散歩の千二百六十七話 ジェフちゃんたちと再会します
その後も、特に問題なく話が進みました。
幸いにして、僕たちに向ける視線の主は今日は何もしてこないつもりみたいだ。
「それでは、五日後に改めて謁見を開く」
「「「「「はっ」」」」」
到着の謁見自体は直ぐに終わったので、何かあると五日後になりそうです。
この後応接室に移動するから、陛下にも話をしておこう。
ということで、僕たちも応接室に移動します。
「スーおねーちゃん!」
「「パー!」」
応接室に入ると、ジェフちゃん、ガイちゃん、ブレアちゃんたちから熱烈な歓迎を受けました。
ガイちゃんとブレアちゃんも、王城に来ていたみたいですね。
ジェフちゃんは、王妃様にも抱きついてから席に座りました。
その王妃様は、マリアちゃんを抱っこしてご機嫌ですね。
「「へへへ!」」
僕はというと、両膝の上にガイちゃんとブレアちゃんを乗せています。
二人ともとてもご機嫌なのですが、スーやシロも二人と触れ合いたいみたいですね。
「さて、皆の帰還を改めて嬉しく思う。どっかの馬鹿のせいで大変な道中だったらしいが、結果的には大成功と言えよう」
陛下も、とてもホッとした表情ですね。
国家に関わることとはいえ、まさか王妃様が僕たちのところに駆けつけるとは思ってもいなかったでしょう。
「シュンの気がついた視線の主は、スーを自身の家の嫁にと考えている下心のある奴だ。余の席からも、悔しそうな表情がよく見えたぞ」
「あのタヌキどもは、息子にも下世話な提案をしたほどじゃ。権力と金が大好きなものじゃぞ」
そして、僕が感じた視線の件は陛下や王妃様ももちろん感じていた。
スーたちも気がついていたらしく、不快なものだと言っていた。
「奴らは、ビクトリアが駆けつけた件でスーとシュンを攻撃するつもりだろう。だが、国家の主権に関わる話だと理解できていない。その時点で駄目だ」
おおう、陛下は視線の主をバッサリと切り捨てたよ。
確かに、僕やスーでは主権に関する話はできない。
だからこそ、王妃様が出てきたんですよね。
「それとは別に、テロ対策は進める。被害があってからでは遅い。そのために、奉仕活動という罠を張る」
明日大教会に到着の報告に行き、そのまま奉仕活動を行うことになったそうです。
確かに、タイミング的にも罠を張るには良いですね。
もちろん、僕たちもやる気満々です。
「そうそう、シュンには聖教皇国で出したというスープを作ってもらう。聖教皇国に行ってきたという、何よりもの証拠だ」
「畏まりました」
既に大教会側が材料の手配をしているらしく、教皇猊下も懐かしいと言っていたそうです。
ここは、僕も張り切って頑張らないといけないですね。
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