散歩の千二百六十五話 王都郊外の軍事基地に到着しました
その後も順調に西の辺境伯領から王都への帰路は続き、遂に王都郊外にある軍事基地までやってきました。
王都まであと少しだけど、休憩を兼ねて軍事基地に立ち寄ります。
「王妃様、スーザン殿下、皆様、西の辺境伯領からの長旅お疲れ様でございます」
「うむ」
軍事基地の応接室で、トーリー様が僕たちを出迎えてくれました。
王都にいる顔見知りの人と会うと、本当にホッとしますね。
「この後の予定ですが、一時間後に軍事基地を出発して王都へ向かいます。王城到着後、謁見の間にて報告を行います。歓談を経て解散となり、後日懇親会が開かれる予定です」
「うむ、連絡を受けていた内容と相違ないのじゃ」
基本的に、帝国から帰国した時と同じ内容ですね。
教会にも報告に行かないといけないけど、僕たちの主君は陛下なので先ずはそちらが優先です。
「懸念されている通り、ゲス枢機卿一派の残党が何かをする可能性はあります。既に巡回は強化しており、大教会におきましても聖騎士が厳重警戒をしております」
「今は、その対応がベターとなるじゃろう。何にせよ、町の者に被害を出してはならぬ」
王妃様の言う通り、とにかく周りの人に被害を出さないようにしないといけません。
僕たちも巡回の協力はするし、ゲス枢機卿一派の悪あがきを止めないといけません。
「その他につきましては、いつも通りの対応となっております。なお、陛下が王妃様とシュンが遠隔で仕事をしてくれたのでとても助かったと言っておりました」
「ある意味、通信用魔導具の可能性を探った結果と言えよう。今後も、開発担当に研究を怠らないように通知を出す」
まさか、異世界でリモートワークをするとは思わなかった。
これで、明日出勤したら書類が山積みだったら泣きそうです。
トーリー様の話はこのくらいで、僕たちはお茶を飲んだりお菓子を食べたりして体を休めます。
「「「「「ハグハグハグ」」」」」
それにしても、フランたちはよくお菓子を食べますね。
馬車の中で勉強をして疲れたのもありそうだけど、食べ過ぎには注意です。
「そうそう、ジェフ殿下と近習がシュンのお菓子を食べられなくて不満そうにしていた。帰ったら、シュンに頼むと言っておったぞ」
あー、何となくその様子が分かりますね。
流石に今日はお菓子を作る余裕がないから、出すにしても明日になりそうです。
あと、スーたちも遠慮なくお菓子を食べているけど程々にしましょうね。
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