散歩の千二百六十九話 賑やかな朝の一時
ペシペシ、ペシペシ。
「うーん……うん?」
「うにゅ?」
翌朝、僕はブレアちゃんの顔のドアップで目が覚めました。
どうやら、ブレアちゃんは先に起きて僕の身体によじ登ってほっぺたを叩いていたみたいです。
ブレアちゃんは、昨晩僕と一緒に寝ると全身でアピールしていました。
僕は、むっくりと体を起こしてブレアちゃんを胸の上から下ろします。
「じゃあ、オムツを替えて朝食に行かないとね」
「あい!」
僕は、アイテムボックスから獣人用のオムツを取り出してブレアちゃんのおむつ交換をします。
みんなも、久々に自室のベッドでゆっくり寝れたかな。
そんな事を思いながら、僕はオムツを替えたブレアちゃんを抱っこしながら部屋を出ました。
「シュンさん、お父様から連絡がありました。私たちに文句を言った貴族は、職務の無断離席など複数の件で謁見には参加しないそうです。一定期間、公務などに参加させずにひたすら仕事をさせるそうです」
朝食時に、スーが昨日の貴族に関して教えてくれた。
僕たちに詰め寄った件がなくても、普通に仕事をサボっていたんだ。
何にせよ、少し懸念がなくなったと言えます。
でも、明確に僕たちに敵意を見せたので注意が必要ですね。
「今日の奉仕活動に関しても、問題を起こした貴族の関係者は参加禁止になっています。まあ、こればかりは致し方ないかと」
帰国初回の奉仕活動で問題を起こされたら、それこそ大惨事になります。
でも、あの貴族が大人しくしているとは思わないんだけどなあ。
「みんなも、悪い人には気をつけるんだよ。何かあったら、近くの大人に言うんだよ」
「「「「「もぐもぐ、はーい」」」」」
念のために、ちびっ子たちにも注意するように言っておきます。
勘の鋭いちびっ子たちだから、異変があれば直ぐに気がつくはずですね。
朝食を食べ終えた後は、着替えて大教会に向かいます。
「着替えられないよー」
「羽が引っかかるよ」
「パパ、角が……」
フランたちの着替えも、何故か僕がやることになります。
しかも、今日はドレスだから着替えさせるのがとても大変です。
四苦八苦しながら、何とか着替えを終えました。
「お、お待たせ……」
「シュンさん、大変だったみたいですね」
既にクタクタの俺を見るなり、スーも苦笑しています。
すると、スーがスッと僕の襟を直してくれました。
「糸くずもついていました。これで大丈夫です」
僕の服を直し、スーは満面の笑みです。
うん、シロたちももう何も気にしなくなりましたね。
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