散歩の千二百六十八話 邪魔者とようやくの帰宅
その後も少し談笑して、今日は解散となります。
リアーナさんたちの屋敷からの迎えの馬車も到着したけど、僕たちは既に馬車があるから大丈夫です。
「じゃあ、お姉ちゃんと一緒に手をつなぎましょうね」
「「あい!」」
ガイちゃんとブレアちゃんは、スーと手を繋いでとってもご機嫌ですね。
「では、また明日大教会に向かいます」
「うむ、待っているぞ」
「バイバーイ」
僕は、陛下たちに挨拶をして応接室を後にしました。
そして、馬車に乗り込もうと王城の玄関に行った時でした。
「ふん、大した事もしていないクセにチヤホヤされやがって!」
「「「「そうだそうだ!」」」」
馬車の目の前で、太った五人の貴族が僕達を睨見つけていたのです。
絶対に、謁見で僕達を睨見つけていた貴族ですね。
謁見の間で何も言えなかったから、わざわざ馬車の前まで待っていたんだ。
「「ブルル……」」
どうどう、こいつらをぶっ飛ばしていいかってそんな不穏な事を言わないの。
どうしようかなと思ったら、別方向から助っ人がきたのです。
「こらー! お前ら、こんなところで仕事をサボっていやがって!」
「「「「「げっ……」」」」」
複数の貴族がこちらにやってきたけど、どうやら僕達に文句を言った貴族はわざわざ仕事をサボって文句を言ってきたみたいですね。
脱兎の如く逃げて行ったけど、本当に何をしたいんやら。
「スーザン殿下、大変申し訳ありません」
「いえ、私達は大丈夫です。後はお任せします」
「はっ」
あんな部下を持つだなんて、上司の人も大変ですね。
念のために通信用魔導具で偉い人に連絡したし、後はお任せです。
という事で、改めて馬車に乗り込んで屋敷へと向かいました。
「皆様、お帰りなさいませ。長旅お疲れ様でした」
屋敷に着くと、ワイアットをはじめとする使用人の面々が僕達を出迎えてくれました。
何だか、とってもホッとする光景ですね。
僕達も、部屋に戻って普段着に着替えます。
「リルムちゃんも、とっても大きくなりましたね」
「お陰様で、こうしてすくすくと育っております」
「あぶあぶ」
応接室に行ってリルムちゃんと触れ合っていますが、首が座ってきました。
そのうち、元気よく屋敷を歩くようになるでしょうね。
リリスさんも、産後の調子も良さそうです。
ガチャ。
「シロも、リルムちゃんを抱っこする!」
「「「「「抱っこする!」」」」」
「「
すると、シロたちも着替えを終えて応接室にやってきました。
あっという間に賑やかになってきましたね。
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