散歩の千二百六十話 いよいよ王都へ出発です
いよいよ、辺境伯領から王都に向かう日がやってきました。
僕達は、朝から出発の準備を整えます。
「お姉様、本当にお世話になりました」
「お世話になったのは、私達の方よ。道中気をつけてね」
スーは、エミリア様と色々と話をしていました。
ゲス枢機卿一派が引き起こした辺境伯領のゴタゴタも収まったし、暫くは安定に向かいそうですね。
「ケントよ、頑張ってマイクとランの面倒をみるのじゃよ」
「うん! 僕はお兄ちゃんだから頑張るよ!」
王妃様も、孫のケントちゃんに色々と言っていました。
ケントちゃんは、何も問題がなければ年末の辺境伯様の王都会議に同行する事になりました。
マルちゃんと一緒に、頑張って勉強もしましょうね。
トリアさんも、また妹などの面倒をみるそうです。
「お馬さん、準備できた?」
「「ブルル」」
うちの馬は、パートナーとなった牝馬と一緒に馬具を装備していました。
しっかりと馬車の引き方を教えると、こちらも張り切っていますね。
「じゃあ、そろそろお母さんのところに戻りましょうね」
「「ぶー」」
僕はというと、何故かマイクちゃんとランちゃんを抱っこしていました。
二人とも、マリア様に預けるととても不満そうな表情をしていました。
今度会った時は、きっととても大きくなっているはずですね。
では、僕達も馬車に乗り込みましょう。
ヘーベル枢機卿が率いる聖騎士団も、準備完了です。
「「「「「行ってくるねー!」」」」」
「いってらっしゃーい!」
ちびっ子達らしい元気のよい挨拶で、馬車はゆっくりと出発しました。
今日は天気もとてもよく、風もとても心地よいですね。
「「「「「ばいばーい!」」」」」
「「「「「ばいばーい!」」」」」
馬車が孤児院の前に差し掛かると、これまた子どもたちが元気よく挨拶をしてくれました。
孤児院の子どもたちも、元気よく育って欲しいですね。
こうして、僕達を乗せた馬車は無事に領都を出発しました。
「後は、王都に向かうだけだよ。みんなも、もう少ししたら勉強を始めようね」
「「「「「えー!?」」」」」
ちびっ子達は聞いていないよとブーブー文句を言っているけど、王都にいるジェフちゃん達に負けないようにしないといけないもんね。
こうして、みんなでワイワイとしながら西の辺境伯領を出発しました。
王都への旅も、遂に最終段階ですね。
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