散歩の千二百七十話 大教会に到着です
馬車に乗って大教会に着くが、どうやら僕たちが一番乗りだったみたいです。
他の馬車はまだなので、僕たちは早めに大教会に入りました。
「「「「「おはよーございます!」」」」」
「うむ、おはよう。今日も元気じゃのう」
出迎えてくれた教皇猊下に、ちびっ子たちも元気よく挨拶をします。
そして、スーが一歩前に出ました。
「教皇猊下、本日はお招き頂きありがとうございます」
「こちらこそ、スーザン殿下をはじめとした面々には感謝しておる。何せ、ゲス枢機卿一派を壊滅させたのじゃからのう」
スーと話す教皇猊下も、とても良い笑顔だ。
それだけ、ゲス枢機卿一派は悩みの種だったのだろう。
まだ時間があるので、僕たちは最前列の長椅子に座って他の人達が来るのを待ちます。
王妃様も来るので、今日の大教会は警備もとても厳重です。
うちの馬もフリー状態にしているから、何かあったら直ぐに駆けつけるはずです。
すると、次にやってきたのはこの人でした。
「皆様、おはようございます。遅くなり申し訳ありません」
「「「「「おはよー!」」」」」
シャーリーさんが、司祭服に身を包んで僕たちに挨拶をしてきました。
ちびっ子たちも元気よく挨拶をし、この人もシャーリーさんに声をかけました。
「聖教皇国で、よく頑張った。そなたの活躍があったからこそ、司祭になったのじゃ」
「教皇猊下、ありがとうございます」
シャーリーさんは、教皇猊下に深く頭を下げました。
シャーリーさんは昨日も王城の帰りに大教会に顔を出したそうで、教皇猊下も歓迎したそうです。
その間に、リアーナさんたちも続々と大教会に姿を現しました。
みんなも挨拶をするのですが、ここで気になった事がありました。
「スー、王妃様ってこんなにも到着が遅いんだっけ?」
「いえ、既に王城を出たとお兄様から連絡を受けております」
ある意味主役とも言える王妃様の到着が遅く、教皇猊下もかなり気にしていました。
ヘーベル枢機卿が王妃様の出迎え役なんだけど、そのヘーベル枢機卿も外に出たままです。
すると、聖騎士が慌てた様子で大教会の中に入ってきたのです。
「教皇猊下、大変です! 王妃様の馬車が、賊に襲われました」
「なんじゃと!?」
ちょっと待て、とんでもない大惨事じゃないですか。
僕たちも、急いで大教会の外に出ました。
王妃様の馬車にはいつも護衛がついているから、恐らく大丈夫だと思うけど……
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