散歩の千二百六十六話 王城への到着と謁見
休憩も十分に取り、僕たちは馬車に乗り込んで王都郊外の軍事基地からいよいよ王城へと向かいます。
事前に、きちんとした服に着替えておきます。
パカパカパカ。
「「「「「ついたー!」」」」」
そして、いよいよ防壁の門を潜って王都の中に入りました。
ちびっ子たちも、久々に見る王都の景色に大興奮ですね。
僕も、懐かしい光景に思わずホッとしました。
すると、防壁のところでこの人が姿を見せました。
「それでは、王城まで我々も護衛に加わります」
「「「「「はーい!」」」」」
騎士団長のガンドフ様が、護衛を引き連れながら王城まで僕たちを先導してくれます。
どんどんと懐かしい人に会い、ちびっ子たちもテンションが上がってきました。
目の前に王城が見えてきて、段々と大きくなってきました。
無事に王城の玄関に到着し、僕たちは馬車から降ります。
「それでは、謁見の間までご案内します」
「「「「「はい!」」」」」
王城の役人が僕たちを出迎えてくれ、そのまま後をついていきます。
久々の王城なので、僕は何だか緊張してしまいます。
こう言う時、緊張せずずんずんと進むちびっ子たちがとても羨ましいです。
謁見の間の前で少し待つことになり、このタイミングで王妃様が話をしてきました。
「報告は、妾が行うぞ。スーとシュンが話すことはあるだろうが、そこまで多くないはずじゃ」
これはとても助かる。
僕が色々と話すには、流石に荷が重いだろう。
「聖教皇国派遣団のご入場です」
ギギギギ。
ちょうど王妃様と話し終えたタイミングで、目の前の豪華な扉がゆっくりと開いた。
今日は集まれる貴族のみ集合しているので、謁見の間にいる貴族はそこまで多くはなかった。
僕たちは、王妃様を先頭に絨毯をゆっくりと歩いていきます。
絨毯の切れ目についたところで、僕たちは膝をつきました。
「一同、面をあげよ」
陛下の声で、僕たちは顔を上げました。
陛下は満足そうな表情をし、王太子様、王太子妃様も少し柔らかそうな表情をしています。
王太子妃様の隣にいるジェフちゃんは、とっても良い表情でニコニコとしていますね。
「恐れ多くも、陛下に申し上げます。ただいま、聖教皇国より帰国したことを報告します」
「うむ、大義である。道中、ゲス枢機卿一派による妨害行為があったと聞く。こうして元気な姿を見、余もホッとしておる」
「もったいないお言葉でございます」
王妃様が到着の挨拶をし、陛下も満足そうに返事をしています。
おやおや?
何人か、不穏な空気を発している貴族がいるぞ。
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