひく)くすることも(わす)れて、

その、大きくてきれいな2つの目で、

はるか(とお)くの、きらめく(ほし)たちの中に()かぶ白い月を、

まん(まる)(うつく)しい月を、

(うみ)(そこ)で、

サンカク(いわ)(ちか)くの砂地(すなち)で、

1ぴきで、

ただ(しず)かに、ずうっと(なが)めていました。



月が、

(うみ)()こうへ、(しず)んでいきました。

(あた)りが(くら)くなります。

赤い魚は、しばらくの(あいだ)

月のいなくなった夜空(よぞら)を、そのまま(なが)めていましたが、

やがて、

ゆっくりと、

徐々(じょじょ)に、(かお)をうつむけていきました。

下を()いたまま、じっとしています。

(うご)きません。



まっ(くろ)だった空が、だんだんと(こん)色に()わってきました。

砂地(すなち)の上で、

ずっと、うつむいていた赤い魚は、

その(かお)を、ゆっくりと()こしました。

そして、

そのまま、

夜明(よあ)(まえ)の、うす(ぐら)(うみ)(そこ)を、

1ぴきで、

ポン・・・ポン・・・と、(ちから)なく(およ)いでいきました。



()くる日の夕方(ゆうがた)

(くも)ひとつ()い、(うつく)しい夕空。

(しず)みかけの太陽(たいよう)が、

海底(かいてい)のサンカク(いわ)とその(まわ)りの砂地(すなち)を、きれいなオレンジ色に()め上げています。

ひっそりとしています。

赤い魚の姿(すがた)は、ありませんでした。



(にい)ちゃん」


「どうした?」


「赤いお魚さん、最近(さいきん)見ないね」


「うん、見ないね」


「もう、空を(およ)ぐお魚さんになっちゃったのかな・・・」


「・・・たぶん」


「この(うみ)には、二度(にど)(もど)ってこられないんだよね?」


「うん・・・」


「ちょっと(さび)しいね」


「うん、ちょっと(さび)し・・・って、

 あっ、あーっ」


(にい)ちゃん?」


「・・・ふぅ、(あぶ)なかった」


「もー、しっかりしてよ。

 こんな調子(ちょうし)で、ホントにだいじょうぶなの?」


「だいじょうぶだ。

 もう、コツはつかんだ」


毎日(まいにち)つかんでるじゃん・・・」


「なんか()ったか?」


「ううん。

 (ぼく)(なに)()ってない」


「そっか。なら、いいんだ。

 (つぎ)のダンス大会(たいかい)は、オレたちが優勝(ゆうしょう)しような」


「うん!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ